米国けんきゅうにっき

はじめまして!2001年に日本を飛び出し米国へ。研究分野は化学でしたが、2005年のはじめに職場を東海岸から山の中へ移し、その際に研究分野も大きく変えました。そして2010年に結婚とグリーンカード取得。さらにさらに2011年夏に再び1800マイルを東に向かい、新天地、ミシガンに生活の場を移しました。2016年夏に仕事の都合でテネシーに引っ越しました。クルマ関係の仕事ですが、未だに合間を見ては投稿論文の準備をしています。まあ、せっかくの貴重(?)な人生なので、日々の出来事を残しておくことができれば幸いです。

2017年01月

Mill Creek Brewingへ行ってみた

blog_2017_01_22_00.jpg 週末は天気が崩れると予報で言ってたので、自転車を乗り回すのはやめてMTBのシングルトラックコースの下見を兼ねて散歩に出かけた。その後にマイクロブルワリに立ち寄ったのだが、それが左の写真のMill Creek Brewingである。テネシーのスーパーのビールコーナーでよく見かける白地にパシテルカラーの缶が印象的なパッケージのビールを製造・販売しているブルワリなのだが、閑静な住宅街を越えてひっそりとした倉庫街の一角にそれはあった。
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倉庫みたいな巨大な建物の入り口にそれはあった内部の大きな空間に大きめの醸造器が数台置いてあるタップルームらしくお品書きはシンプル


 大きな倉庫の前には大きな駐車スペースがあるのだが、その日は客がほとんど居ない模様であった。隣の敷地は野球場になっていて、少年野球チームが練習してた。たぶんその間に親が飲みに来ているのか?冗談はともかくひっそりとしているのに不安を覚えながら店内に入ると、これまた巨大な空間の真ん中にぽつんとタップルームが...

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もう一杯はLil Darlinと名付けられたビールまずは自分的試金石であるIPAを注文IPAは気に入ったのでお持ち帰り

 店内には一組の客と店員が歓談の最中であった。耳をそばだてていると、このタップルームは改装中だとか。レストランでも開くのかしら?そこまでは分からなかったが、スペース的には申し分ない。ただ立地的にはどうなのかね...しばらくすると店員が注文を取りに来たので私はWoodshed IPAを頼んだ。一般的なIPAより苦みは控えめ。心地よく飲める。もう一方のLil Darlinは日本のビールに近い味。まあラガーだな。

個人的にIPAが気に入ったのでグロウラーを頼むことにした。でも通常のハーフガロンじゃなくて32ozのやつがあったので、それを頼む。ハーフガロンだと最近はすぐに飲みきれないのだね。かといって開けてしまうと風味が逃げてしまうので早いうちに楽しみたい。量と質を鑑みての決断である。まあ落ち着いてビールを味わえる良いブルワリだと思うのであった。

MotoZに機種変

blog_2017_01_21_00.jpg 前回の機種変からちょうど2年経った。つまり2年契約の縛りがなくなったので、機種変更に踏み切ることにする。以前のケータイはMotorolaのDroid Turboだが、電池の持ちが悪くなってきたのと、ちょっと動作が怪しくなってきたので、ちょっと前から機種変は検討していたのだ。今回はやはりMotorolaから出ているMotoZという機種に食指が動かされていた。ただ同時にGoogleのPixelも対抗馬として考えていた。特にGoogleのProject Fiという通話・データプランはちょっと魅力的に映ったのである。結論から言えば、MotorolaのMotoZを選択した。理由はちょうどプロモーションで半額セールだったのと、Pixelが在庫が無く入荷まで3か月待ちと言われたからである。そーいうわけで、今回のエントリーは簡単なMotoZのレビューでも。
 まずTurboとの違いを調べてみたんだが、一番大きな違いはプリインストールされているAndroidのバージョンがMotoZは"Nougat(7.0)"なのに対してTurboは"KitKat(4.4.4)"だ。ただしTurboの方は最近、システムアップデートが落ちてきて"Marshmallow(6.0)"まで上がってきた。他にはCPUがSnapDragon 805から820になったんだが(コア数は4つで一緒)、周波数が2.7GHzから2.2GHzに落ちている。たぶんIPC(周波数あたりの実行速度)が上がっていることと期待したい。一方でGPU(Adreno 420から530)の周波数はちょっと上がっているみたい。システムメモリは3GBだったのが4GBとなったのがOSの次に大きな変化に見える。背面カメラの画素数ほぼは同じだが、前面カメラは2.5倍になってた。

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ほかに画面サイズは5.2インチから5.5インチへ背面はMotoZはカバーをつけているが、MotoModのための端子が露出している

 上の様に仕様上ではそこまで劇的な変更はないんだけど、感覚的にわかるのが重さ。比較サイトでは13g軽くなったと書かれているけど、これが意外とはっきりわかる。それと画面サイズが有意にでかいわりに、Turboよりも格段に薄くなった。ただこんなに薄いと心配なのでカバーを取り付けているから、その利点は相殺されている。というわけで、機種変して劇的に使い勝手が変わったかといえば、そこまでの変化は見られないというのが正直な感想。バッテリー容量が小さくなった分、待ち受け待受時間が少なくなったから、約24時間おきに充電しないといけないのはTurboの48時間というのから後退したか?でもこれはMotoModという拡張機能でカバーできる。

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 MotoZの背面はいろんなMotoModというアタッチメントが用意されている。上の写真は一例だが背面の装飾を交換できるほかに、カメラやスピーカー、補助バッテリーやプロジェクターといったモジュールがある。まあそれらはまだ購入予定がないので詳しくは紹介できないが、いろいろと面白い拡張性があると付け加えておこう。

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 逆に気に入らないのがUSB-C端子の導入。上下確認せずに差し込めるというのは確かにベネフィットだが、自動車用充電器を新たに買わなければならないというのはなんだかなぁと思う。一応、自動車充電器にもクアルコムの急速充電技術が適用されたらしいので、ここの出費は我慢すべきか...

 機種変してからまだ2日ほどしか経ってないので、あまり語ることがあまり多くないんだが、特に便利と思ったのが指紋認証。iPhoneはすでにあるみたいだね。でもPIN入力の代わりに自分の指紋でロックを解除できるのは大変便利に感じた。ちょっと仕事関連でセキュリティを厳しくしないといけないのだが、Turboでは画面ロックされるたびにPINを入力しなければならなかったので、この指紋認証は私の現在の使用スタイルを鑑みるとイチオシの機能だと思う。
 さて最後にAndroid OSの隠れゲーム機能だが、この”Nougat"には巷で話題になっている「猫集め」ゲームが隠されている。妻が先ほど見つけてプレイしており、猫を全種類集めたら何かおこるらしい。その話はまた後日。

涙の日をこえて

 今日もここテネシーは寒い。南部というからもっと暖かい冬かと思ってたんだが、想像以上に寒い。今朝なんて氷点下17℃まで下がってた。せっかく自転車を改修したのに寒すぎて走れないというジレンマ(寒くても走ればいいじゃんという意見は却下、楽しくないもんね)。ちょっとストレスが溜まる。


 さて昨日に引き続き、PSVプラットフォームの「イース8 ラクリモーサ・オブ・ダーナ」の紹介。ちなみにこのイース8および昨日の記事の「セルセタの樹海」は昨年秋の日本出張の折に買ってきた。吉祥寺のゲームストアの店員にDVDのリージョンコードみたいな縛りはあるのか聞いたんだけど、質問の意味がその娘には伝わらなかったのでなんだかちぐはぐな会話になってしまった(別にワタシの日本語がわからなかったというわけではない...ハズ)。結局、欲しい答えはどの店でも得られなかったので、買って米国に戻ってきた。それでプレイしたんだが、「セルセタの樹海」を始めるときに、システムアップデートを要求された以外は問題なくプレイできたので参考まで。


 こちらのゲームは総プレイ時間が60時間を超えた。携帯型ゲーム機であるPSVをプラットフォームとしたゲームだから、まあそんなに大きなボリュームじゃないだろうと思ってたんだけど(「セルセタの樹海もそのワリにはずいぶん重厚なゲームだとは思ったが...)、いろんな意味で裏切られた。まずマップが尋常じゃないくらい広大である。そしてやることがたくさんある。フツー、RPGといえば「おつかいゲーム」と揶揄されるように、なにかイベント(誰かの場所に何かを思っていくとか、ボス戦とかね)があればそれをクリア、そこでフラグ(よく、「この戦いが終わったら、オレは○○に告白するんだ!」みたいなこというとそのキャラは死亡するとかいう死亡フラグのアレね)が立つ。このイース8はそれだけじゃ無くて、漂流村(冒頭で船が怪物に襲われて孤島に漂着する)の拡充とか、(ときメモみたいな)各キャラとの好感度の維持とか、漂流村の防衛戦(よく恐竜とかが徒党を組んでおそってくる)とかをこなさねばならない。まあやることがいっぱいだ。


 それでも物語がサクサク進んでいくのは、まずアクションゲームとしての戦闘がとても多彩かつ絶妙な難易度でおもしろい事につきるかな。戦闘が飽きないのだ。またオープンワールドじゃないけど、序盤をのぞきマップ移動にあまり制限をかけられていないので、結構いろんなところにいけるのはいいね。それに関連して、このゲームの目的の一つとして漂流者(総勢20数名)を島のあちこちで見つけて行かなければならないので、各プレイヤーによってストーリー展開が違うことだろう。


 ストーリーも久しぶりに秀逸だと思った。まあいくつか物語の進行とか、キャラの性格設定のわりにうん?みたいな言動や行動はあったけど、PSVというプラットフォームとは思えない重厚なストーリーとイースシリーズを再定義する設定は意欲作以外の何物でも無いだろう。というのはメタフィクション設定におけるイース8の原典、「ゲーテ海案内記」は30年前の設定にはないのだ(もちろんそれ以前にその当時から「百余冊の冒険書」とは謳っていたが...)。そういうわけで、このイース8は新たなイースシリーズへの展開の布石なんだろ。日本のゲームストアで印象的なことがあった。店内でこのイース8を手に取ったとき、そばに居た高校生カップルらき男女がいたんだ。その女の子が「イースはすっごいおもしろいゲームなんだから!」と男子に熱く語っていた。なんかすげーな...10代の子たちがイースをプレイしてるなんて。ワタシの家でも実際、この「ラクリモーサ・オブ・ダーナ」は妻が8割方プレイしていた(ワタシはほぼ観戦)。いろんな世代に語り継がれるのはちょっと感慨深い。


 さてそういうわけで、以下の様にコレまでのイースシリーズはほぼプレイした。

1. 失われし古代王国 (イースI・II、PCE & PSP)
2. セルセタの樹海 (イースIV セルセタの樹海、PSV)
3. フェルガナ冒険記 (イースIII ワンダラーズフロムイースあるいはフェルガナの誓い、PCE & PC)
4. 砂の都ケフィン (イースVだけど未プレイ)
5. ゲーテ海案内記 (イースVIII ラクリモーサ・オブ・ダーナ、PSV)
6. 翼の民を求めて (イースVI ナピシュテムの匣、PC)
7. アルタゴの五大竜 (イースVII、PSP)

 現段階でプレイしてないのは「砂の都ケフィン」のみ。これはこれで感慨深い。FFも4から8まではやったけど(DQはやってない)、ここまでシリーズを通してプレイしてるっていうのはね。それにRPGというジャンルにおいて、イースシリーズは一応、Ys Originを除けば主人公はあの赤毛の○馬、もといアドルと一貫しているというのはゼルダを除けば類を見ないんだそうな。


 この30年間でいろいろあったみたいだけど、上述のワタシがゲームストアでみた光景の様に若い世代が同じゲームをプレイしているというのは、ある意味すごいと思うし、何度も使って恐縮だが、改めて感慨深い。そして今回の「ラクリモーサ・オブ・ダーナ」で語られる内容はちょっと今までのイースと次元の違う話になりつつある。世界観の再構築は今後、このシリーズを内外共にどのように変化させていくのか楽しみである。

 

樹海の探索

 昨日はここテネシーでも雪が積もった。といっても3センチくらい?まあミシガンだとこの季節は日常茶飯事なんだけど、この南部の街では大騒ぎである。学校はさっそく休校になるわ、道路は雪かきが間に合わないので大渋滞だわの大騒ぎ。ウチの会社も午後にはシャットダウンしてしまった。

 さて表題のお話。富士樹海探索の話ではない。ゲームのハナシである。昨年、実はPlayStation TVを買った。これは携帯型ゲーム機のPlayStation Vita(PSV)互換の据え置き型ゲーム機である。なんで買ったのかといえば、日本ファルコムのイースシリーズの最新シリーズ、イース8がPSV用に発売されたからである。


 簡単にイースとはなんなのかを説明すると、アクションロールプレイングゲーム(ARPG)である。敵をガリガリ倒して経験値がたまるとレヴェルアップ!ゲーム世界内でストーリーを綴るイヴェントやらお使いなどをして、最後にボスを倒す!!そんな感じのジャンルのゲームである。イース自体は日本ファルコムが1987年にNECのPC-88シリーズ向けに発売したものを祖とする。だから今年で実に30周年記念なのだ。


 最初のイースは2つに分かれており(イースI・II)、それぞれ地上での物語、天空(ラ○ュタのように浮いている旧イース王国)での物語である。主人公は伝説の赤毛の○馬、もとい赤毛の冒険家、アドルが遺した冒険書を元にゲームで追体験するというメタフィクションとなっており、最初に発売された当時にはすでに設定として、以下の6つの冒険書が紹介されていた。

1. 失われた古代王国 (イースI・II)
2. セルセタの樹海
3. フェルガナ冒険記
4. 砂の都ケフィン
5. 翼の民を求めて
6. アルタゴの五大竜


 前置きが長くなったが、今日のお題はその冒険書の一つ、セルセタの樹海をゲーム化した、「イース セルセタの樹海」である。このゲームの発売自体は2012年だが、当時はまだPSVを買ってまでプレイしようとは思っていなかった。ちなみにこのブログでは触れていないようだが、2009年に発売された「Ys SEVEN」はこのためにPlayStation Portable (PSP)を買った。だって87年当時から名前だけ紹介されてた「アルタゴの五大竜」のゲーム化だったからね。当時は発表から22年を経てのゲームと話題になった様である。


 ではナゼ今になってPlayStation TVを買ったのかだが、それはこの30周年を記念して発売される「イース8 ラクリモーサ・オブ・ダーナ」のためと言っても過言ではない。日本ファルコムが渾身の開発力で作ったゲームということだっだ。それならこのセルセタの樹海とともにPSVプラットフォームで2つもイースをプレイできるということから、PlayStation TVを買うに至る。


 まずプレイの感想だが、感慨深いの一言。まあシステム自体はYs SEVENを踏襲しているので、3Dキャラの赤毛の悪魔、もといアドルがグリグリ動くのはすでに見慣れているんだが、携帯機のゲームなのに作り込みが据置型プラットフォームに遜色しないというのが驚いたね。まずマップが広大なのとシステムが非常に細かく作られている感じ。さらに操作性がYs SEVENのときからさらに洗練されている。


 セルセタの樹海自体は93年にファルコム以外のメーカーから発売されたもののリメイクなんだが、その頃にいろいろ問題があったようでストーリーが一貫していなかった。今回、本家が開発・発売したことで物語が整理されたとか。ワタシ自身は98年当時はこのイース4をプレイしてないので比較しようがないんだけどね。ただここに出てくる有翼人種と彼らの超古代文明みたいな話はストーリーのキーワードということで知っていたし、機会があればプレイしたいと思っていたんだよね。(ネタバレになるかもしれないが、イースI・IIの2人の女神はやはり有翼人種の末裔みたいなことが暗示されていた)


 さてセルセタの樹海の徘徊はトータルで30時間くらい?少年のココロを取り戻した様な気分であった。このあとにイース8という別のイースシリーズをプレイできるというのはちょっとした幸せな時間である。

 

2016年の自転車レストアまとめ

 明日から会社だが、年末年始は旅行以外では日本で買ってきたイースの最新作をプレイしていた。ワタシくらいのオヤジ世代ならわかるかもしれないが、80年代にPCでヒットしたイースの続編である。詳しくはまた近いうちに触れるとして、今回のエントリーは2016年中に自転車のどこのパーツをいじったかをまとめようかと思う。まず下の写真が初期状態ね。

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 2012年にモンタナから持ってきた自転車を盗まれたので、急きょ、Craigslistで適当な自転車を探して個人売買で手に入れたのが上のTREK820という超エントリーモデルである。購入後、出自を調べたところ85年式でTREKのシングルトラック用モデルとして販売されていたようである。

 ではナニを交換したのかといえば...フレームとフロントフォーク、ホイールにサドル以外全部交換した。

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前ブレーキはPROMAXのP-1というVブレーキ後ブレーキはAvidのShorty Ultimateというカンティレバーブレーキ左ブレーキレバーはP-1に付属のVブレーキ対応品、前シフターはシマノのSL-M670
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右ブレーキレバーはカンティレバーBなのでDia-CompeのMX2というやつ後シフターはやはりシマノの7速用SL-M310ブレーキ・シフトワイヤ類は劣化が著しかったので、全交換


 オリジナルのブレーキはシマノのカンティレバーがついていたが、錆で固着していたうえにスプリングがほぼ反発力を失っていた。さらに前ブレーキはブレーキ本体が破損していたので、直ち上述のVブレーキに交換。後ブレーキはサビを落として、グリスアップして使っていたが、夏前にAvidのShorty Ultimateに交換した。

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フロントディレイラーはシマノのFD-M611リアディレイラーはやはりシマノのRD-M591カセットスプロケットはSRAMのPG730,、7速用である


 ワイヤー類を総とっかえしたついでにパワートレイン類(前後ディレイラー、カセットスプロケット、そして口述するチェーンリング)もすべて交換である。カセットスプロケットをシマノではなくあえてSRAMにした理由は特にない。なんか違うのを使ってみたかったから。

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チェーンリングはシマノのFC-M770、クランク長は175mm、歯数は44/32/22ペダルは色合いを合わせるためにeBayで購入、RockBrosというやつだが詳細は不明


 チェーンリングはシマノのFC-M770だがこれはもともと付いていたボトムブラケット(スクエアテーパー)とは非互換。当然、オリジナルのBBを取り外さなければならなかったのだが、固着してて非常に困難だった。最終的に成人男性3人の筋力と奇声をあげて取り外す。フレーム側にはスレッドが彫られているので、付属のホローテックIIのBBを装着できた。

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前ブレーキ制動力の底上げのため、ブレーキブースターも装着クイックリリースもオリジナルは固着していたので交換、赤を選んだのはほかのパーツとの兼ね合い


 ブレーキブースターという過去の遺物を装着した理由は、このバイクのフレームがクロモリというやはり骨董品だから。20年以上前の設計なので、フロントフォークも制動時にたわむと予想。なので、ブースターの装着は効果的かなと判断したんだが、このVブレーキ自体の制動力もちょっと疑問なので、効果は不明。たぶん調整をもっと詰めればよいんだろうけど。

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 以上の部品の交換の結果が上の写真。これでアーケディア国立公園やグレートスモーキー国立公園を走り回ったわけだが、どうもリム自体も寿命が来ていたみたい。これがブレーキの効きが悪い遠因と思われる。ので、年末にさらなる改造を施した。

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Vuelta ZeroLiteというMTB用の26インチホイール、タイヤは2.1インチ幅のやつでゼンリンはKendaのNevegal、後輪はTiogaのPsycho Genius、チューブは MEETLOCKS Thorn Resistant何でスプロケットと思うかもしれないが、ある事情でSRAMの8速用PG820を購入


 26インチのホイールはチョイスが意外と少ない。それにこのバイクにMAVICなんかの高いホイールを装着するのもちょっと違う気がする。のでVueltaの比較的安価なホイールセットを購入。これでもオリジナルのホイール(ARAYA製)よりもずいぶん軽い。ただバルブがPresta用なのでチューブを買い直す必要があった。さらにシングルトラック練習用を想定して太目のタイヤを新たに購入。見た目が非常に引き締まった感じになる。

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バッシュガードを装着。もはやドレスアップパーツかと思われるかもしれないが、MTBトレイルを走ると意外といろんなものが飛んでくるので、バッシュガードは合った方が良いという判断お尻が痛くなるのでサドルを交換、ついでにシートポストも固着してたので交換


 スプロケットを8速用にした理由だが、当初は夏に買った7速用のを流用しようと考えていた。ホイールのスペックも7速対応と書かれていたためである(ただしスペーサー要)。そしてスペーサーを装着したのだが、ナゼかフリーボディの高さと7速スプロケットの高さが合わず。たぶんスペーサーの高さが適切じゃないんだろうね。これで正しいスペーサーを探す旅に出るのと、スペーサーなしなら8速用カセットがはまるのとどっちがコストパフォーマンスが良いかを考えた結果、後者を選んだ。たださらに、チェーンも6・7速用を買ってたので、ディレイラー調整で躓いたわけだが...(近くのバイクショップに泣きながら走っていきましたョ)

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 という感じである。2016年の改修を駆け足で紹介。結果的にはフォークとヘッドセット、フレーム以外は総とっかえになった。まあいろいろとヤッチマッタ感はあるが、自己満足である。今年はさらなる改造があるか?乞うご期待!

 
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