blog_2016_11_13_00.jpg 金曜日の夜に会社の歓迎会ということで社内の日本人に招待を受けた。とは言っても今の会社で働き始めてちょうど2年だし、TNに来てからすでに2ヶ月経っているので、若干の今更感はあるんだけどね。上司が是非、言った方がいいよと言うので行くことにした。まあそれは良いんだけど、クルマを出してもらう予定のKさんにトラブルが発生してしまい、会場に着くのが遅れてしまった。クルマの鍵を入れた鞄をトランクに入れて閉じてしまった、N社の車だと閉まらないそうだが、H社のはそうじゃないらしい。そーいうわけで、彼の自宅にスペアキーを取りに行ったり、また会社に戻ったり、そしてそのあと会場に向かったので、結果、到着がすこし遅れた。現地社長を始め上層部を待たせた格好となってしまった。まあ道中漫才みたいでおもしろかったから良いけど。それにうちの部署の責任者も同乗していたので、問題ないだろう。
 

 さてそんなカンジで始まった今週末であるが、とうとうなんちゃってMTBライダー返上をキメてきた。なんて偉そうなことを言っているが、実は自分のMTBでシングルトラックトレイルを走ったことがなかったのである。つーか近くのサイクリングロード(舗装路)でヒイヒイ言っているくらいだから、そんな場所なんか思いも寄らなかったわけだ。まあ後日書くけど、アーケディア国立公園内にあるダートのサイクリングコースは走ったことあったけどね。

 

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Mぽんの新しい相棒とワタシのバイクを積んで...目指すはJones Mill MTBトレイル



 今日はSmnyraの方に行く用事があったので、その前にLong Hunter State Parkでサイクリングでも楽しもうかなと思い、Mぽんが提案してきたのである。さて州立公園に行くと湖畔周回トレイルは自転車乗り入れ禁止である。どうやらJones Mill MTB トレイルのみが自転車を乗り入れて良い模様。そーいうわけで、公園外れにあるトレイル口に行っていると、ほとんどヒトがいねぇ!ちょうどMTBライダーがトレイル口から飛び出してきたんだが、それくらいである。そんなわけで、まあちょっとしたダートかなぁ~と思い、自転車をキャリアからのそのそと降ろして準備を始めるのであった。

 

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最初は意気揚々とココから走り始めたんだが...当たり前だけどさ、路面が木の根っこやら岩やらなわけですよ



 トレイルに入って数秒で悟る。路面が荒れすぎてて、自転車を安定に保つのに想像以上に気を遣うのである。さらに常にアタマをフル回転させてコース取りをとってかないと、簡単に転倒してしまいそうになる。頭脳と体力を同時に想像以上、働かせないとイケナイわけで、あっという間に疲れた。走行中も砂礫が車体にぶつかりまくっている音が聞こえるんだが、改めてこれを走るのがMTBと認識した。走行中は自分のこと(自転車の操作)で精一杯で、妻の様子を気遣うゆとりもなかった。ただ彼女のバイクは29インチなので、後で聞いたら、段差を乗り越えるのはそこまで大変じゃなかったとか。さらにフロントフォークにサスがついているから、走行性自体は悪くなかったとのこと。その一方でワタシのバイクは26インチホイールなので、段差乗り越えるのが結構、しんどかった。それに(クロモリだけど)リジットフォークは振動が直にカラダにつたわってくる。ハンドルを押さえ込む感じで操縦するので、これも体力を奪ったね。



 でも今回のことでよ~くわかった。バイクをメンテナンスしてて、ノリでコンポを替えてきたけど、いろいろと意味があることを。たとえばブレーキハンドルだけど、ワタシのは2フィンガータイプの短いヤツなんだ。これだと走行中でも人差し指と中指でブレーキレバーを、薬指と小指でハンドルグリップを握れるので、ダートでハンドルが取られないようにホールドしてても、緊急時にすぐにブレーキをひくことが出来る。これは重宝した。それにリアディレイラーも外側へのアクションが少ないシャドータイプを装備している。途中で木が折れて倒れている場所を走行する際に、危うく木の折れた部分に接触しそうになったんだが、このときに変速していたら、木にぶつかってディライラーが吹っ飛んでただろうな~と思うシーンもあった。こういうところを走ってみないと、見えないこともいっぱいある。ただ40半ばになって挑戦するにはちょっとエクストリーム入っているけどね。