米国けんきゅうにっき

はじめまして!2001年に日本を飛び出し米国へ。研究分野は化学でしたが、2005年のはじめに職場を東海岸から山の中へ移し、その際に研究分野も大きく変えました。そして2010年に結婚とグリーンカード取得。さらにさらに2011年夏に再び1800マイルを東に向かい、新天地、ミシガンに生活の場を移しました。2016年夏に仕事の都合でテネシーに引っ越しました。クルマ関係の仕事ですが、未だに合間を見ては投稿論文の準備をしています。まあ、せっかくの貴重(?)な人生なので、日々の出来事を残しておくことができれば幸いです。

2011年12月

大晦日、クルマを購入

 なんどかここでも触れた様に10年使っていたクルマが壊れた。正確には動くのだが、触媒が詰まっているらしくエンジンがストールしそうになる。この修理に約$600かかるとか。それ以前に燃料ポンプの交換、カムシャフトセンサースロットルポジションセンサー、スパークプラグ&ワイヤーの交換で$1000ちかくかかっていたので、思い切って別の中古車を探すことにしたのである。

 今週は水曜日に近くのEnterpriseでレンタカーを借りて5件ほどカーディーラーを巡ってみた。もともと通勤に使う予定はなく、夏のキャンプとかに使おうと思っていたので、SUV系のクルマを探していたのだ。それにせっかく米国に居るんだから周りが勧める日本車じゃなくてアメリカ車ね。

 これまで乗っていた車はDodge Intrepidというやつで1995年式の3.5L V6エンジンSOHCだ。スペックをwikiで見ると最大出力が214馬力で同トルクが300Nmとある。ちなみにDodgeとはChryslerのブランドである。

 そーいうわけでいままでChryslerのクルマに乗っていたのでFordかGMのクルマにしようと思っていたんだが、GMのクルマは個人的にあんまり好きではない。なので自ずとFordの車種でSUVにしようかということにになった。

 FordのSUVというとEscapeExplorerExpeditionFreestyle、傘下のMercury MountainerMarinerなどが考えられるが、この間のU-Haul以来、車高の高いクルマにあこがれてしまっていたので、Freestyleは除外となる。ただ妻は小さめのクルマが良いという意見だったので、Escapeを中心に探していた。しか~し、このEscape、2008年にモデルチェンジをしているのだが、Thanksgiving前に2007年式を試乗した限りではちょっと走行時のノイズが大きかった。そんでこの間の水曜日に2008年式のEscapeを運転してみたのだが、これもノイズが大きい。妻もそれにはがっかりしていたみたい。

 さらに追い討ちをかけるように2007年式のExplorerを試乗してみたのだが、想像以上に高い静粛性とレスポンスの良さがとっても印象的だった。まあ見積もってみたら予算を大幅にオーバーしていたんで、ちょっとへこんだのだが......良いクルマであったわけだ。

 そんであらためて翌日、レンタカーを返す前にDundeeという町にあるディーラーに行ってみることにした。ここは以前に別のカーディーラーで紹介してもらったことがあったのだが、クルマが直後に動かなくなって訪問を断念していたのだ。

 ここでは2002年式のMountainerと2003年式のExplorerを試乗する。予算を提示したらその2つを試乗させてくれた。とくにMountainerはなかなか良い状態だったのだが走行距離が10万マイルを超えていたのがちょっとネガティブポイント。ただこの車種はトラックと同じフレーム構造らしく10万マイル超えくらいではまだまだ余裕で走れるらしい。まあとにかくここではちょっといろいろなアイデアを得ることができた。

 さて昨日である。ディーラーに行くための足は無くなったのだが、同僚のFreebornに運転を教えることになっていたので、2件ほどディーラーにつきあってもらった。まああいにくの雨だったので運転を教えるにはちょっとよろしくない天気だったのだが、とりあえずディーラーまで運転してもらう。

 この2件では4台のExplorerを見せてもらう。特に最初に見たクルマはちょっとビビッときたぁ。まず年式(2003年)のわりにエンジンルームがとってもきれいなんだ。それとCarfaxのレコードがとてもクリーンで走行距離が8万マイルちょい。試乗をしたかぎりは問題はなし。妻も走行時の静粛性を気に入った模様。

 その後にみたやつはまだインスペクション中で試乗ができなかったのと、エンジンルームの状態とかもちょっとよろしくなかった。そーいうわけで、さきほど試乗したExplorerをホールドしてもらう。すでに5時をすぎていたので、さらなる商談は明日ということとなった。

 そんで本日、大晦日である。電話が掛かってきて見積もりを教えてもらう。アクセプタブルだったのでそのディーラーにライドをお願いして再び現地へ。いくつかのペーパーワークと保険会社とのやりとりを経て、購入と相成った。そんでそのままそのクルマに乗って自宅まで戻ってきたわけだ。

 そんなわけで2011年の大晦日。米国で2台目のクルマを購入した記念日である。

クリスマスが過ぎて

 米国最大のお休み、クリスマスが明けた翌日。ちょっと実験というか年末年始を通して培養をしようと思い、ラボに行ってきた。ちなみに所属するVAはクリスマス明けの週もシーズンディという休みになっており、研究所および病院はひっそりとしていた。

 通常の通勤で使っているバスのスケジュールがよくわからない状態になっており、行きはともかく、帰りのバスの乗り継ぎを失敗する。仕方なくArborlandで30分ほど足止めとなる。あらためてクルマが必要だなと思い知らされるわけだ。

 
 さて今日は午前中に、昨日仕込んだプレートカルチャーを回収して、200mLの液体培地にコロニーを植えつける。年末年始にかけてP450の発現宿主を培養するためだ。

 その後、妻とダウンタウンで合流後、町の反対側にあるクルマのディラー、2件に行く。結果として、どっちのディラーの対応にちょっと不満があったのと、そもそも興味のある車種が無かったのとで不発であった。特にこの辺ではちょっと有名な某VナンチャラというFord系のディラー、あそこのやる気のなさはある意味、注目に値するな。この系列の店には今後、絶対に行かないだろうと思う。

今日はクリスマスイブゥ~♪♪

 昨夜は毎週、金曜日に参加しているインターナショナルグループのバイブルスタディ主催者のPaulの家にディナーに招待された。同僚のFreebornの友人を空港までライドした後に、一度、自宅に戻り、妻がスノーマンのポテトサラダを作ってから3人でPaulの家に行ってきた。楽しいひとときであった。

 ところでどうも現在使っているクルマを修理して使うのは対費用効果が薄いことがわかった。以前のエントリで指摘された項目を交換・修理したのだが、さらに触媒が詰まっていることが発覚した。これの修理費が結構、バカにならないのである。

 そういうわけなので、別の中古車を探すことにしたのだが、運の悪いことに今日はクリスマスイブ。お昼頃にバスで町の反対側まで行ってきたのだが、軒並みカーディラーは閉まっていたのであった......

 そんなわけで個人的にアメリカに渡って10年目のクリスマスは自宅でゴロゴロすることになりそうである。

今日はクリスマスイブのイブぅ~♪

 最近、妻との生活時間を一致させるために早朝から出勤している。この辺は緯度が高いので、7時のバスに乗るころはまだまだ真っ暗だ。この時間だと私の住むアパートの周りはひっそりしている上に、冬の寒さも手伝って空気がクリアなような気がする。まあホリデーシーズンということもあって、朝のバスにはほとんどヒトが乗ってないのだが、このヒトの少なさもなんだか寒さと静けさに拍車をかけているような気がする。

 さて相変わらずクルマの具合が悪いので、ディーラーのサービスに持っていくことにした。ディーラーは特殊な分析機器があるから問題を確実に特定できるとのこと。まあ知っていたんだが、その診断だけでディーラーサービスは$100くらい課金するからねぇ、躊躇してたわけさ。

 その結果だが、3箇所、問題点を見つけてきた。カムシャフトセンサー、スロットルポジショニングセンサー、そして3番のスパークプラグワイヤーの破損である。しめて$700超かかるというので、ここでの修理はやめることにしたのだが、翌朝に車を回収する際にエンジンがかからないといわれたんだな。つまりディーラーのガレージから出すこともできなくなったわけだ。彼らいわく、カムシャフトセンサーが完全に壊れたためといわれ、それをとりあえず交換すれば動くには動くとのこと。仕方がないので、その交換のみを頼む。これで$180くらい。

 そんでそのまた翌日にディーラーからクルマの回収をして、別の町のショップにそのまま行くことにした。ディーラーよりも工賃が安いためだ。まあ途中、エンジンが止まるんじゃないかとヒヤヒヤしながら運転してたわけであるが......



 とにかくとしてこのクルマは十分に働いてくれたわけだ。2001年の終わりに6年落ち(95年式)で走行距離が75,000マイルの状態で購入したので、10年だな。現在の155,000マイルなので買った時の倍の走行距離である。

 そーいうわけで、別のクルマの購入を画策することにした。まわりのみんな(リペアショップのメカニックも)は日本車を勧めるわけだが、ワタシはアメリカ車が好きだ。そんなわけで今回もアメリカ車、特にFordのEscapeExplorerの中古を探している。

 なんで巨大なクルマがいいか?それは事故のときに助かりそうだからだね~、まあ冗談だけど。一番の理由は大排気量車は長い上り坂でも息切れしないのが良い。特にこっちのハイウェイは日本のようになるべく緩やかに上っていくようには作られておらず、まっすぐに山に飛び込んでいくカンジだ。実際、まわりを走っている中小排気量の日本車は上り坂で減速していく。アメリカのメーカーがなぜ大排気量のクルマを生産し続けているのか良くわかるシーンのひとつである。

 まあそんな感じでサンクスギビングから続くホリデーシーズンは車の修理に東奔西走していたのであった。

クルマの調子がすご~く悪い

 この夏頃からクルマの調子が悪くなっていたのだが、つい先日、走行中にエンジンが止まることが2回ほどあった。

 エンジンが止まると何が怖いのかというと、ブレーキの効きが極端に悪くなる。これは近年のクルマはすべて倍力装置というエンジンの駆動力を利用したパワーアシストを通してブレーキを駆動させているためだ。

 そもそもの症状はエンジンが低回転時に走行が安定しないことであった。たとえるならエンジンが”しゃっくり”をしているような感じ。これを解決するために、モンタナにいたころにずっとお世話になっていたリペアショップで見てもらっていたのだが、原因を解明できずにいた。そんで、その問題を抱えたままミシガンにやってきた。

 この低回転時の問題は別に走行できないというものではなかったので放置していたのだが、上述の様にとうとう走行中にエンジンが止まってしまうという事態になったので、こっちのショップで見てもらうことにしたわけだ。

 そのショップの見解としては、エンジンが走行中に止まる可能性は3つあると。一つはオルタネーター(交流発電機)の劣化、二つ目はクランクセンサーというエンジンの回転数をモニタする装置、三つ目は燃料ポンプの経年劣化とのこと。

 そんでサンクスギビング前後かけてクルマを見てもらったのだが、なかなか問題を同定できなかったようである。上記以外にエンジンのチューニングではないかということで、点火プラグやディストリビュータ(電圧分配器)から伸びるケーブルの劣化を調べていたみたいだが、それも問題なしと(これはモンタナで2年ほど前に交換した記憶がある)。そして、燃料供給系の燃料圧が低いということから、燃料ポンプの劣化ということで交換になった(これはだいたい$400くらいかかった)。

 さて交換後に状態は改善したのだが、昨日になって帰宅中に再び走行中にエンジンが停止してしまった。たまたま広めのスペースの側道があったので、慣性で寄せて停止。しばらくしてからエンジンは始動したので、家の近くのGSまで戻ってきた。

 ここからが問題である。給油の際に満タンにしたところ、タンク下部(?)からガソリンらしき無色透明の液体が結構な量、漏れ出してきたのである。最初、ガソリンは着色してあると思っていたので、無色の液体を最初はガソリンと認識できなかったのだが、ちり紙で吸い込ませてみてにおいをかいだところ、昔の研究室でかいだ炭化水素臭(オクタンよりはペンタンに近いにおい)がした。そーいうわけで、早速、店員に連絡して、ちょっとエンジンを動かすのも怖かったので、押してGSの端っこに移動させた。

 あとは電話でリペアショップに連絡して、短距離の走行には支障がないことを確認。月曜日に持って行くことを伝えたわけである。

 まあ燃料ポンプを交換した時点で、ガソリンタンク周りには不安があったんだよね。ただ腑に落ちないのは、満タンにするためにGSの給油ノズルが自動で止まったときに、心持ち手動でガソリンを継ぎ足すんだが、そのときに漏れ出したんだよね。まるで風呂桶から水があふれ出すように出てきて、あとはピタリと止まったんだわ。だから燃料ポンプのせいとは思ってないけど、その交換の際になにかあったのかねぇ......

 それと直前にやはり走行中にエンジンがとまったことも懸念材料だ。自分が運転しているときはいいんだが、さすがに妻が運転しているときにこれが起きたら心配。そういうわけで、ちょっと妻のために別のクルマの購入を検討することになりそうです。
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