いろいろとナニかをやらかしていますが...今日、カセットスプロケットが届いた。はっ?ナニソレ?と思うだろうが、まあママチャリじゃない自転車(スポーツタイプ)の後輪の軸まわりについているギザギザ歯車の集まりのことである。なんて衝動買いなんでしょう、と自分でも思うんだが、理由がありマス。

 前回のエントリでちょこっと触れたけど、eBayでシマノのクランクセットを落札した。結構、競合者がいたみたいだが、オークション終了が土曜日のマッタリ時間だったためなのか、あっさり競り勝った。XT FC-770ってやつね。MTBの最上位コンポーネントがXTRってやつなので、その1つ下のグレードである。ホローテックIIていうシマノが誇る中空のクランクなのだそうだが、はっきり言って脚力のない自分には猫に小判モノだ。まあ予算内で競り勝てればよいかなと思ってたのが、落札できたからね。いいんですよ、はい。

 まあ多少投資してクランクを軽くしたかったのは、実は理由がある。ワタシのMTB、クロモリ(クロームモリブデン鋼)製なんだよね。だから最近の自転車に比べて重いのだ。そこで気になるのが、前回のエントリで紹介した自転車キャリアに2台のチャリを乗っけて、1000マイル以上走ろうとしているわけである。なるべくならさ、軽い方がいいじゃない?という、まあ微々たる軽量化なんだけどね。それを考慮してたワケ。

 自転車を乗るという立場だと、もう一つ理由がある。今のクランクセットはとーっても古いので、重いカセットボトムブラケットが載っている。まあこれが上述の重さに貢献しているんだが、それ以外にも乗りにくい要素があるんだ。ちょっと前の自転車のエントリでも書いたけど、クランクにくっついているギア(チェーンリング)が楕円なのだよね。そのおかげかどうか知らないが、どう調整しても変速がスムースにいかないギアが出てきてしまう。そういうわけもあり、クランクセットを換えたかったのである。


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 それでは、なぜそんでカセットスプロケットになるのさというお話。変速がきれいに決まらないのは、チェーンリングの可能性もあるが、後輪のスプロケットの可能性もあるんじゃないかね、と思った次第ですョ。前ギアをミドルに固定して、後輪を3速から2速に落とすときに、必ずと言ってカリカリとしばらく鳴いてから、ギアがさらに落ちるのだ。何もシフターをいじってないのにね。まあ20年以上前のスプロケットだからね、摩耗しててもおかしくないわけだ。

 そーいうわけで、カセットスプロケットを物色していたのがこの週末。もともと7速なので7速のシマノのスプロケットを探していた。まあリアエンドが135mmだから8速とかのも大丈夫らしいが、この間の大改造でリアシフターを7速用のにしてしまったので、今回は7速しか選択肢がない。シマノの7速用スプロケットの歯数を穴が空くくらい較べましたよ。今、ついているのは最少が12Tで最大が28T。同じ歯数の奴は売っているんだけど、なんかちょっと遊び心が足りないんよ。

 で、米国の会社のSRAMの製品に目を付けたんだ。そーしたら最少が同じ12Tで最大が32Tっていうのを見つけたのである。実はセリ落としたクランクセットの最大歯数が44Tなのですが、今の奴が48T。4Tぶん少なくなるのである。そこで4T分、最大ギアがでかい、32Tっていうのは、つまりチェーンを切らなくてよいということになる。ついでに言えば、一番軽いギアが今までの最軽量ギアよりも軽くなるので、坂道もダイジョーブな仕様になるのだ。

 SRAMの製品の評判はどうなのかとかも軽く調査したんだが、みんなあまり使ってないのかシマノ製のものよりもはるかに少ない。でもこっちのAmazonとかのレビューではべた褒めしているヤツが結構いるんで期待している。たぶんだけど、替えたら劇的に良くなるんだろうなと思うよ。だって今のスプロケット、錆びてるし、歯が結構摩耗しているのが目で見てよくわかるからね。

 つーわけで初SRAM製品に乞うご期待なのだ。