音楽
>「X JAPAN」復活 年内にライブ
6月4日6時5分配信 スポーツニッポン
97年に解散した人気ロックバンド「X JAPAN」が復活する。年内に新作を発表し、ライブを開催予定。98年に死去した元ギタリスト、hideさん(享年32)への追悼曲の製作も進めている。復活について、元リーダーのYOSHIKI(年齢非公表)は本紙の取材に「慎重にファンの意見を聞きつつ準備を進めている」と明かした。
解散から10年。YOSHIKIは「ぼくの意志は固まっている。ファンの人生でもあったバンドだから、慎重に意見を聞きつつ復活の準備を進めている」とし、初めて「復活」の言葉も口にした。
今年3月には、米ロサンゼルスで元ボーカルのTOSHI(41)を招いた。hideさんに向けて作詞、作曲した「WITHOUT YOU」をピアノで演奏しながら、TOSHIに歌わせた。
「インスト(伴奏だけで歌なし)で(98年にソロアルバムで)発表した曲だけど、もともと詞は作っていて、誰かに歌ってもらいたいと温めてきた。TOSHIに歌ってもらったらパズルがスパッとはまった感じ。ジーンときた」。居合わせたスタッフによると、TOSHIも涙を流しながら歌唱していたという。
2人の再会は昨年11月。その後もたびたび電話で連絡を取り合ってきた。
今後はギタリストのPATA(41)、ベーシストのHEATH(39)も合流し、解散時のメンバーでの復活が内定。hideさんのパートについては「ゲストを迎える形がいいと思う。1回のライブで10数人とか」と構想を明かした。
復活ライブは年内にロスからスタートする見込み。TOSHIの歌声を入れた「WITHOUT…」も発売する予定だ。実現すればX JAPANとしての新曲は、97年大みそかの解散公演で披露された「THE LAST SONG」以来となる。
YOSHIKIは「hideが亡くなってから、ファンからは“再結成したら殺す”とか“再結成しなかったら死ぬ”とか、どっちにしても過激な意見が多かった。安易に判断できないと思って、何も前に進めない自分もいた。(X JAPANの)復活は自分にとってのけじめでもある」と明かした。
これが事実なら素直にウレシイ。実わワタシはX JAPANのファンであった。YOSHIKIの織りなすクラシカルメロディとハード系のリズムの融合はかなりのワタシ好みだったのである。ロックやヘビメタ系のファンにはネタ扱いされる傾向があるが、ワタシには間違いなくNo.1のアーティストのひとつであった。
hideが亡くなったのが1998年。すでに9年も経っているんだ。まだたしかワタシは学生で青葉台の駅でその事実を知った。ゴスロリ系の格好をした女子が号泣していたのだ。YOSHIKIとは好対照であったhide。彼の遺作、「ever free」とその作品を用いたトリビュートアルバムはちょっとジンときたよ。最後に収録されているYOSHIKIのピアノ演奏、「GOOD-BYE」にはなんだか"平穏"を予感させるライン、それは彼のhideへの想いなんだろうな。
たしかYOSHIKIはとーっても激しい性格で、ティーンエイジの頃は相当のワルだったとか。それ以来のTOSHIとの友達関係、そして解散以来のその破綻。そんなときを経ての"復活"は自分的にかなりうれしかったのである。
La'cryma Christi、解散を発表!!
1994年に結成。そのポップ&ハードでエッジの効いたサウンドが大人気をよんだ La'cryma Christi。1997年のメジャーデビュー後はよりファン層を広げ、チャート上位に多くの作品を送り込んでいた彼らだが、2007年1月をもって解散することが明らかになった( 写真はこちら )。
これまで、音楽性も性格も異なるメンバーが、一人ひとりの意見を尊重し、「キリストの涙」というバンド名のLa'cryma Christiのなかでそれぞれの思いを表現してきた。しかし、今後の音楽性や活動方針を協議した結果、それぞれが違うビジョンを思い描いている結果になり、このほど解散する事になったという。
彼らは「応援していただいたファンの皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。13年間、La'cryma Christiが存在した証を、1月まで全力でぶつけていきます。残り少ない時間ではありますが、最後までLa'cryma Christiを見守っていただければ幸いです」とコメント。
この11月からはラストを飾る全国ツアー「La'cryma Christi TOUR [WHERE THE EARTH IS ROTTING AWAY]」がスタート。1月には東京でラストライブが開催される予定だ。
◆La'cryma Christiオフィシャルサイト:http://www.lacrymachristi.jp/
La'cryma Christiが解散だってねぇ。ってゆーか、まだ活動してたんだ。メジャーデビューの頃だったかな?ラボから帰ってくると深夜番組のMTVかなんかでメジャーデビュー曲の「南国」のPVが流れていたんだよね。あれって97年かよ!!
なんとなくココロに残るメロディラインで、よく聴いてたなぁ。NYCのBook OffでもベストCDの中古を見つけたんで、今持っているiPodにも入っているよ。
ちょっと懐かしかったのでした。
さて本題に入ろう。このシーンで演奏される曲がパッヘルベルの「カノン」である。ヨハン・パッヘルベルはここに経歴が記載されていた。この「カノン」であるが有名な曲でクラシックファンでなくても多くの人たちが耳にしたことがある曲ではないだろーか?元々は「カノンとジーク」という3つのヴァイオリンと通奏低音のための楽曲であり、たしか「ジーク」の方は舞曲という意味だったと思う(不確かだよ)。
このパッヘルベルの「カノン」であるが、数多くの現代風アレンジがなされている。ここで紹介するのは4人組女性によるカルテット「Bond」だ。きっかけはジャケ買い(中身を吟味せずにジャケットのみの体裁で購入すること)ではなくて、だれかのメルマに紹介されていたことがきっかけである。この手のクラシック音楽を現代風にアレンジするというスタイルはTMN時代のコムロやX JAPANのYoshikiもやっていたが、このBondはどちらかといえば葉加瀬太郎のいた「KRYZLER&KOMPANY」や「The Eccentric Opera」などが近いスタイルである。
その「Bond」のアルバム、「Classified」にある「Lullaby」という曲がこの「カノン」ベースの楽曲である。ワタシはアレンジとしては気に入っているが、やはり「カノンとジーク」は電子楽器を利用しない古楽器のカルテットでハイテンポでの演奏が好きかな~。
さてその女の子(Lexiという)と精製中にビールのハナシになった。彼女のフィアンセは大のマイクロブルワリ好きらしく、彼女もその彼の影響を受けてか、(モンタナ州の)ブルワリについて詳しかった。わたしもブルワリマニアなので、彼女の情報はとっても貴重だった。しかも、彼女はこのクリスマス休暇をボーイフレンドの実家(Great Falls)で過ごすとのこと。その際に近くの町にあるブルワリに行く機会があればグロウラー(ハーフガロンのお持ち帰り用の瓶)を買ってきてくれるとのこと。おおっこれだよ!と心の叫びがワタシの中で響くのであった。
ところでこのLexi、昨日が冬至であることを教えてくれた。(ワタシはといえば、そんなことも気がつかなかったのだが_| ̄|○ )「明日から太陽の出ている時間が長くなっていくのよ。」とかなり前向きな意見。たしかにそう考えるといいね~。それに昨日、今日となんだか暖かくなってきたので、ココロはちょっと弾んでいたしね。
そんな感じで今週はもう半ばだね。クリスマスも今週の日曜日かな。クリスチャンではないので、個人的には「ああ~、年の瀬なんだな~」という程度しか感じていないのだが、街はクリスマス色。そんなワケでちょっとクリスマスに関する音楽でも紹介しよう。以前、紹介したG. F. Händelのオラトリオ「メサイア」はかなりの人たちに親しまれていると思うのだが、J. S. Bachの「マタイ受難曲」はどちらかといえばあまりポピュラーではないのではないだろーか?この「マタイ受難曲」は新約聖書(New Testament)の最初にあるマタイ福音書(Matthew)を元テキストとして成立した楽曲だ。したがって「メサイア」よりもさらに宗教色が強い。
「マタイ受難曲」は全曲を通して聴くと非常に長くLP時代で5枚組とかであった記憶がある。この「マタイ受難曲」で伝説的な演奏といえば、オランダのメンゲルベルグ(Willem Mengelberg、四大指揮者の一人といわれている)指揮による演奏が伝説的とまで言われているが、残念ながらワタシはこの録音を聴いたことがないのである。(ホントーに残念!)ワタシが最初に聴いた演奏はアマゾンのリンクにあるリヒター(Karl Richter)指揮のアルヒーフ盤である。(たしか区立の図書館で借りてきてぶっとおして聴いた。)だが購入したのはフルトヴェングラー(Wilhelm Furtwängler)盤であった。どーもたしかこの録音はあまり評価されていなかったみたいだが、実家にLPでおいてある。
当時は音楽的な評価ができるわけでもなく(いまでもそうだが)、ただただ一所懸命になって対訳を追いながら聴いたものである。このおかげで聖書のマタイ福音書およびヨハネ福音書(これはやはりリヒター盤のヨハネ受難曲を聴いた)の内容を知るに至ったのである。
この「マタイ受難曲」、当然ながらバロック演奏家の巨匠たちがやはり演奏している。とくに「メサイア」で引用したガーディナーやアーノンクールなどの古楽器の旗手たちも演奏しているので、興味は尽きないのだが最近はそんなCDも聴く機会がないな。でもこのクリスマス、こんな音楽三昧もイイかも。
ハナシはポップスになるが、クリスマスならばワム!の「ラストクリスマス」とかマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」とかも日本にいた頃はなんとなくよく耳にした。
こんな軽やかなメロディもまた一興である。ちょっと「マタイ受難曲」などどはずいぶん雰囲気が違うけどね。
さてさて最後にサイエンスのお話。結構、学術の世界で話題になっていた事件。例のES細胞のねつ造論文である。
ES細胞論文は虚偽 ソウル大が発表
【ソウル23日共同】韓国ソウル大の黄禹錫教授チームの胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究をめぐる疑惑を調査している同大調査委員会は23日、黄教授らがクローン技術で患者の皮膚細胞から11個のES細胞をつくったとする論文内容は虚偽だったと発表した。
論文は5月の米科学誌サイエンスに掲載。同大の調査によると、論文はES細胞2個のデータを基に作成したもので、2個が本当のES細胞かどうかもDNA検査などで確認する必要があるとした。
韓国のYTNテレビによると、黄教授は同日、同僚教授に辞意を伝えた。
調査委は「科学の基盤を傷つける重大な行為」と批判。人のクローン胚から世界で初めてES細胞をつくったとした2004年の論文や、今年8月に世界初のクローン犬を誕生させたとの研究についても調査するという。
あ~あ、ついにやっちゃった~、というのがワタシの感想。でもたしかにScienceとかは世間では一流紙と言われているし事実そうなのだが、純粋な学術的観点からいえば、ちょっと違うんだよね。まあぶっちゃげたハナシ、ScienceとかNatureは一般向けの色彩が濃いのだよ。だからもし学術的な議論が必要で、それらに掲載された論文を読むと、もしかしたら必要な詳細な記述がないことの方が多いのだ。そうこれらの雑誌にはインパクトが大きいものが掲載されるためである。だから詳しい実験の状況とか議論を知りたければ、その世界の専門誌に結局、当たらなければだめだとゆーこと。
ワタシは黄教授の論文を実際には読んでいないが、アメリカ化学会発行のChemical & Engineering Newsでは"限りなくグレーであること”を指摘していたね。でもこれは研究内容とゆーよりも、倫理的問題についてだった。だからScience誌掲載の論文がたとえねつ造だったとしても、ほかの結果はまだなんともいえないのではないだろーかね。まー期せずして弁護しているカタチだが、ほかの専門誌に投稿された論文についても詳細に検討すべきだと思うよ。共同通信に記載されている"三段論法的帰結”ではなくてね。
cooyou
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