米国けんきゅうにっき

はじめまして!2001年に日本を飛び出し米国へ。研究分野は化学でしたが、2005年のはじめに職場を東海岸から山の中へ移し、その際に研究分野も大きく変えました。そして2010年に結婚とグリーンカード取得。さらにさらに2011年夏に再び1800マイルを東に向かい、新天地、ミシガンに生活の場を移しました。せっかくの貴重(?)な人生なので、日々の出来事を残しておくことができれば幸いです。

2014年03月

柔らかい食べ物を求めて

blog_0331_2014_01.jpg 火曜日に歯を抜いて以来、まだ若干痛む。だからちょっと堅いモノが食べられない日々が続いているわけであるが、食べないことには回復もままならないわけである。そーいうわけで、急にミートローフを喰らいたくなった。以前も妻が抜歯したときに、オハイオのブルワリレストランでミートローフを食べていたのを思い出したというのもある。我が家では抜歯をしたら、ミートローフというのが定番になりつつあるのだ。


 ネットで調べているウチにJackson Road沿いにあるCarlyle Grillというレストランにミートローフがあるのを見つけたので、そこに行くことに。オハイオのToledoよりはずっと近いので、妻も賛成。


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まずはビールで口内をしょうどくであるミートローフは日本の居酒屋にありそうな爆弾サラダみたいな盛りつけ妻はプルドポークのサンドイッチをオーダー



 ミートローフである。柔らかくて抜歯から時を置かずして食べられる料理である。しかもボリュームたっぷりである。これで今週の栄養は補給されたのである。

まさか銅鉄実験をやらされることになるとはね

 相変わらず抜いた歯の辺りは腫れているんだが、今日はグループミーティングのスピーカーということで粛々と準備をしていた。まだちょっと痛むのでイブプロフェンを飲んでいるんだが...最近、わかったんだが、処方される白錠剤のイブプロフェンよりもゲルカプセルのヤツの方が効果覿面である。まあ処方されたほうを飲んでいるけど。


 一応、抗生剤(アジスロマイシン)を処方されているので、もし感染だったらこれで効くはず。まあ感染以外の炎症もあるだろうから、今夜から少し冷やして寝ることにする。


 歯を抜いてからイヤなことは、歯が磨けないことだな。だから口臭がすごいことになっていることだろう。一応、やはり口内洗浄剤も処方されているので、ある程度は抑えられていると信じているのだが。



 さてプレゼンの準備は終わったんだが、一昨日にボスに言われたことを反芻していた。これまでやってきたstopped-flowの結果をみて"These data are not publishable"と言い出す始末。まあこの辺になると投稿できるかどーかなんて研究者の主観によるんだけどね。個人的には速報なら十分に投稿できるレベルだと思ってるよ。とにかくボスはそういうレベルではないと言っているわけだ(たぶんフルペーパーを想定しているんだろう)。


 stopped-flowを使ってやっていた実験というのが簡単に言えば、還元酵素からP450への電子伝達速度を求めるというもの。この電子伝達がb5というタンパク質が共存することでどのような影響が見られるかというのを観測していたのである。ぶっちゃけいうと、この実験条件だと還元酵素からb5への直接の電子伝達が起こることはやる前からわかっていた。実際、ウチのボスが数年前に書いた論文でもそう書かれている。だが今回、ダメだししてきたのが、この”望まれない”電子伝達によって還元酵素からP450の電子伝達が阻害されるので、publishableではないというわけだな。


 ナニが問題なのかといえば、まずウチのボスの仮説があるわけだ。それはb5と還元酵素がP450の結合に対して競合しているのがb5による触媒反応の阻害の原因であるというもの。わかりにくいかもしれないが還元酵素からP450への電子伝達そのものがb5によって阻害されているのではなく、b5により還元酵素がP450に結合するのが阻害されているのが触媒反応の阻害原因といいたいのである。まあ切り分けて考えれば重要なのかもしれないけどね、個人的な感覚としてはどーでもいい。b5共存下での触媒反応の阻害はb5による還元酵素からP450への電子伝達の阻害による寄与があるという実験結果があるからね。


 で、ナニをさせたいのかというと、b5のマンガン置換体を作っておんなじ実験をさせたいんだ。つまり酸化還元不活性中心をもつb5を使えば、還元酵素からb5への電子伝達のパスを除外できるということ。まあやるのはやぶさかではないが、この実験、アンタの前の論文と全くおんなじ展開じゃん!って突っ込みたくなる。タンパク質の種類が違うだけの銅鉄実験じゃん。それに無機化学者として言わせていただくなら、マンガンは酸化還元不活性じゃないぜよといいたいんだが、彼女曰く、この条件下なら酸化還元不活性なんだと。まあいいけど。なんかほころびが出そうな主張だなぁ。


 というわけで、来週からの仕事はアポのb5を作ってマンガンを入れる作業である。予定していた可溶化変異体タンパク質の精製は別の同僚に渡していいようなこと言ってるし。振り回されっぱなしである。

歯を抜いた

 昨日、とうとう歯を抜いた。右の下顎第二小臼歯というやつ。


 前からなんかシクシクと痛くなって抗生薬のんだりして、なんとなく凌いでいたんだが。3回ほどのセカンドオピニオンを最初に示してくれた主治医歯内療法の専門医、口腔外科医を交えてのコンサルタントを経て抜くことにしたのである。


 1年半ほどまえに妻も親知らずを含めて6本、同時に抜歯したのだが、そのときは結構強力な麻酔を処方されていたし、同僚も最近、抜歯したときにやはり同様の麻酔を処方されていた。まあ彼女らの処置は以前の歯医者でだったので違うんだけど、今回、どれくらいの麻酔がかけられるのかちょっとドキドキしていました、はい。まあフツーの局部麻酔だったけど。


 それに親知らずを除く永久歯では、今回のこの歯が初めての抜歯となる。だから結構、大変なのかなと思っていたら、ウン確かに抜く段階でかなり時間がかかっていた。なんか2種類ほどのペンチみたいな器具でゆっくりとやっていた。もともと該当の歯はグラグラしていたので、もっと簡単に抜けるかと思っていたんだけどね。


 時間がかかった理由は処置中に医者が言ってたけど、ものすごーくやさしく抜くようにしているんだって。理由は不明だが、麻酔が切れた後の痛みを最小限にするためだろうかね?


 以前から言われていたフラクチャーは目視で確認できたそうだ。処置中に歯内療法医が見学に来て見ていた。それにアマルガムのコア(歯科衛生士がbeautiful amalgam coreとささやいていたな)を取った後に、抜歯の段階になって歯根部分がちょうど2つに割れたそうだ。これは後で見せてもらった。確かに真っ二つだったわ。


 抜歯後に口腔外科の先生曰く、結構、大規模に感染していたとか。感染部位を除去したあとに、オプションのボーングラフトをやった。これは保険対象外なので$350の自費負担。感染のおかげで広範囲で骨(?)が失われていたそうなので、将来のインプラントのためにこのグラフトボーンはやったほうがよいといわれていたのである(Socket Preservationといってた)。


 いやぁ、処置後にラボに戻ったら、結構、痛くなってきたのよ。でイブプロフェンを600mg飲んだわけだが、その途中でボスが話しかけてきた。2時間ほど?朝も話しかけてきたから3時間以上か?トータルで。話している間にめまいがしてきたので、ちょっと抜歯後なんでしばらくそっとしておいてくれないかと言ったんだが、”You should distruct...”みたいななんかわけのわからんことを言われた。これでも医者なんだぜ。いわゆるquackか?とマジで思ったわ。


 まあ話している最中にあいかわらずヒト(および実験結果)を侮辱する言葉をたくさんいただいたので、非常に血圧が上がってきたんだろうとおもう。口の端の方から出血していたんだがな。そーいうのも気にしないんだろう。とりあえずこっちもその愚にもつかないハナシを聞き流していた。もうここでまじめに実験する気は皆無、そんな気分にさせてくれる議論だったわ。

今日のれぽーとは速度論の解析でお茶濁す

 さっきやっと週間レポート、書き終わった。これ書くのに最近はほぼ1日かかっている。これってホントーに効率的なのか!?そもそもこのレポートをボスが読むのだろうかというのもあるんだが...



 ここに来たときに最初に言われたのが、このマンデーレポートを毎週提出することであった。基本的には学術論文の書式にのっとって書けと。つまり目的から始まり、実験項、結果、議論に結論という流れで書くわけだ。機械的に1週間ごとの提出になるから、実験中の内容とかぶつ切りになることがしばしばある。



 そんなことをこれまでの2年半続けていたからすでに今日で122報目となった。今日のはappendixがついて全7ページ。オレだったら読まないな、そんなもの。それよりもグループミーティングで話し合いしたほうが効率がいい。それか1つきに一回のレポート提出とかね。



 まあ何もかもが理不尽なのがここのラボの習慣だからな。

Frozen(アナと雪の女王)を観た

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 日本では封切りされたばかりの「アナと雪の女王」がこちらでは火曜日にDVD・ブルレイで発売されたので買ってきた。こちらでは発売日当日はセール値段で販売しているので、火曜日に仕事の後に近くのターゲットまで行ってきて購入した次第。平日は鑑賞する時間がなかったので、今日の夕方にやっと観た。



 ワタシはまったく予備知識がなかったのだが、妻が非常に興味を持っていたので買って見たのだが、個人的には大人でも十分に楽しめる内容だと思ったかな。ディズニーのアニメは年々、質が高くなってきているね。ちなみにワタシが印象深かったシーンはトナカイのスヴェンが氷の城の手すりを舐めてて舌がくっついていたところか。



 ところで先ほど妻のメールにバイブルスタディの主催者だったPaulが亡くなった知らせが届いた。ミシガンにきた当初は毎週金曜日のバイブルスタディに出席していたのだが、最近はちょっと疎遠になってしまい彼とは昨年から会っていなかった。病状が悪化していたことは聞いていたのだが...家族の見守る中、安らかに天に召されたことと思う。


Paul, R.I.P.
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