米国けんきゅうにっき

はじめまして!2001年に日本を飛び出し米国へ。研究分野は化学でしたが、2005年のはじめに職場を東海岸から山の中へ移し、その際に研究分野も大きく変えました。そして2010年に結婚とグリーンカード取得。さらにさらに2011年夏に再び1800マイルを東に向かい、新天地、ミシガンに生活の場を移しました。せっかくの貴重(?)な人生なので、日々の出来事を残しておくことができれば幸いです。

2007年04月

Jackson Hot Spring

Jackson_00.jpg 先週は怒濤の忙しさであった。50gのバクテリアを嫌気下で潰してカラムを4回かけるのだが、3つ目のカラム、MonoQがクリティカルパスなので慎重に。その結果、ロードした大量のタンパク質も手伝って、木曜日の帰宅は午前様に......さらに4つ目のカラムもなんだか調子が悪かったため、土曜日も朝から晩まで密に実験となった。そして10時頃に帰宅して直ちに、海パンの洗濯。(今週は時間がなくて、洗濯もできなかったのだ)その間に、母親から電話があり、それをこなしながら食事を摂る。翌朝は遠方の町に出かける予定だったので、そのまま意識を失って、早朝からFくんをピックアップ、温泉へと向かったのであった。
 物理的にワタシの体力が保たなかったので、週末をはさんでの精製になってしまったが、これからサイズエクスクルージョンカラムをかける。これも昨夜、温泉帰りにラボに寄って平衡化を仕込んでおいたので、昼過ぎには使えるハズだ。


 さて温泉のハナシをしよう。行った場所はモンタナ南西部にあるひっそりとした町、Jackson。本当に荒野の中にあり、周囲には大きな町はない。(もっとも近い比較的栄えている街はDillonというところで40マイル遠方だ。)ここ、Bozemanからは約200マイルほどの彼方にある。
 そんな辺境の町だが、ココは実はスキーリゾート。故に冬には結構なヒトが訪れる様だが、この時期は閑散としている。

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観光客を歓迎(?)する看板すぐにわかる温泉宿ログハウス風のロッジ

 ホントーにひっそりとした場所であり、ゆったりするにはこれほど適切な場所はないだろう。ロッジや温泉も清潔感があり、オススメの場所だ。

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ロッジ内は妙に広いバーも完備プールの端の方はかなり深い

 プールには家族連れがいて小さい子供たちがフリスビーに興じていた。(日本の温泉ではあり得ない光景だが、まあここはアメリカだ。)彼らはしばらくしてから出ていったが、それと入れ替わりに2人組の若い女の子と中年のカップルが入ってきた。まあ後者はいいのだが、前者はなんてゆーか、シブい趣味だなぁと思いつつ、湯船に浸かり続ける。ココは日本人として彼女らに負けるわけにはいかないと妙な競争心が芽生えていたのだが、最後は湯あたりしてしまい、先にあがることにした。しかしモンタニアン、侮り難し!

 まあともかくとして、茹だってしまったカラダに水分を供給すべくロビーのバーに座っていると、その例の二人組もあがってきた。どうやら、向こうも競争心を持っていたのだろうか?!なんていう変な妄想はともかく、バーテンダーと彼女らの話に耳をそばだてていると、どうやら一人の方はBozemanからやってきたらしい。まあこんな遠方までご苦労なことだ。(われわれもそうだが......)それにしても改めて、シブい趣味である。

 ところで金曜日に同僚のLexyにバーに飲みにいくことを誘われた(オーストラリアからきたAaronの歓迎)のだが、先週は上記の様に忙しかったので参加できなかった。その後日談をLexyが話してくれたのだが、どうもAaronはバーでKevin(Lexyのダンナさんの弟)のガールフレンドとイイ雰囲気になったらしい。そしてかなり泥酔していたとのこと。その間になにやら彼はその彼女に甘いコトバをかけていたとか。LexyもワタシもAaronにはオーストラリアに彼女が居るのを知っていたので、少なくともLexyはこの態度に頭にきたらしい。ワタシといえば、なんだかアメリカのTVショウみたいだねと思ってしまった。まあどーなることやら。次回はワタシも参加したのだが、Eric(Lexyのダンナ)もちょっと彼にいい印象を持たなかったみたいなので、次回があるかどうか......

Virginia Techでの事件

 昨日はオーストラリアの共同研究グループから学生がやってきた。これから2ヶ月、ここで菌の培養や精製を学ぶことになる。空港まで向かえに行って、そのアトは簡単なディナーに招待。彼の話によればビールは大好物だとか。まあいろいろとローカルブルワリに連れて行こうと思う。

 さて、そんな中、昨日、Virginia Techにて32人の人たちが射殺された事件である。

<米大学乱射>容疑者は同大在籍の韓国出身学生4月17日23時1分配信 毎日新聞

 【ブラックスバーグ(米バージニア州西部)和田浩明】米バージニア工科大学で32人が射殺され15人以上が負傷した銃乱射事件で、同大は17日記者会見し容疑者が同大に4年生として編入した韓国出身のチョ・スンヒ(23)という男だったと明らかにした。また講義棟の銃撃で使われた2丁の拳銃のうち1丁が、寮で使われたものと同じだと判明した。米捜査当局は動機の解明を急ぐ一方、犯行に使用された銃の出所を追及している。


 まずは犠牲者の31人の方たちにご冥福を祈らせていただく。

 さて上記の表題の様に犯人は韓国人だったそうだ。CNNでは彼はすでに永住権(グリーンカード)を持っているとのこと。また銃の出所も以下の様にレポートされている。

BLACKSBURG, Virginia (CNN) -- The student who killed 32 people and himself Monday at Virginia Tech paid $571 for a 9 mm Glock 19 pistol just over a month ago, the owner of Roanoke Firearms told CNN Tuesday.

John Markell said Cho Seung-Hui was very low-key when he purchased the gun and 50 rounds of ammunition with a credit card in an "unremarkable" purchase.

Cho presented three forms of identification and state police conducted an instant background check that probably took about a minute, the store owner said.

Cho did not say why he wanted the gun, Markell said.


 同僚のDaliaと話していたのだが、これで少なくとも米国に在住している外国籍の学生などはちょっと肩身が狭くなったということ。とってもセルフィッシュであることを承知で書くが、たぶん大方の(外国籍の)人間はそう思っているだろう。この事件が米国人にとって留学生の印象をよくするわけがない。さらに改めて米国内での外国人に対する差別といった問題を浮き彫りにするかもしれない。

 それはともかくとして、上記のガンショップのオヤジの容疑者に対する感想で、”控えめ”な態度をしていたとか書かれているのだが、これはコミュニケーション能力に問題があったのではないだろうか。自分も同じアジア系の人種なので、常に陽性のアメリカ人たちとの意志疎通がままならなくなるということもしばしばある。それを曲解したゆえの印象だとワタシは思う。ただ同じ記事で以下のパラグラフに興味深いことが書かれていた。

Shooter's writings 'twisted'
A fellow student said Cho had written two plays so "twisted" that his classmates suspected he might become a school shooter.

Ian McFarlane, who said he had class with Cho, called the plays "very graphic" and "extremely disturbing."

McFarlane is an employee of AOL, which has provided the writings to CNN.

"It was like something out of a nightmare," McFarlane wrote in a blog. "The plays had really twisted, macabre violence that used weapons I wouldn't have even thought of.

"Before Cho got to class that day, we students were talking to each other with serious worry about whether he could be a school shooter."

A university official also said that Cho scribed writings so "disturbing" they were sent to administrators, a university official said Tuesday.


 この文を読む限りにおいては、容疑者はかなりヤバい精神状態だったのかもしれない。周りに良い印象を与えていたとは言い難い様である。

 ところでこの31人が殺された事件は学校での殺人事件において米国で最悪のケースとなった。よーく考えると戦時中に起こった「八つ墓村」のもとになった「津山三十人殺し」よりも多い人数が短時間で殺されているんだね。もうとんでもないことをしてくれたものだ。

Boulder Hot Springs

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 日曜日は私的安息日に指定しており、自由な時間を満喫することにしている。そこで今回はしばらくご無沙汰であった温泉巡りと相成った。懸念していたことは、週間予報ではこの辺は雪が降る予定だったのだが、どうやらワタシの晴れオトコパワーが勝ったらしく、それなりに良い天気に恵まれる。実は来週の日曜日も温泉探求を予定しており、2週連続の遠出となるのだが、同行者のFくんに2択の中から目的地を選んでもらった。(つまり残りは次週の目的地だ。)場所は表題にもあるようにBoulder Hot Springsと言う場所。Bozemanからクルマで1時間半くらい走ったであろうか。Deerlodge National Forestの一角、Boulder Valleyに位置するリゾートホテルにある。周りには何にもなくて忽然とあらわれる。最初に設立されたのは1866年ということですでに1世紀半弱経っているのだが、大きな建物となったのが1886年で、現在の姿になったのが1909年だそうだ。見ればわかると思うが、かなり古そうな建物だが、なんとなく落ち着いていてワタシはどちらかと言えば好みだ。

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ホテル前より撮影2つの特徴的な構造


 入浴料は$7.00で、ちょいと高めだが日本の温泉群にくらべれば安いね。内部には室内ホットスプリングとサウナ、それとアウトドア温水プールがある。おもしろいことにこの温泉はスッポンポンでも可であり、ソレ故か、室内は男女別になっている。

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脱衣所にはなぜか観葉植物が......アウトドアプールには家族連れ


 室内のホットスプリングは米国人にはちょっと高めの温度だが、ワタシには心地よい。一方、アウトドアプールはちょっとぬるいので、日本人には物足りないだろう。(夏場はいいかもしれないが......)サウナはまあ、ふつうのサウナだ。熱風にうたれながら、大量の汗を流すのは気持ちイイ。問題なのは水深が中腰程度でちょうどいい高さであり、浴槽内で腰掛ける場所がないため、ちょっと長時間の湯浴みには疲れそうだ。

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温泉のある建物はモンタナ州の史跡に指定されいる馬は見ていた


 さて帰りにElk Hornというゴーストタウン(に近いもの)が在ると言うことで、行くべきか行かざるべきか逡巡していたのだが、道がダートになっていること、だんだん雲行きが怪しくなっていること、そして昔見た映画で変な集落に迷い込んだ旅行者が外部が見てはいけない儀式に遭遇してしまい、最後には襲われてオシマイとゆーひどく後味の悪いストーリィを思い出してしまい、やめることにした。まあ出直すとゆーことで。

モンタナでの3度目のハル

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 この金曜・土曜日はネイティヴアメリカンの春の祭典、Pow Wowが開催されていた。一昨年は同僚のJohnにつれられて、昨年は一人で行ったらラボマネのDoreenとその仲間がいたが、今年は一人だ。まあ3回目なのでもう何をやっているのか知っているため、土曜の昼過ぎの昼飯を物色しに行っただけなのだが。相変わらず大量のヒトと沢山の出店が出ていたのだが、今回はTocoのみに惹かれて行ったので、それらはすべて素通り。(昨年はドリームキャッチャーを入手

 そのアトはラボでずっと実験をしていた。明日はFくんと温泉巡りだ。

ヤカンのブルワリ

 昨日はコロラドから移民関連に詳しい弁護士がセミナーを開催していたので参加した。内容はJ1、F1からH1-Bへのビザステータス変更と、グリーンカードについてだ。前者に関してはすでにワタシは成し遂げているので、今回のセミナーはグリーンカード申請について注意すべき点に興味があったわけだ。まあ要するに時間とカネがかかるとゆーことがわかったくらいか。ただワタシのビザが来年のしょっぱなに切れるので、更新の準備をしなければならないのと、今後、どのような道を進むにしてもグリーンカードの事は念頭に置かなければならないことが懸念材料である。

 さて今日はブルワリのエントリである。先週末にブルワリフェスタに行ってきたことはすでに述べた通りだが、まだワタシが行ったことのあるモンタナのブルワリでここで紹介していないものがあることに気がついた。そこで今回はMissoulaにあるKettkehouse Breweryを紹介しよう。

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テイスティングルームの看板ココがテイスティングルームPorterを注文


 ココは昨年の春先にSeattleに向かう途中に立ち寄った。Missoulaのダウンタウン近くにあるこのKettlehouseはどちらかといえばひっそりとした住宅街に佇んでいたのだが、実際はかなりのヒトがいて結構繁盛していたらしい。昔、ある友人がここの近くに住んでいたらしく、毎日のように足繁く通っていたとか。彼はアル中にならなかったのだろうか?

 このブルワリも今回のビアフェスタに参加しており、Ale系のビールを堪能したのだが、このときはダーク系のビールを注文した。リストを見るとOlde Bongwater Hemp Porterがそれに該当するね。まあともかくこのローカルブルワリ、なかなかの地域密着型でオヤジたちがビールを片手にわめいていたのが印象深い。

 ところでここウェブサイトを眺めていると、なんだか缶ビールを販売しているような写真がちらほら見られる。この辺では(バドとかクアーズ以外の)缶ビールがなかなか手に入らないので、ちょっと興味が。クーラーボックスにフィットするし、すてるのもそんなに考えなくていい。つまりキャンプとかにもってこいなワケだ。
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