先日のエントリで仕事用PCのマウスにチャッタリングが発生してしまい、新しいマウスの購入を検討していると書いた。今回はそれの顛末。
結論からいうとLogitech(日本ではロジクール)のハイエンドゲーミングマウス(これまた日本では「クリエイティブプロフェッショナル仕様」)、G700というやつを購入した。決め手はメインPCに使っている同じくLogitechのPerformance MXと同じような形状と最大5700dpiの解像度、最高1000Hzに達するポーリングレート(1秒間に何回マウスの情報を読み取るかのレート)という、明らかにオフィススイートに使うにはオーバースペックに惹かれたのであった...
購入はおなじみAmazon.comで | 同梱物である | マウスとレジーバー |
Performance MXに較べてパッケージングはフツーである。ハイエンドシリーズなんだから、もうちょっと凝っててもよいかな?とは思ったが、思い起こせばMX700もこんなパッケージだったかなぁと思い出した。
同梱されているのは本体とレシーバー、マイクロUSBのケーブルと延長コードに説明書である。レシーバーは最近のLogitechの周辺機器共通のUnifyingではなく、G700専用のレシーバーである。これは先ほど述べた高速ポーリングレートを実現するために必須なんだろう。これによって有線マウスと同等の追従性なのだそうな。
ボタンは全部で13こ、それぞれを自由にアサインできる | 正面にマイクロUSBのポートがあり、充電しながらの使用が可能である |
まず第一印象。手触りがザラザラしておる。これは滑りにくいってことなんだろうな。実際、ゲームに熱中してマウスが汗で滑ってしまいミスするって状況があるんだろうねぇ...
13もあるボタンだが、正直にいえば大杉である。たぶん5つくらいでいいんじゃないかね。でもマウスの左サイドにある4つのボタンは意外と押し分けられる。ちなみにワタシはこのボタンをブラウザの進むと戻る、コピー、ペーストにアサインした。まだちゃんと使いこなせてないけどね。
マウス左上に3つのボタンは解像度の切り替えである。これは広いデスクトップを使っているなら便利かも。細かい作業のときは解像度を下げてやり、大きく移動するときは上げてやるのである。これはアリだろうね。
ホイールだが、これはPerformance MXとあんまり変わらないかな。最近のLogitechのハイエンドマウスには必ず搭載される高速スクロール切り替え機能つきである。
電池は単三のエネループが入っていた、エネループの電圧保持はすばらしいの一言である | 充電および有線化に使えるUSBケーブルはマイクロUSBである |
それとまだうまく使いこなせてないんだが、13のボタンを自分の好きな機能に割り振れるんだが、それを最大5プロファイル、登録できる。このプロファイルはボタンコンビネーションでリアルタイムに切り替えが可能だとか。さらにこのプロファイルはマウス本体に搭載されるメモリ(!?)に保存されているんだってさ。なんか自分の想像するマウスとはずいぶん違うモノに感じられるんだが...
ところでPerformance MXもそうだったがエネループが付属されているのは最近のLogitech製品の傾向だろうか。たしかに電池の持ち時間は特筆に価するんだが、このエネループをもってしてもG700の燃費の悪さは相殺できなかったみたい。ネットではPerformance MXも電池の持ちが悪いと評価されているんだけれども、G700はそれに輪を掛けて電池の持ちが悪い。一日、1~2時間の使用で1週間は持たないかなぁ。ちなみにPerformance MXは2週間弱は持っている感覚だ。まあ使用環境によるから断定はできないけど。
とりとめない感想を書き連ねてみたが、まあ結論としては満足のいくマウスである。マルチディスプレイ環境とかだとさらに利用範囲が広がりそうだね。これでバリバリと論文が書ければいいんだがな。