もうすでに少し前になってしまったが、ユタへの旅に出る前にケータイの機種変をした。お題にあるようにMotoZ Forceから同モデル第4世代となるMotoZ4にである。理由はこれまで使っているMoto Modsという拡張モジュールがそのまま転用できるという陽の理由と、MotoZ Forceが激しく遅くなってきたという負の理由のためである。
実はMotoZ4は7月の日本出張中に発表されたばかりで、マーケットに出て1週間足らずで購入する運びとなった。自分も驚いているが市場に出たてのケータイを買うのは初めてである。とはいえ、MotorolaはすでにMotoZシリーズをフラッグシップモデルとみなしてはいないらしく、スペック的には特筆するものはなく、あえて言えばカメラの性能がアップした程度である。
さらに言えば、第1世代ではフラッグシップの代名詞であったForceの名が付くモデルは第3世代以降出ていない。これもMotorolaからアナウンスされている。おそらくリソースをRazrの復活に充てているのかもしれない。実際、MotoZ Forceと比較しても外観に大きな変更はない。大きな違いは指紋センサがMotoZ Forceではハードウェアボタンであるホームボタンに搭載されていたものが、液晶画面上に配置されている。また認証という点では顔認証が搭載されているので、画面が消えたあとの復帰は指紋認証なしでもいけるのはちょっと便利か。
まあ全般的に処理が速くなったので個人的には十分満足である。ただアクティベーションがちょっとわかりにくかったのがちょっと微妙ではあるが...それはVerizon側の問題なので、本モデルの話ではないね。この4世代続いたMotoZシリーズだが、Moto Modsの新機種も先細りの上、無線充電モジュールの再販の見込みが立たないのはちょっと残念である。せっかく、Traverseに無線充電パットがビルドインされているのに、今、手持ちの無線充電機器はMoto Modsのバックアップバッテリーモジュールのみ。期待のiPod touchには無線充電機能が付いていないのもガッカリである(iPhoneはついているのに!)。
これでしばらくはケータイの機種変はないだろうが、ここにきて折り畳み液晶のRazrが話題になっている。ちょっと興味はあるが、昔からのMotorolaユーザーのくせに旧Razrは使っていなかったんだよね。だから今回もタイミング的には見送りになりそうである。