早いものでもうすぐ五十路に突入しつつある。アメリカに来たのが29の時だったので、もう少しで人生の半分を北米で過ごすことになるというわけだ。

 そんな最近の体調だが、さすがにいろいろと心配事が出てきた。まあ加齢が直接の原因ではないけどね、3科の医者に診てもらった。

 まず大きいのが睡眠障害というか睡眠時無酸素呼吸症候群(Sleep apnea syndrome)だね。昨年の10月ごろにSleep Centerで一晩、睡眠ポリソムノグラフィ検査をしてもらいSASと診断された。その結果、持続陽圧呼吸器(CPAP)を処方してもらい、現在使用している。

 次に昨年初めから左の肘が痛かったのがだんだん悪化してきていた。一度、医者に診てもらいステロイドを処方してもらったのだがあまり改善が見られなかった。そういうわけで専門医を紹介してもらい診てもらったところ、テニスなどしてないのにテニス肘と診断された。まあ加齢でよくみられるのだそうだ。これは肘にコルチゾールを注射してもらい、さらに左腕にブレスを装着している。

 最後に詳しくは書かないが泌尿器科にも行ってきた。SASとの相関もあるようなのだが、薬を処方してもらった。そんなわけで、この2020/2021年はコロナ禍で医療崩壊が囁かれる中、そしてただでさえ医療費が高い米国で3科の専門医にかかったわけである。


 さて、そんな体調の不安をよそにだが、念願のバーベキューグリルを購入した。自宅ができたことだし、自宅裏庭で肉を焼きまくりたいと思ってはいたのだが、それとは別に揚げ物が無性に食べたくなったというのも理由の一つだ。ご存知の通り、家の中で揚げ物をやるとにおいがしばらく残るからね。

 近くのHome Depotで$100オフだったやつを購入である。揚げ物で頭がいっぱいだったので、サイドバーナー付きのモデルだ。組み立てるのも面倒だったのですでにアセンブリされて店頭にあったやつを持って帰ってきた。ウチのSUVに積み込めたのがちょっと驚きである。

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 プロパンは家の近くのガスステーションで購入。米国ではその辺のガスステーションで簡単にプロパンタンクが手に入るのだ。またWalmartでプロパンの残量がわかるレギュレータも買ってきた。

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 さて揚げ物といえば、油の処理が常に付きまとう。これもAmazonでなんだか日本製の油壷が売っていたので、購入した。これで少なくとも揚げ物は万全である。


 揚げ物をした日は非常に寒かった。吐く息が白く、摂氏0度付近だったのではないかな?そんなわけで、油温度がなかなか上がらずトンカツを揚げるのに苦戦。仕方ないので少し長めに揚げる方策をとる。

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 結論を言えば、10枚超のトンカツを揚げた。初日はブルドックソースで揚げたてをご飯と食べ、翌日はカツサンドと定番のカツ丼、1日置いてから前日作ったカレーと組み合わせてカツカレーとなかなか堪能させてもらった。

 またカツを揚げたいと虎視眈々と機会を狙っているのだが、大寒波のおかげ様で週末の天気に恵まれていない。ただ3月は気候が穏やかになりそうなので、また揚げ物三昧の予定だ。