米国けんきゅうにっき

はじめまして!2001年に日本を飛び出し米国へ。研究分野は化学でしたが、2005年のはじめに職場を東海岸から山の中へ移し、その際に研究分野も大きく変えました。そして2010年に結婚とグリーンカード取得。さらにさらに2011年夏に再び1800マイルを東に向かい、新天地、ミシガンに生活の場を移しました。せっかくの貴重(?)な人生なので、日々の出来事を残しておくことができれば幸いです。

2008年09月

EWFは禁断の果実か?

 ネットブックと呼ばれるPCにはVistaではなくXPが搭載されている。これはまずXPがVistaに比べてとっても軽いからなのだが、セキュリティなんかを鑑みるとやはりVistaは優れていると思う。でもネットブックにVistaが敬遠される理由はそれだけではない。確かにたとえばHPの2133とかはVistaがプレインストールされているのだが、VIAのC7-M ULVはその実装に対して非力だと思うし、やはりGPUも統合型のVIA896だからVistaでのベンチとかは悲惨なことになっているらしい。しかしながら、それ以上に深刻な問題がある。HDD搭載のネットブックならばあんまり問題にならないのだが、ようはSSD搭載機の場合だ。前エントリで触れたようにSSDには書き込み回数制限がある。これは使われている半導体の本質的なモノであり、避けることはできない。その一方でVistaはSuperFetchとゆー強力なキャッシュメモリ管理機能が実装されており、OS起動時にはガリガリとHDDにアクセスしまくる。これはSSDにとってはたまったものではない。たとえばSSDと同族とみなせるUSBメモリがある。これを利用してVistaではReadyBoostという機能が実装されている。しかしこのUSBメモリも頻繁に書き換えられており、その寿命も普通の用途で使われているソレと比べて明らかに短いのだ。換言すればReadyBoost用に使われるUSBメモリは使い捨てとゆーわけだ。そんなVistaではネットブックに向かないというのは当然の帰結である。ナゼならばネットブックは将来的にEeePCやInspiron Mini9のようにSSD搭載機が主流になるだろうからだ。(その証拠にマイクロソフトもVistaのSSDに対する欠点を理解した上で、XPをネットブック用に延命させている様にみえるのは論理の飛躍だろうか?)

 しかしそのXPでもSSDの書き込み頻度に対しては最適化されていないのが現状だ。なぜならば前エントリで述べたように、XPがSSDなどのローカルドライブに明示的に書き出すファイル(一時ファイルやページファイル)をメインメモリ上に構築したRAM Diskに書くように指定しても、いまだになんらかの引っかかりがある。これはどこかの時点でXPがローカルドライブに書き出しをしているということなのだろう。これを解決する方法としてはEnhanced Write Filter(EWF)という機能をXPに取り込ませるというものがある。このEWFはもともとATMやお店のレジにインストールされているXP Embeddedに実装されている機能で、不慮の事故でいついかなるときに電源がカットされてしまっても、ローカルドライブにダメージを与えない様にできるわけだ。具体的にドライブにアクセス中に停電があったとしよう。これはたとえばHDDにとっては最悪な状況での停電であり、HDDの故障の原因の一つである。そしてXPはOSが走り続けているあいだは頻繁にHDDにアクセスしており、停電時のリスクは高い。そこで、このHDDへのアクセスを最小限にしようという概念が生まれ、それを実現したのがEWFである。EWFは基本的に対象となるHDDに対してOSが書き込もうとする情報をメインメモリにプールしておく。そしてシャットダウン時などのもっとも安全と思われるときにXPがOS稼働中に書き込もうとした情報(メインメモリにはいっている)をローカルドライブに書き出すワケだ。これによってリスクを最小限にすることができる。これをSSD搭載型のネットブックに搭載したらどーだろうというのが、本エントリの主旨だ。ただし起動しなくなる可能性もあるので、あくまで自分の責任でやってくれ。

 参考にしたサイトは"モバイルPCからハードヂスクが無くなる日まであと○○♪ まとめサイト"で大まかなことは書かれている。XPやVistaの正式ユーザーならばWindows SteadyStateをダウンロードしてインストールすれば以下に書くことと同様なことができるが、無駄なものもディスクに書き込まれるので、ココでは別の方法でEWFのコンポーネントをインストールする。

1:マイクロソフトのサイトからWindows XP Embedded Service Pack 2 Feature Pack 2007 Evaluationをダウンロード

e472f618.jpg

 落ちてきたファイルはisoイメージなので仮想ドライブにマウントさせるかCD-Rに焼くなどして中身を開く。中にXPEFP2007.exeという実行ファイルがあるから、これを走らせると解凍作業が始まり、バックアップの有無を聞かれるがココで放っておく。Cドライブの一番上の階層を見ると長い英数字のフォルダができているハズなので、ココの中にあるrepフォルダからminlogon.exe、ewf.sys、ewfmgr.exe、ewfntldrの4つをどこか別の場所に保存する。 またあとで必要になるのでewfapi.dllもここからコピーしておくと良い。この時点でWFP(Windows File Protection)を切ると良いらしい。やり方はココからWindows File Protection Switcher 1.0をダウンロードして実行するだけ。この時点でフォルダオプションで不可視ファイルを見えるようにして、さらに拡張子も表示させるようにしておくといい。C:\Windows\System32を開き、winlogon.exeをwinlogon.exe.bakにリネーム。そこ(C:\Windows\System32)にminlogon.exeをコピーしてwinlogon.exeにリネーム。新規でminlogon.regを作成し、下記をコピペしてダブルクリック。

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon]
"Config"=dword:00000017

再起動させるとSystemアカウントでのログインになり初期設定で少し時間が掛かるけど待つ。もう一度再起動して正常動作を確認する。

2:EWFの組み込み作業

ca16f4a3.jpg
 regeditを走らせて右のSSの様に"HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\Root"を右クリックしてアクセス許可でEveryoneのフルコントロールにチェックを入れたのちに再起動。 Cドライブのすぐ下に不可視ファイルのntldrがあるはずなので、これをntldr.bakとリネームしてさっきコピーしたewfntldrをntldrにリネームする。さらにC:\Windows\System32にewfmgr.exeをコピー、C:\Windows\System32\driversにewf.sysをコピーする。(そろそろヤヴァい香りがしてきたでしょ?)そして最後にココのサイトの中程にあるewf4G-X.reg 日本語版Eee PC 4G-X用(EFI対策済み)をダウンロードして、ダブルクリック。これはレジストリを書き換える操作なので、間違ったファイルをダウンロードしないよーにコチラでも注意が喚起されているので参考にするとよい。この作業をすると再起動が促される。(レジストリの書き換え前にバックアップをとることをオススメします。)コマンドプロンプトで

ewfmgr c:

b5d1daa3.jpg
と入力すると右の画面がでるはず。Stateの項目でENABLEとなっていれば成功だ。なおこの状態だとBoot_CommandがNo_CMDになっている。これは終了時にメインメモリに記憶されていたデータが破棄される状態なのでewfmgr c: /commitと入力するとメインメモリに記憶されていたデータをSSDに書き込む作業が発生するので変更が保存出来るようになる。(これによってEWFで保護されたドライブを起動ディスクにしているとシャットダウンの時間が若干、遅くなるが、SSDならばこの時点で液晶を閉じて移動してもダイジョーブなワケだ)デフォルトでは保護ドライブへの書き込みを行わない様になっているので、Windows起動時に書き込みをするようなバッチファイル(xxx.bat)を作り、スタートアップフォルダに放り込んでおくと良い。具体的にはNotePadなどのテキストエディタをひらき、ewfmgr c: /commitと入力、EWFcommit.batとか名前を付けて、スタートメニューのスタートアップフォルダに入れる。これでWindows終了時に自動的にメインメモリ上のデータをSSDに書き込むようになる。

3:ewfplusの導入

 まあEWFとゆーのはメインメモリ上に本来ならばローカルディスクに書き込むハズのデータを蓄える作業をしているのだが、当然そうなるとメインメモリが潤沢にあることが望ましいワケだ。そして長時間、再起動せずにWindowsを走らせているとEWFのメインメモリへの書き込み分が肥大化していき、空きメモリ領域を圧迫していく。だからまめに再起動すればいいのだが、それも面倒だ。というわけで、ココのサイトの方が便利ツールを作ってくれた。(作者さんに感謝です!)ewfplusというやつだ。基本的に設定などのコンソールがないので、設定するためにはダウンロードされた圧縮ファイルに付属しているewfplus.iniファイルを書き換える。中には"limit = 512"という一文があるはずであり、EWFの蓄えるデータ量が512MBに達するとローカルディスクに書き込むという意味である。ここに好きな数字(ただし物理メモリ量以下)を入力して、ewfplus.exeと同じフォルダ内に置いておく。(1で述べたewfapi.dllも同じフォルダ内に入れておく。)そしてewfplusフォルダは好きな場所(私はProgramフォルダにおいた)に置き、さらにewfplus.exeのショートカットをスタートアップに入れておく。ewfplusが走っているかどうかはタスクマネージャで確認できる。以上よりWindowsを再起動しなくてもEWF保護ドライブに適宜、メインメモリ上のデータを書き込むようになり、WindowsがEWFの為に不安定になることを極力避けることができるよーになる。

 さてこれまで3回にわたりDell Inspiron Mini9のレビューとそのチューンアップについて触れた。現状、ココで述べたすべてのチューンを施したMini9は出荷状態と比べて、かなり軽快に動く。今、ラボで使っているHPのpavilion ze4900(CeleronM, 1.4GHz、メモリは480MBでXPHomeSP3)よりも遙かに快適だ。またこの軽さと無音というのは絶対的なアドバンテージだし、Office2007なんかも軽々、動いているのでプレゼンとかにも最適だ。

 ネットブックということで安価であり初心者が飛びつきそうなシロモノではあるが、快適に使うにはそれなりに情報を入手していじらなければならない。これは初心者にとってはちょっと敷居が高いかなと思う。それでも個人的には満足のいく買い物であったと思う。

SSDのチューニング

 引き続きネットブックの話題を語る前に前エントリの友人のコメントでふれられている東芝のネットブックについて話そう。CPUはInspiron Mini9やEeePCと同様のIntel Atom N270(1.6GHz)でHT(hyper Threading)搭載だ。また重量は1.05kgと伝えられており、ネットブックとしての最低条件は備えている。またDellのMini9に比べてキーボードのピッチにゆとりがあり、ファンクションキーも備えているというのは強みか。逆にSSDではなく、120GBのHDDを搭載している。コレは用途によるのでなんとも言えないのだが、個人的にはオーバースペックだ。(ネットブックでデスクトップやデスクノートと同様の処理をすることもないし、すべてのデータは必要に応じて内蔵ストレージに入れるか、バックアップ用HDDを持ち歩いているので)あとこれは弱点だが、このHDDが1.8インチならば(東芝は1.8inch HDDのリーディングカンパニー)、あんまりアクセス速度は期待できないことと、OSの起動もSSDより遅いことであろうこと。さらに値段も7万円半ばというのもある。まあ、あとは好みだろうけどね。

 さて今日の本題に移ろう。我が家にやってきたDellのInspiron Mini9だが、OSの起動が速いにもかかわらず、ネットブラウズやファイル操作の際にプチフリーズが起こる。これはSSDの書き込み速度の遅さに起因している。(ただし出荷状態ではCドライブに圧縮がかけられており、これもアクセス速度の足を引っ張っていた。コレに気づかずにベンチをとっていて2ちゃんねらに指摘されているサイトもあったな......)またSSDはMacBook Airのところでも触れた様に書き込み耐性がHDDに比べて低いと言われている。これはどーいうことかというとHDDとSSDを同じ条件で同じファイルを書き換え続けたとき、SSDの方はある一定回数を超えると書き込みが出来なくなるということだ。ただし故障のしやすさとは異なる。HDDの場合、機械部分があるため物理的な損傷を受けやすい。そういう意味では通常の使用においては故障のしやすさはHDDだろう。(極端な話、SSDはアクセス中に投げようが地面にたたきつけようが影響を受けない)よく言われているのはSSDは書き込みできる回数が1万~数10万回ということ。これはSLC(Single Level Cell)とMLC(Multi Level Cell)によって違うが、前者の方が耐性が高いということだそうだ。(今のネットブックに搭載されているSSDはMLC、安いからね)某掲示板で誰かが簡単な計算をしていたが、MLCでも5年くらいはもつと言っていたな。5年くらいだと不慮の故障でHDDもダメになりそうな時間ではある。そーいうわけでSSDの書き込み耐久寿命はあんまり気にしなくてよいのではないかというのが私の感想だが、ソレには或る程度の使用上での工夫も必要だ。

 今回のMini9の場合(たぶんEeePCでも同じ対策が有効だと思う)、プチフリーズもあるので、メモリの増設とメインメモリを利用したRAM Diskの構築を検討した。Mini9の最大メモリ搭載容量は1GBと言われているのだが、ネットでは2GBを認識したということ。(これはチップの制限ではなくMicrosoftとIntelの商業的制限らしい)日本ではUMAXのメモリが認識したとゆー報告だったのだが、こちらではそんなモジュールは手に入らない。そーいうわけで適当なメモリモジュールを購入。OCZ の4GB (2 x 2GB) 200-Pin DDR2 SO-DIMM DDR2 800を購入した。リベート後で$50.99+$6.99(送料) だ。(友人のMini9もオーダーし、そのメモリ増設もしたためdual channelモジュールセットを購入した)結果、メモリは動作し2GBは認識された。この増設に伴い、ドライブの圧縮設定を解除、ならびに仮想メモリの割り当てを0MBとしたのだが、プチプリーズはその後も発生した。

ERAM_ss.jpg RAM DiskのユーティリティはフリーのERAM for WindowsNT3.51/4.0/2000/XP Ver 2.20 ドライバというやつだ。解凍後、コントロールパネルの"ハードウェアの追加"経由でインストール。(詳しくはコチラを参考に)再起動後にERAMのアイコンがコントロールパネルに、新たなデバイスが"MS-RAMDRIVE"としてマイコンピュータに現れる。(デフォルトでZドライブになっている)ここでERAMのコントロールパネルを開き、RAM Diskの容量を決めてやる。今回は約500MB(物理メモリの1/4)とした。またメモリ確保元はOS管理領域外とし、コンパネのいちばん下の実デバイス扱いとTEMP dir作成をチェックする。そして"msconfig"を走らせて「BOOT.INI」タブの下のほうにある「詳細オプション」、「/MAXMEM=」の数値を1536MBとした。(OSが認識できる最大容量を実メモリによらず強制的に決められる)最後にコマンドプロンプトを走らせ、" rundll32 eramnt.cpl,StartupFastfat 1"とタイプして再起動すれば512MBのRAM Diskボリュームが構築される。

3871ef6f.jpg
bootini_ss.jpg


systemcontrol_ss.jpg
 構築されたRAM Diskは再起動のたびに初期化されるため、データやアプリケーションファイルを置くことはできない。(別のRAM DiskユーティリティではOSのシャットダウン時にRAM Disk内にあるデータをHDDなどのストレージに書き出す機能のあるものもあるが、ERAMはそれを持たない。)従って、OSが残す一時ファイル類をココに放り込む。具体的にはC:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\TempやC:\WINDOWS\TEMPを削除後、コンパネのシステムを開き、詳細タブのいちばん下にある環境変数を押す。そこで現れるトップに一時ファイルのパスを指定するウインドウがある。これをRAM Disk内のパスに変更する。(たとえばZドライブがRAM DiskならばZ:\Tempみたいにだ。)さらにブラウザの一時ファイルもこのRAM Diskに移動させる。IEならばコンパネのインターネットツール中、一般タブ中程にある閲覧の履歴の設定ボタンを押し、そこに表示されるフォルダの移動ボタンを押すことでZ:\Tempを指定することができる。私は今回よりSleipnirからFireFoxに移行したので、このIEばかりではなくFireFoxについても一時フォルダの設定をしなければならなかった。FireFoxの場合、テキストエディタを開いて

”user_pref("browser.cache.disk.parent_directory","Z:\\TEMP");"

という一文を入力する。(指定パスのバックスラッシュは2つ)そして"user.js"というファイル名にして" C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\(適当な英数字列).default\"のパスに置く。これでブラウザのキャッシュもRAM Diskに置かれることになる。

 しかしながら、この状態にしてもプチフリーズは残った。次回はリスクを負うチューニングとなるので、もしヤルのならばココのエントリだけでなくいろいろなサイトを参考にすることをオススメする。

NetBookの時代

 今朝、早朝に彼女が日本に帰国した。それから部屋の整理やPCのメンテなんかをしているウチに日が暮れてしまったのである。そんなわけで久しぶりのエントリはPCの話題でもしよう。

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 最近、ちまたでネットブックというものが話題になりつつある。ではネットブックとはナンだ?といえば、一言でいって低価格の機能限定ノートPCだ。だから通常のPCの様に高速なCPUを積んでいるわけでもないし、大容量のストレージをもつわけでもない。CPUの処理能力はネットブラウズとメールチェック、そして簡単な文書作成ができる程度のもの、そしてなによりも携帯できるよーな1キロ前後の重量であることが求められる。
 コトの始まりは1年前に発売されたASUSのEeePCだ。こいつの当初の小売価格は$400くらい。かなり戦略的な値段ででてきたのである。しかし、当時のワタシははっきりいって見向きもしなかった。ナゼならストレージ容量がたったの4GBしかなかったからだ。コレはXPに最新のパッチを当てると残りのスペースが400MBという悲惨な状態になる。コレでははっきりいって使えない。だからちょっと静観していたのだ。
 そのASUSに続き、MSIやACERなどのような台湾ベンダーばかりでなく、DellやHPといった大手米国ベンダーも参入するに至る。ASUSやMSIは自作PCをやっとことがあれば知っているであろう。パーツメーカーとしてはメジャーな存在だ。しかしながらモバイルノートとなると話は変わってくる。そこがワタシのEeePC(ASUS)に対する購買欲の足かせとなっていたのである。そしてこの秋、Dellが満を持してネットブックInspiron Mini9を発表。値段的には他とそう変わらなかったが、Dellのアフターサービスの厚さを知っていたので購入を決めた。性能ははっきり言って他社製品と横並びだが、DellのMini9は16GBのSSD(Solid State Drive)を採用。故に完全無音を実現している。コレはある意味、究極のモバイルノートだと個人的には思うワケだ。



 SSDを採用しているのはEeePCとDellのInspiron Mini9だけ。ほかのM912X(Gigabyte)やAspire one(Acer)、Wind Notebook(MSI)は基本的にHDDだ。このSSDかHDDかというのはネットブックにとって大きいファクターだと思う。もともとネットブックとは屋外など、出先での使用を想定しているので、必ずしも机の上のような安定した場所で使われるとは限らない。そしてHDDは振動に弱いのだ。そーなるとSSDというのはモバイルノートにとってある意味、必須の選択だと個人的には思う。(最近、AppleもMacBook AirでSSDモデルを用意しているのが良い例だろう)

 そーいうわけで9月の上旬にDellの直販でオーダー、先週届いた。まず、最初の感想はSSDのアクセスが(特に書き込み速度)遅いということ。最初のXPの設定はものすごい時間がかかる。(アクセスランプがないから、なおさらどーなっているのか不安になる......)その後はきわめて快適なのだが、たまに引っかかりがあったり。これは採用しているSSDの性能に依存しているようだ。某掲示板でもその遅さ(特にランダムライト)がやり玉に挙がっていた。私的には初めてのSSD搭載機だったので、なんともいえないのだが、1.8-inchのHDDより遅いかな?という気がした。まあ、アクセス中に本体を振り回したり、衝撃を与えたりしても問題ないのはSSDの強みなのだが。

 さて個人的には気に入っている。重量が1キロとゆーのは持ち運びにおいて絶対の優位点だからだ。特に私は以前、SharpのMuramasaを持っていて、あの軽さに魅了されていた。(ただし処理能力はお世辞にも高いとはいえなかったのだが......)今回のMini9はIntelの最新CPU、Atomの1.6GHzを積んでおり、HT対応だ。だから処理能力においては申し分ない。弱点は上でも述べたSSDのアクセス速度だ。次回はその辺をどーやって対処したかにふれよう。

 

ルートカナル

 先週末から急に奥歯が痛くなった。そう後頭部にまで達するほどの痛みで夜も眠れないほどだった。そーいうわけで、月曜日に早速、主治医の先生に電話を入れるが、その先生もなんだか病気で出て来られないとか......そういう事情もあり火曜日に予約するも、どんどん痛みが激しくなってきた。さすがにたえられなくなったので、処方箋を出してもらいタイレノールコデインを出してもらった。強力な鎮静剤だ。飲んでみるとものすごい激痛が走る。それが30分ほど続くと、痛みが緩和されてきたのだ。(これは夜、眠れるようにするために頼んだのだ)

 さていざ翌日になり歯医者に行くと、月曜と同様に主治医の先生は回復していないとか。まずテクニシャンのキャシーにX-Rayをとってもらう。でも痛みの原因は同定できない。で、先生にファックスを送って意見を聞こうか、それとも別の医者に行ってもらうかという話になったのだが、結局、ワタシの痛みを取り除くことを優先ということで、後者の選択となった。

 送られた先は歯科医というかEndodontics(歯内療法学)の専門医だった。で、2時の予約だったのだが、3時くらいまで待たされる。その間に痛みはどんどん大きくなる。(ここに来るにあたりタイレノールを飲むなと言われた)で、待ち時間の間、患者さんを観察しているとみんな初診なんだよね。なんだか治療同意書みたいなのを書かされているのだよ。その時点でたぶん神経をとるんだろーな(ルートカナル)とは思っていたんだけど、結構、アメリカではデリケートな問題なんだねぇと改めて思った。なぜならワタシは日本でさんざん、ルートカナルをしているからだ。記憶のあるだけで6本くらいは神経がない。でもいずれも中学生以前に治療したものだから20年以上前なんだけど、いまだに健在(?)だ。

 実際、この治療がおわってからルートカナルを検索してみると歯科治療のなかでもかなり難しい治療法らしい。

ラバーダム(ゴムのマスク)など使用して、丁寧に治療を行った場合: 約 90 %
一般的な日本の保険の根管治療(ラバーダム無し)の場合 : 約 50 % 以下


なんて書いてあるのを見つけてしまった。今回は専門医ということもあり、ラバーダムもしてくれたし、マイクロスコープを使っての治療だったのだが、20年前の記憶ではどちらも使っていない。しかも1つの患部の治療に1ヶ月くらいかかっていた記憶があるのだが、今回はものの小1時間でおわってしまった。(このときは医療技術の進歩なのかな~と思っていたのだが、日本では今でも2,3回の通院と経ると書かれているので、これはどーいうことなのだ?)

 まあとりあえず治療後はまったく痛みも出なかった。(うずくような痛みがあるかもしれないからイブプロフェンは飲んでも良いと言われた)でも治療費は$900。一応、歯科保険を持っているのだが、自己負担がいくらからるのかちょっと不安だ......
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