ミシガンに引っ越してからアップグレードが施されたセカンダリーPC(主に仕事用)のマウスに寿命が訪れたようだ。このPCは手持ちの中で最初に64bit板のWindows7をインストールしたものだったのだが、昨年くらいにコレまでの構成の陳腐化に伴い、AMDの6コアのCPUとそれに対応するマザーボードに交換したものだ。改めて昔のエントリを見ると、この当時(2009年の11月)からLogitechのdiNovoキーボードセットを使用していたんだな。そのキーボードセットに付属していたマウスが今回、チャッタリングを起こすようになってしまい、ドラッグ&ドロップなどの操作に影響を及ぼすようになってしまった。
そういうワケでこのdiNovoに付属のミニマウスを退役させて、マウスを新調しようということになったのである。そんななか、ふと今、プライマリーPCで使っているマウスのことを思い出した。以前はMX5500というLogitechのキーボードセットに付属していたMX1000を使っていた。MX5500キーボード自体は2年前ほどにK800というキーボードに変更しており、すでに退役済みである。MX1000というマウスは当時のマウスとしては非常に洗練されたモノで、Logitechの中でもフラッグシップモデルであったというのも手伝って、モンタナに居る間は大変重宝していた。しかしココでも触れているが、そろそろ寿命が訪れていた。そういうわけで引越の前後で新しいマウスを買ったらしい。
”らしい”というのは、実はいつ頃購入したか覚えていないんだ。ただAnywhere MXと同様にDarkField搭載機なので、ここ2年くらいだと思われる。そう、現在でもLogitechのデスクトップ用フルサイズのフラッグシップモデル、Performance MXマウスである。
ガラスの上でもトラックできるのはDarkField搭載機の証明 | 特に左サイドのForward/Rewardキーは個人的に重宝している | 右サイドはグリップしやすいように成形されている |
Performance MXはMX1000、MX1100そしてMX Revolutionから正統進化してきたLogitechのハイエンドマウスである。ワタシはMX1100とMX Revolutionはスキップしてきたが、特に巷での後者の評価は高かったようだ。個人的には左サイドのForward/RewardボタンがMX700やMX1000から受け継がれているものだったので、非常に麗しい。またAnywhere MXと同様、暗視野検鏡技術の転用で開発されたDarkField機能のため、上写真のようにガラス表面上でも問題なく使用できる。
microUSBポートを経由して充電が可能 | すでに可視領域のレーザーを使用してない、また購入時に単三のエネループが1本付属する |
某匿名BBSではフラッグシップモデルとしては質感がチープだとか評価されていたが、自分はまったくそんなこと感じないんだがね。どちらかと言えばMX1000よりも丈夫に見える。PCとの通信にも遅延は感じられない。まあゲームはやらないので、そのレベルでの遅延はどうかといえばわからないが。少なくとも使用中に通信が断絶して、非常にストレルフルになることもないし、新品なんで当然なんだがチャッタリングもない。
問題点を2つほど挙げるとすれば、まず1つめは電池の持ちが悪いことだろうか。Anywhere MXはノート用ということもあり、比較的電池の持ちが良いのだがね。まああっちは単三2つを入れられるのに対して、Performance MXは1つだけだからね。その辺も原因だろう。ただMicroUSBを介して充電ができるので、有線マウス様に使うことができる。(ただし、USBケーブルは通電のみで、PCとのコミュニケーションは無線だそうだ)個人的には自宅での長時間作業はほぼ週末のみなので、ネットで言われるほど電池の消耗が激しいとは感じたことはない。まあ1日あたり1~2時間の使用で2週間近くは持つんではないかね。正確に検証したことはないけど。。この問題はもう一つエネループを用意しておいて、あらかじめ充電器で充電して交互に使えばクリアできるだろう。
もう一つはマウス自体が重いということかな。確かにMX1000よりは重いと思ったが、ワタシは重いマウスの方が好きなので、個人的には問題ナシ。
結論としてはプライマリーPCに使うマウスとしては非常に満足しているわけだ。そこで最初のお話に戻るわけだが、セカンダリーPC用のマウスである。もちろんこのPerformance MXをもう一つ買うというのもあるんだけど、せっかくだから違うマウスも試してみたいなぁと思った次第。というわけでちょっとリサーチしたんだが、ちょうどこの時期にLogitechは新型の発表をしたみたいだね。でもオフィス仕様のMXシリーズは特にモデルチェンジがないらしく(Anywhere MXはちょっと前にマイナーモデルチェンジがあったみたいだけど)、ゲーム仕様のGシリーズがマイナーモデルチェンジがあった模様。またオフィス用というか一般用のマウスはWindows8などのタッチスクリーン操作を意識したものが出ているようだ。ただこのマウスの評価は真っ二つに割れていて、ちょっと判断が難しい。
そういうわけで、一世代前のGシリーズのハイエンドは型落ちで値段が下がっているみたい。まあPerformance MXと形状が似ているのが自分的にはイイんだが、ちょっと実機を触ってみたいんだよね。だからこの週末はStaples(全米展開する文房具店)とかをさまよってみる予定である。
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