今回の年度末有休消化を利用してノースカロライナ州のHot Springsという町に行ってきた。ここから車で4時間半ほどのところ。実は2018年の年末に行ったことがある場所なのだが、その時はホットタブに浸からなかった。今回は2人の体調も良好なので、現地のHot Springs Resortに事前予約を入れての温泉ツアーと相成ったわけである。またこのHot Springs ResortにはRV用のフルフックアップ施設も充実しておりRVでの旅行も検討していた。そうすれば滞在するホテルも手配する必要はないからね。ただ天候が崩れることや、以前の記憶で山間の場所だったので今回はRVの使用はパス。前回と同じIron Horse Stationというところで宿を取ったのである。
まず結論を言えば、久しぶりの湯舟は最高だった。日本人にはちょっとぬるいお湯加減だが、それ以上に久しぶりに身体をお湯に浸すことができる幸福感に勝るものはない。4時間以上かけてドライブした甲斐があるというものだ。少し心配していた衛生状態なんかも杞憂だった。お湯はクリアで、パーティが使用後には廃棄している。予約時間枠終了5分前に湯を抜く知らせをしてくれて、実際にバスタブから湯が抜けた。また各バスタブは完全に仕切られており、川側のみが見えるようなレイアウトとなっている。だからせせらぎを楽しみながら湯浴みができるわけだ。今回は1時間で$60。まあ日本の温泉なんかと較べればかなり割高だが、数年に1回くらいなので個人的には十分価値があるかと思った。
さてこのHot SpringsはアーカンソーのHot Springs NPと同様に古くは湯治場として利用されていたらしい。実際、敷地内はそれを偲ばせる数々の遺構が遺されている。源泉などの由来や説明などは書かれていなかったが、ネットで調べた限りでは”活断層から流れ出るミネラル豊富な温水”だとのこと。熱源などはわからなかった。ただミネラル豊富というのは事実だと思う。というのは携帯の画面に着いた水滴が渇いた後に何らかの塩が析出していたから。
とのかくだが久しぶりの湯浴みを楽しめたのでMぽんともども大満足。また行く機会があれば良いな。