blog_2015_07_07_00.jpg 独立記念日の連休を利用してロウワーペニンシュラの北でキャンプをしてきた。Lake Margretheの湖畔にあるキャンプ場である。まあ予約を入れたのが5月半ばだったので、Traverse City近くのキャンプ場はすでにうまってたんだよね。たまたまちょっと離れた場所に空きを見つけたので、速攻でポチったのである。残り物にはなんとやらで、予想外に良い感じのキャンプ場であった。ただ今回のお題であるSleeping Bear Dunesからちょっと遠かったけどね。  さてSleeping Bearだがミシガンでは定番の観光地である。以前、ラボで働いてたときの共同研究している日本人のヒトも勧めていたっけ。我々は定番を後回しにする傾向があるので、ミシガンに来て4年目にしてやっとTraverse CityやらこのSleeping Bearを訪れたのである。


blog_2015_07_07_01.jpgblog_2015_07_07_08.jpgblog_2015_07_07_02.jpg
ここはDune Climbという場所無茶しやがって...あー、ここですでにグロッキーです
blog_2015_07_07_03.jpgblog_2015_07_07_05.jpgblog_2015_07_07_04.jpg
さらに登ると、手前の湖(グレン湖)がよく見えます終点に思えたその丘の向こうには...ただただひたすら道が続くのである


 Sleeping Bear Dunesの定番のトレイルということでDune Climbというトレイルに挑戦する。ちなみに入り口でもらったトレイル困難度はストレナス(過酷)である。にもかかわらず大量の観光客がアリのように登っているのである。ワタシたちがクルマを停めた隣のロットに日本人のご家族が出現。お子様が2人いたようだが...キッズを連れて登るのはかなり過酷なような気がするのはワタシだけだろうか?  ちなみにワタシは麓から見える範囲の一番上に着いた時点でかな~り気持ち悪くなっていた。日差しが強いんで、ただでさえ見た目が過酷なのも不快感を増長させているんだろう。砂も砂である。愛用のバーガークロックスだと砂が入り込むと、出ていかないのである。だから裸足の方が歩きやすいんだが、砂が熱せられた鉄板のようである。んで、見える範囲の終点(と信じている地点)までいくとまたその先に道が続いているんだわ。そんなのが3回くらいあったんで、いい加減バテてきた。おい、ここはドコの地獄だよって様相を呈してきたのである。追い打ちをかけるように、明らかに、”オマエ、オレより体力あるだろ?”みたいなアメリカ人が弱音を吐いているのを見ていると、「ああ、オレはよくやったよ、○トらっしゅ」と思うわけだ。

blog_2015_07_07_07.jpg


 はいっ、てっしゅ~。


 もう、ムリです。ゴメンナサイ。もっと体力つけて出直しますと思いました。


 ところで、帰るとちゅう、くだんの日本人家族が登ってきた。キッズ付だからな。ペースは自ずと遅くなる。特筆すべきはお父さんの表情だ。まさに○斗の拳の見えるとマズい星を見たようなカンジにできあがってました。彼がバックパックを背負って準備を整えているのを見て、自分もバックパックもってこ~と決心したんだよね~


 嗚呼、砂山。恐るべしである。