およそクリスマスらしくない話題だが、まとまった自由時間が取れる今こそ、家のことをかたずける時なのである。
最近、重度のホームオートメーション化に邁進しているのだが、ここにきてRing Doorbellのネットセキュリティ脆弱性が取り上げられることが多くなったような気がする。もちろんこれはRingだけの問題じゃなくて、潜在的にはホームオートメーションにかかわる機器すべてに言えることになる。
最近、読んだ記事だとFBIかどこかがこういった機器のネットワークセキュリティ脆弱性を補うために最低でもパソコンなどがつながっているネットワークとRingなどのホームオートメーション機器がアクセスできるネットワークを分離しておけと書かれていた。
そういうわけで、この新しい住居でのネットワークもルーターの二重化をすることにしたわけだ。ホームネットワークはほぼ無線LAN、しかも2.4GHzの周波数を利用してルーターにつながっている。我が家はこの家に引っ越してきたときに、TP-Linkのメッシュネットワークルーターを導入した。非常に強力かつ便利なルーターで約2000平方フィートをカバーできる。これに2.4GHz帯の別のメッシュルーターを導入してネットワークの二重化を図るわけだ。気休めかもしれないが、セキュリティは多少堅牢にはなるはず。
それで購入したのが非常に安かったTendaのNovaというメッシュルーター。お値段は72ドルである。平均的なメッシュルーターのお値段が150ドル以上することを考えると大変、お買い得である。
このルーターが作るWiFiネットワークを今までのネットワークの下に紐付け、ホームオートメーション機器はすべてこのNovaに接続することにした。WiFiのパスワードもこれまでにない複雑なやつで、入力に非常に時間がかかる。とは言え、こんな方策も付け焼刃なのかもしれないが。