前回の機種変からちょうど2年経った。つまり2年契約の縛りがなくなったので、機種変更に踏み切ることにする。以前のケータイはMotorolaのDroid Turboだが、電池の持ちが悪くなってきたのと、ちょっと動作が怪しくなってきたので、ちょっと前から機種変は検討していたのだ。今回はやはりMotorolaから出ているMotoZという機種に食指が動かされていた。ただ同時にGoogleのPixelも対抗馬として考えていた。特にGoogleのProject Fiという通話・データプランはちょっと魅力的に映ったのである。結論から言えば、MotorolaのMotoZを選択した。理由はちょうどプロモーションで半額セールだったのと、Pixelが在庫が無く入荷まで3か月待ちと言われたからである。そーいうわけで、今回のエントリーは簡単なMotoZのレビューでも。
まずTurboとの違いを調べてみたんだが、一番大きな違いはプリインストールされているAndroidのバージョンがMotoZは"Nougat(7.0)"なのに対してTurboは"KitKat(4.4.4)"だ。ただしTurboの方は最近、システムアップデートが落ちてきて"Marshmallow(6.0)"まで上がってきた。他にはCPUがSnapDragon 805から820になったんだが(コア数は4つで一緒)、周波数が2.7GHzから2.2GHzに落ちている。たぶんIPC(周波数あたりの実行速度)が上がっていることと期待したい。一方でGPU(Adreno 420から530)の周波数はちょっと上がっているみたい。システムメモリは3GBだったのが4GBとなったのがOSの次に大きな変化に見える。背面カメラの画素数ほぼは同じだが、前面カメラは2.5倍になってた。
上の様に仕様上ではそこまで劇的な変更はないんだけど、感覚的にわかるのが重さ。比較サイトでは13g軽くなったと書かれているけど、これが意外とはっきりわかる。それと画面サイズが有意にでかいわりに、Turboよりも格段に薄くなった。ただこんなに薄いと心配なのでカバーを取り付けているから、その利点は相殺されている。というわけで、機種変して劇的に使い勝手が変わったかといえば、そこまでの変化は見られないというのが正直な感想。バッテリー容量が小さくなった分、待ち受け待受時間が少なくなったから、約24時間おきに充電しないといけないのはTurboの48時間というのから後退したか?でもこれはMotoModという拡張機能でカバーできる。
MotoZの背面はいろんなMotoModというアタッチメントが用意されている。上の写真は一例だが背面の装飾を交換できるほかに、カメラやスピーカー、補助バッテリーやプロジェクターといったモジュールがある。まあそれらはまだ購入予定がないので詳しくは紹介できないが、いろいろと面白い拡張性があると付け加えておこう。
逆に気に入らないのがUSB-C端子の導入。上下確認せずに差し込めるというのは確かにベネフィットだが、自動車用充電器を新たに買わなければならないというのはなんだかなぁと思う。一応、自動車充電器にもクアルコムの急速充電技術が適用されたらしいので、ここの出費は我慢すべきか...
機種変してからまだ2日ほどしか経ってないので、あまり語ることがあまり多くないんだが、特に便利と思ったのが指紋認証。iPhoneはすでにあるみたいだね。でもPIN入力の代わりに自分の指紋でロックを解除できるのは大変便利に感じた。ちょっと仕事関連でセキュリティを厳しくしないといけないのだが、Turboでは画面ロックされるたびにPINを入力しなければならなかったので、この指紋認証は私の現在の使用スタイルを鑑みるとイチオシの機能だと思う。
さて最後にAndroid OSの隠れゲーム機能だが、この”Nougat"には巷で話題になっている「猫集め」ゲームが隠されている。妻が先ほど見つけてプレイしており、猫を全種類集めたら何かおこるらしい。その話はまた後日。