米国けんきゅうにっき

はじめまして!2001年に日本を飛び出し米国へ。研究分野は化学でしたが、2005年のはじめに職場を東海岸から山の中へ移し、その際に研究分野も大きく変えました。そして2010年に結婚とグリーンカード取得。さらにさらに2011年夏に再び1800マイルを東に向かい、新天地、ミシガンに生活の場を移しました。せっかくの貴重(?)な人生なので、日々の出来事を残しておくことができれば幸いです。

2010年06月

ヒトにものをおしえるということ

 なんだかいつになく仰々しいお題ですが、現在、学生の面倒を見ている。米国のNational Science Foundation(NSF)にはResearch Experiences for Undergraduates(REU)というプログラムがあり、ワタシが所属している研究グループもこのプログラムに参加しているのだ。

 実は昨年もそんな機会がありハワイから日系米国人の学生がやってきたのだが、ワタシの日本帰国の日程の都合上教えることはできなかった。しかし今年はまあ、フリーということでワタシにまたお鉢が回ってきたわけだ。

 しか~し、問題もあったのだ!ワタシのビザの都合上、6月1日から14日は米国内の研究施設でいかなる研究行為も行えなかったため、その学生(彼女は6月7日にこの大学にやってきた。出身大学は西海岸の私立だが出生はモンタナだそうだ)を指導できるようになったのはつい1週間半前。ワタシが使えない間は同僚のKimが面倒をみるというカタチに落ち着いていた。ちなみにその学生の指導方針はすでにボスに提出しており、それに沿った内容で研究を行うということになっていたので(これは昨年のハワイ出身の彼のために書き上げていた)、まずはそれに必要かつカンタンなブルー銅タンパク質の精製をKimに面倒みてもらったのである。

 どうも最初のトライアルは大腸菌を育てすぎた(まあ長く放置しすぎた)のでほとんどタンパク質を採れなかったのだが、二回目はうまくいった。はっきり言ってKimが教えていたので装置等の操作などのコーチは放置気味でも問題なく精製できたというのも大きいが、なかなかどうして優秀だなと思うこともしばしば。(REUの学生が優秀なんてことは稀ではないかね......)

 そーいうわけで精製後の分析を指導することに。まずは電気泳動とタンパク質濃度の決定、銅イオンの含有量の決定を教える。BCA法と280nmの吸収帯から濃度を導く方法を教えていたとき(ワタシは両同定法の結果が一致する、あるいは近くなるまでやり直すように指導している)にもう一人のundergradの学生がワタシとそのREU学生のやりとりを聞いていたのだが、そのときなんで両方の同定法を行うのか聞いてきた。彼女(REUじゃないほう)は同僚のDaliaが面倒を見ていたのだが、ヤツ、BCA法を教えなかったらしい......仕方がないので一緒に説明することにしたのだが、その娘はちょっとDaliaに怒ってたなぁ......おおかたDaliaはメンドーくさかったから教えなかったんだろうど。(実験の手数が少ないやつの典型だなってのもあるんだが、今秋からワシントン州の大学で臨時講師として赴任するのにダイジョーブなの?とは思った)

 ブルー銅タンパク質の精製は一段落着いたので、今日から亜酸化窒素還元酵素の精製を始めた。正直言ってREUの学生には荷が重いかなぁとは思っていたのだが、精製一日目はうまくいったね。まあこの調子で明日も乗り切りたいところだが、当たり前なんだけど、自分で精製する以上に気を遣うもんだな。

きいちご

 先日、BlackBerry Bold 9650に機種変をした。これがなかなかどうして便利なので、またちょっと紹介しようと思う。今回は主要アプリのスクリーンショットだ。

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アプリケーションフォルダというのがあり、ここに主要アプリが格納されているフォルダにはKB中央上部にある光学トラックパッドで選択後に押せば入れる


 この世代のBoldからトラックボールの代わりに光学トラックパッドが搭載されている。前の機種のトラックボールはよく壊れたとか......操作性はバツグン。たまにBBOSがウラで動作しているときは重いことがあるが、まれなのですこぶる使いやすい。これで目的のアイコンを選択しトラックパッドを1クリックするとアプリの起動かフォルダの下の下層に入り込む。ちなみに画面上部にはモザイク処理されているがWiFi稼働中なら無線LANのルーター名が表示される。

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まずはGoogle Map、GPS内蔵なので速やかに現在地が表示されるSkypeは基本的にPCと同じ、Skype経由での着信も普通のケータイ着信と同様にベルが鳴るのがイイ!!Google Talkも別アプリだがバックグランドで動くので使い勝手はいい


 メールアプリやSkype、Google Talkはウラで動いてるので、何かしらのアクションがあれば待ち受け画面に表示される。この辺は大変使い勝手が良い。iPhoneではiOS4からマルチタスクが実装されたということだが、アプリが対応してないとダメだとか......この辺はBBOSに一日の長がある。

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Twitterもリアルタイムで通信できるが、これはフォローしている書き込みまでくるのでちょっとウザいMySpaceはフツーfacebookはTwitterと連動させているので、あんまり必要ないかな


 Twitterはバッググランドで通信するように設定できるのだが、これだとフォローしているヒトが多いと大量に通信してしまうことになる。正直言ってTwitterって通信リソースの超無駄遣いのような気がするんだが、どーだろう?そんなわけで、このような無駄遣い機能はオフにしてある。あとは米国ではやっているMySpaceとfacebookだが、前者の方はかなり放置気味、後者はtwitterと連携しているので、英語でツイートすると東海岸時代の友人がたまにリツイートしてくるね。

 代表的なアプリを紹介したが、それ以上に秀逸だと思うのがQWERTYキーボード。iPod touchのソフトウェアキーボードと違ってイライラせずに入力できる。さらにBoldは日本語入力も意外と優秀なんだ。だからホントーに長文電子メールも苦にならんわ。そんなわけで使用開始から1週間経っても未だ絶賛中ですww

社会保障カードの更新

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先日の永住権取得に伴い、いくつかやらなければならないことがある。その一つに社会保障番号(Social Security Number、SSN)のアップデートだ。

形はどうあれ、米国で働いたヒトはSSNを申請しなければならない。経験者の方ならわかると思うが、Social Security Administrationのオフィスに行って申請するわけだ。そして絶対にカードをなくさない様にとSSNを他人に知られないようにといわれるはず。ワタシの記憶では、カードをなくしても再発行されないから気をつけるようにとも言われた。そんなカードなんだが、グリーンカードとは異なりかな~り安っぽいカードである。だからあんまり重要そうに見えないんだけどね。

この間、復職のために大学のオフィスに行った際、このカードをワーキングパーミットの代わりに使えないのかと聞いたところ(その時点ではグリーンカードは届いてなかった)、ワタシのカードには"VALID FOR WORK ONLY WITH INS AUTHORIZATION"と記載されているからダメなんだそうだ。つーか、このステートメント、初めて気がついたわ。で、同僚のKim(米国籍)に聞いたところ、彼女のカードにはこの文言はないとか。つまりHやJビザのような非移民ビザではソーシャルセキュリティカードは制限されているということになるね。(もしかしたら発行時に説明を受けたのかもしれないけど、その当時のワタシの英語力では全く理解できなかったのだろう......)

そういうわけで、ここBozemanのSocial Security Officeに行ってきました。ワタシはデラウェアでSSNを申請したので、この街のオフィスには行ったことがなかった。そんで周りに聞いてみたのだが、どうもウェブの情報と食い違う。つまり最近、移転したみたいで町外れのへんぴな場所が現在地であった。

デラウェアのオフィスは結構、混み合っていた記憶なのだが、この街のそれはスゲーすいていた。一応、番号札をとるんだが、あっという間に呼ばれたわ。

窓口では最近、グリーンカードを取得したのでカードの更新を行いたいと言うと、すぐにわかったらしく、両カードの提示を求められた。んで、係官の女性はワタシのGCをしげしげと眺めて曰く「カードデザイン、新しくなったのね!またホントーの”グリーンカード”になったわ。」と。その辺の話は聞いたことがある。確か、前のデザインはピンク色で記載されている文面が読みにくかったとか。それ以上にグリーンカードなのに”ピンク色”とはちとやだなぁとは思いそう......

まあとにかく、さらにID確認(ワタシはパスポートを持って行ったがドライバーズライセンスでもいいらしい)後、個人情報の確認(両親の名前やら母親の旧姓、ワタシの誕生日等)でおしまい。新しいカードは1週間ほどで郵送されるそうだ。で、古いカードは破棄されてしまいました。9年もともにしたのになんだか寂しい感じ......

改めて、新しいステージに立ったことを感じるのであった。

くろいちご

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 現米国大統領も愛用のBlackBerryを購入した。前のケータイの2年契約が終わって久しいので、ちょっと気分転換に携帯の機種変更をしたかったのだ。2年契約のやつは昨年の10月には終わっていたのだが、なかなか食指を動かす様な機種がなかった。それにワタシの契約するキャリア、Verizon Wirelessは最近、スマートフォンに力を入れているらしく、機種変更をした場合も大多数がスマホからのチョイスになってしまうため、データ通信料として$29.99が上乗せされるとか。そういうわけで、機種変にはかな~り長いあいだ、躊躇していたワケさ。それでもとうとう永住権の認可が決まったというのもあり、これからも長く米国で暮らしそうなので、今回の決断に至ったのである。

 さて昨年から躊躇していた理由に、これまでVerizon Wirelessが提供していたBlackBerry(以下、BB)はTour 9630というやつで日本のNTTdocomoやAT&Tなどで供給されているBoldシリーズではない、とゆーのがあった。何が違うのかと言えばTourはWiFiを持たないため、データ通信は3G回線を使うしかないわけだ。まあVerizon Wirelessはデータ通信料は定額制のパケット上限がないため、料金に関してはそんなに気にすることはないのだが、デカいファイルを落とすときはやはり無線LANなどの方が使い勝手が良い。だからといってWiFiを搭載するStorm系を選ぶ気にはなれなかった。というのはStormはiPhone/iPod touchと同様にタッチスクリーンであり、個人的にはこのインターフェイスは入力操作に難を感じていた。またBB以外に目をやると、今話題のAndroid携帯があるのだが、こいつははっきり言って問題外。動作がぎこちないのである。(それ以上にGoogleにこれ以上、おんぶにだっこしたくないなぁと思っているのでね)

 そんな苦悩の真っ只中、6月に入ってVerizon WirelessからBold 9650の供給がキターって感じョ。もう我慢しきれずオンラインでオーダーした。2年契約で$99.00だ。そいつが届いたのはつい先週の半ばである。

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箱であるなかなかいい感じに梱包されていた
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付属品すべてBBbold9650本体ホーム画面ね


 まずワタシの日本に於けるケータイ文化は2001年でとまっていることをお断りしておこう。その後は”通じればよい”米国ケータイ文化に慣れ親しんだため、このBBのようなスマホはものすご~いカルチャーショックだ。

 いちばんカンドーしたのがどこにいてもgmailを受け取ることができること。これも今の日本のケータイ事情だと当たり前なんだろーけどさ、こっちではかな~りキタね。特に米国の場合、広大な国土のため、未だに圏外のところなんてごまんとあるわけさ。そんなだから最低でも通話さえできれば御の字だったのが、ネットにアクセスまでできるようになるんだよ。そりゃ、カンドーしない方がおかしいでしょ?

 あとはGoogle Syncを用いたオンラインデータとの同期も感動ものだったわ。上にも書いたようにGoogleに頼り切るのは個人的に座りが悪いのだがね。まあそれでも便利なのは便利だから使いますよ。Gmailのアカウント情報をセットアップすると自動的に同期が始まり、コンタクトデータやカレンダーの予定がすべてインポートされてきた。(これは無線LANでやったほうがいいと思った、改めて)だからわざわざ、BBのキーボードで入力する必要もないわけだ。

 さらにVerizon Wirelessだけの目玉なのかな?Skypeが使えること!BBOSのバックグランドでSkypeは動いているから、ほぼシームレスに音声通話とIP通話が使えるのだ(ちなみにiPod touchはSkypeがインスコされていたが、Skypeコール受信が反映されるまで、かなりのタイムラグがあった)。日本からかかってきたSkypeコールはただの音声通話と同様に呼び出し音がなった。だから国際電話はSkypeを使うことで、無料で通話ができるわけだ。(つまり米国内での音声通話よりも安いことになるね)


 まあとりあえずはその辺がカンドーしたところかな?まだ使いこなせていないから、もうちょっといじってみますわ。

ぐりーんかーどをてにいれた!!!

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 ついにグリーンカードを手に入れた!やってきた封筒は質素そのもので、差出人がだれかもわかりにくい。でも封筒を開けると確かに移民局からのもの。中にはグリーンカードとApproval Notice、そして”移民のみなさまへ”風のパンフレットが同梱されていた。今のグリーンカード、すなわちI-551はニューデザインらしくICチップが含まれているため、ほかのICチップを含むカードと誤動作を起こさないように(SuicaとFelicaを一緒に使えないみたいな?)同封されている内側がアルミのケース(って言ってもちゃちなもの)に入れるようにと書かれていた。

 さてグリーンカード、表面にはワタシの顔写真と指紋、誕生日にケース番号、外国人登録番号にどのカテゴリーかを示すコード(ワタシの場合、EB2 National Interest Waiverを示すE26)が記されている。裏面はビザスタンプの下部にあるような英数字のコード番号のようなものに、ウォーターマーク、そして磁気読み取り部分がある。

 なにはともあれ、一つの大きな仕事を達成したなぁ。今、振り返ればホントーに大変だった。同僚のDも今、NIWの申請準備をやってるけど、もうオレはやりたくないね。もちろんそんな必要はないんだが。

 そんななか、一つの疑問がある。まだ手元にI-94(米国に入国するときは米国籍・永住権保有者以外はすべて記入しなければならない機内でわたされるやつね)が残っているのだ。通常、これは面接の際に回収されるものらしいが、雇用ベースの場合、面接があることの方が珍しいらしい。まあ、次回の出国の際に空港で係員に渡せばよいんだろうけどね。

 さてさて、ここでワタシの場合のGC取得までのタイムラインをまとめておく。EB-2 NIWで申請するヒトの参考になれば幸いだ。

2009年4月23日  弁護士にコンタクト
2009年6月19日  弁護士とNIW嘆願に関する契約をする
2009年7月14日  一時帰国のため、作業中断
2009年8月9日   帰米のため、作業再開
2009年9月2日   最初のレター草稿完成
2009年9月24日  二人目のレター草稿完成
2009年10月6日  三人目レター
2009年10月19日 四人目レター
2009年12月3日  五人目レター
2010年1月11日  六人目レター
2010年1月16日  七人目レター(予備、結局使わなかった)
2010年2月2日   AOS申請も同弁護士に依頼(これでコンカレント申請に)
2010年2月13日  日本人行政書士に戸籍謄本の英訳依頼(AOS申請に必要)
2010年2月19日  ツベルクリンテスト
2010年2月21日  ツベルクリン陰性判定
2010月2月23日  ワクチン接種とmedical exam発行
2010年2月24日  すべての推薦書そろう
2010年2月25日  公証付き戸籍謄本英訳を受け取る
2010年3月1日   すべてのサポート書類を弁護士に発送(Fedexを使った)
2010年3月18日  弁護士のカバーレター完成(3回、こちらでも読み直した)
2010年3月22日  I-140電子申請(これがpriority dateとなる)
2010年4月5日   I-140およびI-485申請書類受諾(これがAOSのreceive date)
2010年4月23日  I-140認可
2010年5月10日  I-485受領書到着(5/5がnotice date)
2010年5月13日  バイオメトリクス予約のお知らせ
2010年5月27日  Helenaでバイオメトリクス
2010年5月31日  H1-B失効(よって離職)
2010年6月8日   I-485認可(GC発行プロセス開始)
2010年6月9日   EADとAPがリジェクト
2010年6月14日  ウェルカムレター到着
2010年6月21日  グリーンカード到着

 最後にGCを申請するにあたりワタシがいえるのは、なにしろあきらめないことだと思う。何が何でも取得するという気持ちで行かないと、この膨大な仕事量をこなす前に心が折れてしまうからね。
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