先週からドイツのBoblingenという町に滞在している。今やっている業務に関連した出張なのだが、明日で米国に戻る予定である。
上にあるようにベンツを作っている工場や研究センターの近くまでおのぼりさんをしたが、今回はこの施設には入っていない。まあ滞在場所が世界のベンツを設計・製造している拠点なので、そこら中にベンツのあのマークが溢れている。そんな場所に1週間もいれば、そんなに興味がなかったメルセデス・ベンツもなんだか良いなぁと思い始めるわけだ。
そんな最終日である。同僚に連れられアウトバーンを走ること20分くらい。メルセデス・ベンツミュージアムを訪問する。外観もさることながら、内部もなんだか宇宙船的で、5階くらいをぶち抜かれた空間の壁に備え付けられた3基のエレベータで最上階に連れていかれる。そこから降りていきながら展示物を見る寸法だ。
各階には時代ごとの展示になっており、その間に世界の歴史的出来事とベンツとの関連が綴られている。
時代も新しくなるとベンツのコンセプトも変わってきて...
未来を見据えたコンセプトモデルの展示となっていた。
見ごたえのある展示物なのでクルマ好きにはたまらないと思うのだが、土産物屋の値段が高すぎて閉口ものだ。メルセデス・ベンツバージョンのモノポリーがあったので喉から手が出るほど欲しかったのだが、60ユーロのプライスタグに断念した。だってボードゲームにそんな値段はないだろうと思ってね。プレイするにもドイツ語のみなので、コミュニュティーカードの内容が理解できないだろうし。まあ、そんなことがごにょごにょ考えて、今回は見送った。
ほかにもキーチェーンとかあったけど、ベンツのオーナーでもないのに買ってもなんかむなしいだけだ。そう考えると買うものがないわけである。ちょっと傘は欲しいと思ったが...