米国けんきゅうにっき

はじめまして!2001年に日本を飛び出し米国へ。研究分野は化学でしたが、2005年のはじめに職場を東海岸から山の中へ移し、その際に研究分野も大きく変えました。そして2010年に結婚とグリーンカード取得。さらにさらに2011年夏に再び1800マイルを東に向かい、新天地、ミシガンに生活の場を移しました。せっかくの貴重(?)な人生なので、日々の出来事を残しておくことができれば幸いです。

思い出(旅行編)

静かなキャビン

 今日は時差ぼけがヒドい。お昼ごろに日本から戻ってくる学生を空港までピックアップに行ったのだが、眠いやら頭がイタいやらで、ちょっとつらいねぇ。夕方になって論文の草稿を読んでいたのだが、気がついたら意識を失っていたらしく、部屋の電灯が消えていて(ヒトの動きを感知するセンサーがついているのだ)、ちょっとキモかった。

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 今日のエントリは6月の終わりにKalispellでひらかれた元同僚のEricとJoyceの結婚式レセプションにMぽんを連れて参加するため、北方を目指したお話。いきなりBozemanからKalispellに行くのは疲れるので、途中の適当な場所で泊まろうということになった。

 で、決めたのがOwl Creek Cabinというところ。最初はキャンプにしようか悩んだのだが、たぶん寒いだろーし、雨が降ったらイヤだなと思ったので、適当な安いキャビンを探したら、ここにいきついた。Flathead Lakeの近くだが、そのそばにSwan Lakeというモンタナのリゾート地のすぐそばに所在している。

 ずいぶん陽の高いウチにSwan Lakeエリアまでやってきたのだが、このキャビン、なかなか見つからなかった。まあ地図でちゃんと確認せずにやってきたのも悪かったのだが、それ以上にわかりにくい場所にあるのだ。所在地はOwl Creek Packer Campground内ということだったが、このキャンプ場の半ばうち捨てられたような状態の場所......たどりついて少し不安になった。

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Owl Creek Cabinうち捨てられたCorral荒れホーダイのキャンプ場

 キャビンそのものはなんだかきれいなんだな~。で・も!周りの風景が何ともいえない寂しさが......特に馬の囲い(corral)の錆つき具合がねぇ。また周りを見渡すと草が生えホーダイになったキャンプ場。一応、トイレがいくつか点在しているのだが、キャビン専用のトイレが特に汚く、ほかのトイレを利用してしまったのである。

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内部も意外とキレイコンロに生活感が......まあベッドはテントよりましか

 内部は驚くほどの生活感漂う感じ......外の荒れ具合とは対照的だ。たぶん長期滞在者がいるんだろーなぁ。

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スノーシューの飾り馬蹄鉄の飾り鍵の収納容器

 このキャビン、ところどころ細かいところはなかなかオサレなんだが、立地が悪い気がする。すぐそばに、盛況なキャンプ場があるのに、ココだけはなぜか廃墟然としているのだ。でもキャビン自体は改装したてで、いい感じだし、もうちょっとまわりが整備されてればねぇ......ああ、モンタナでは馬をクルマのトレイラーに入れて移動するヒトもいる。これはトレイルを自前の馬で移動するためだ。こんなモンタニアンにはこのcorralは利用価値があるのかもしれない。

 最後に、もし日本人でこのキャビンにこられるという酔狂な方に耳より情報だ。予約をすると返ってくるメールに4桁の番号があるはずだ。これはキャビンのドア、左にある数字錠付きの容器の番号だ。この容器の中に部屋に入る鍵がある。初めてだとわからないかもしれないので、ここに記しておこう。私たちが帰るときは、でっかい蛾がこの容器の上で休んでおり、キモかった......

にゅ~くりあ~パワープラント \(^o^)/

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 先日、オリンピック国立公園に向かう道でのことである。運転していた友人が突然、「イヤなものを見た」と言った。果たしてそれは何なのか?(^^)ハイ、なんと原子力発電所です。場所はもうオリンピック国立公園の目と鼻の先、Elmaとゆー町だ。ワシントン州の州都、Olympiaからクルマで小1時間くらい。丘の上に突然、現れた巨大な冷却塔。友人は行ったことがあるのだが、ワタシは東海岸に居た頃に訪れる機会を逃してしまったThree Mile Islandの原発。そう世界で初めて事故を起こした原子力発電所だ。まさにこの出会い(?)はワタシがThree Mile Islandに行けなかった代わりに天が与えてくれた機会だったのではないであろうか?(注:ワタシは原発マニアではない)
 何はともあれ、余裕で通りすぎたのだが、気になったのはなんで国立公園の目の前にそんな自然保全とは正反対のものが存在するのか?しかもこの公園はUNESCOにより世界遺産として登録されているのである。気になったので調べてみることにした。

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 まずは位置のおさらいだ。またまたGoogle Earthのお世話になろう。このようにホントーにオリンピック半島のたもとにある。それ以上に、SeattleやPortlandといった大都市の比較的近くにこのような施設があるとゆーのもなんだか不気味だ。

 なーんて不安をあおるよーなことを書いたが、調べて行くうちに隠された事実がわかったのだっ!!まず施設の名前はSatsop Development Center。そうすでに発電施設ではないのだ。実はこのプラント、ちょっとカナシイお話がある(ノД`;)
 1970年代に当時として最大規模の原子力発電施設の建設がWashington Public Power Supply Systemという会社により発案された。Olympiaの西に計5器の核反応炉を建設するというもので、予算は240億ドルにもふくらんだ。しかしながらその直後に起こったThree Mile Islandの事故により民衆の大反対に遭い、この計画は頓挫することになる。結局、ここの146メートルにもなる炉の冷却塔は使用されることがないまま放置されることとなったのである。現在では西からやってくる国際線のSeattle進入への目印として利用されているとか。今はSatsop Development Parkとゆー名前に変わり、ビジネスパークとして生まれ変わっている。そのサイトの紹介文を引用しよう。

"It was the tower's elegant curves that inspired the Satsop Development Park architects in their design of this unique business park. What they designed was an environmentally friendly business park - with international connectivity and acres of growth potential - in a low density, employee friendly, rural environment. "



 平和の象徴(^∀^)が別のカタチで世界にかかわりを持ち始めているのであった。

Cooling Tower and Overview
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この写真はそのサイトで自由配布されているもの、いくつかピックアップ

河のほとりにて

 昨夜は同僚のJohnとともにSanta Feとゆータコスのレストランでビールを飲みながら他愛のないことを話していた。他愛のないこととは......Belt(ウシが脱走した街、Great Fallsの近くの小さな町)のPig Ass Porterがどーとか、ウェイトレスの娘がその近くの出身で大学で看護学を学んでいるとか、そして近いうちにSeattleのエマージェンシーセンターに研修にいくとか、そんなこと。二人でピッチャーを空けたので、それなりに飲んだかな?

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 さて今日はColumbia Riverにあるヘンな岩を紹介しよう。この岩、Beacon Rockとゆー名前をつけられており、Columbia Riverのほとりにたたずんでいる。左のGoogle Mapで生成した3Dマップに位置を載せてある。ところで奥の山はMt. Adamsとゆーそうだが、ワタシはみていない。

 ところでちょっとハナシは脱線するのだが、このColumbia River、3Dマップでもわかるように、かなり大規模な渓谷を形成している。その景観は3Dマップではわかりにくいので、以下にCape Hornからの眺めを載せてみよう。

Columbia River
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ビューポイントの看板さて渓谷当社比


 こんなカンジであるが、さてBeacon Rockである。このCape Hornから上流(東の方向、3Dビューは東向き)に進んでいくとたどり着くわけだ。この岩であるが、ワイオミングにあるDevil's Towerや北海道の昭和新山と同様に溶岩の隆起によって形成されたとか。昭和新山はしらないが、Devil's Towerにはトレイルがない。従って登りたいヒトはロッククライムしている。しかしこのBeacon Rockにはれっきとしたトレイルが存在する。なんでもHenry J. Biddleというヒトが1918年に完成させたそうだ。彼がナゼにそこまでこの岩に対して(トレイルまで作っちゃうとゆー)情熱を燃やしていたのかはよくわからないのだが、上の景色は爽快の一言だ。

頂上っ!!
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Big, beautiful Beacon Rock, majestic icon of the Columbia River Gorge, is a remnant of a more votile period of Pacific Northwest geologic history. If its towering columns could speak they might tell of a time geologists date as six million years ago when small volcanos dotted the landscape.

Beacon Rock is the 848-foot-high core of one of these young, shallow volcanos, its dark basalt frozen into columns as its final eruption. As the mighty Columbia cut its vourse deeper into the Gorge, it washed away the outer walls of the volcano, leaving this rugged reminder of a hot and molten past.



 ところでこのBiddleトレイルだが、高所恐怖症のヒトはちょっと気をつけて。理由は以下デス。

Biddle Trail
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最初はこんなカンジなので、"たいしたことないや~"と思っていた......先には結構な量の階段がなんとなくイヤな予感を彷彿させる門
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ああ空中にいるよーだまだまだ続くトレイル下を見るとちょっと眩暈

大噴火の後

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 何気なく撮った写真。みなさんはどのように発音することだろう?私にはどーしても”オ○ラスカ”としか読めないのだが......なんだか撮影しながらおかしくて笑ってしまったのであった。でもこの名前の由来はなんだろう?

 さてさてこれはMt. RainierからMt. St. Helensに行く途中に撮影したものだが、以下の文脈とはいっさい関係ない。そう我々はこの時点でワシントン州を南下しており、あの1980年の大噴火で有名なMt. St. Helensに向かっているのであった。
 このブログのこれまでのエントリをごらんになればわかると思うのだが、私はかなりタイトなスケジュールで行動する。この日、Mt. RainierとMt. St. Helensに行った話を同僚のJohnにしたらあきれていた。まあそんなカンジの旅行なので、体力を激しく消耗するワケである。

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 Mt. St. Helens。何を連想されるであろうか?1980年といえばまだ私は小学生だった。(遅刻魔だったので)NHKの朝のニュースを終わりまでみていたものだ。おそらくそのときに噴火のニュースをみていたことであろう。それから26年である。山の周りには草木が再生をはじめているとか。ちょっとワクワクしながらのドライブであった。
 午後遅くの到着ということをかんがみても、ちょっと山の周りは静かすぎるきらいがあった。草木は生えているのだが、なんだか生命の気配が弱々しい。そんな印象である。
 Mt. St. Helensに続く道は川に沿って登っていくカンジである。結構な規模の渓谷の先に雪で覆われたMt. St. Helensは静かに鎮座しており、そのかつての暴力的な装いとは対照的な姿であった。

Mt. St. Helens Visitor Center
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ビジターセンターには閉館直前にたどり着く意外と綺麗な面もち


 ビジターセンターに着いたのはすでに午後遅くであった。入館料を払おうとしたら、もうキャッシャーを閉めたかたタダでいいとのこと。ついでに路面状況やほかの展望台の様子を尋ねると、もっとも近づける(火口から2マイルまで)展望台は冬季閉鎖だとか。そんなわけでいけるところまで行くことにする。

Mt. St. Helens
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最初のビジターセンターからの望遠撮影2つ目のビジターセンターから、渓谷の様子がよくわかるもっとも接近したところから、もちろん望遠
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モノクロで撮るとちょっとゾクゾクする雪に覆われてわかりにくいが火山ドームの場所帰りにちょっと離れた場所から撮影、山頂に少しモヤが


 山に近づくにつれて静けさが増してくる。そして大規模な渓谷と雪は冬のSt. Helensに訪れようとしている訪問者を拒絶するよう。なんだか不思議な空間がそこには在った。

そして帰宅

 さっき帰宅。Spokaneから8時間かかったことになるが、SpokaneとMissoulaで油を売っていたので、実際の運転していた時間はもっと短い。今回の総走行距離は約2600マイル。だいたい4160キロだ。とにかく疲れたの一言である。それではおさらいだ~。

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 まずSpokaneでは雪が降ってきた。油を売っていたのはCompUSA(米国のコンピュータ関連の専門店チェーン)である。(これはモンタナにナイのだ。)そのあとSpokane市内で道に迷ってタイムロス。まったく逆の方向にクルマを走らせていた_| ̄|○
雪降るSpokane
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Spokaneの街はこんな感じバイバイ、Spokane


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 さて州堺を越えると、とうとう峠越えだ。雪降る中の峠はみるからにアブナそう。でもすこしでも気温の高い昼間のウチに通る為にSpokaneで泊まったのだから、まあこれだけ雪に見舞われても大丈夫だろうとゆー算段があった。まずはIdahoに入って最初の大きな街、Coeur d'Aleneを通る。この時点でかなり視界がわるい。雪もたゆまなく降り続ける。街を過ぎると湖が現れる。これはこれで美しい光景なのだが、気温が4℃とかいっていたので、展望台はパス。そのまま登り坂になったのである。これがFourth of July渓谷を通過するためのpassである。登るのはそんなに怖くはない。ただ下りである。これが長いのだ。マニュアル車ならばかなりの頻度でエンジンブレーキを多用して速度をコントロールできるが、オートマ車だとエンジンブレーキの効きが良くないのと、ワタシのクルマ自体、2段階しかローギアがないのでフットブレーキとの併用となる。さらに路面状態がよろしくないので、不用意にカーブとかでフットブレーキをかけると滑ってしまう可能性もあるわけだ。そんな理由で必要以上に注意する。自分以外にも危険な移動物体がいるわけだし。

Fourth of July Pass
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まずはもやのかかった湖の登場そして急な登り坂そしてそして長い下り坂


 これを越えるとちょっと平たい高台に出る。そのあとはもう一つの峠越えだ。

Lookout Pass
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こちらはもっと急勾配で登る頂点で州境、モンタナに入る


 こちらの峠では雪は降っていなかったが、周りには雪が積もっていた。たぶん週末の積雪だろう。路面にも雪がちらほらあったので、クルマはドロドロ。この名前の由来はたぶん景観が美しいからなのだろうが、雪と空は曇り模様なので、あんまり印象的ではない。これは夏がオススメだ。
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 モンタナをに入るとあとは大きな峠はButte-Bozeman間にある2,3のものだけである。そんなわけでとうとうMissoulaに到着。時間はだいたい4時くらいだったかな?まずはあるヒミツの目的を果たした後でBestBuy(またかよっ!)に行く。ワタシの街にはないのだ。ここでハリーポッターの4番目の映画のDVDを購入。BestBuyは新作の発売直後は安いのだ。(CDとかも)その後、遅い昼食をBestBuyのそばで見つけたチャイニーズでとる。
 このあとは真っ暗闇のなかを走るだけなので写真はない。まあこのブログをつけているとゆーことだから無事にアパートに到着である。そんなわけでオヤスミナサイ~
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