米国けんきゅうにっき

はじめまして!2001年に日本を飛び出し米国へ。研究分野は化学でしたが、2005年のはじめに職場を東海岸から山の中へ移し、その際に研究分野も大きく変えました。そして2010年に結婚とグリーンカード取得。さらにさらに2011年夏に再び1800マイルを東に向かい、新天地、ミシガンに生活の場を移しました。せっかくの貴重(?)な人生なので、日々の出来事を残しておくことができれば幸いです。

2006年08月

Jackson Holeにあるブリワリ

s_river_brewery00.jpg 昨夜は友人がPortlandからもどってくるということで、空港まで迎えに行った。ついでに昨日から新学期が始まったので、キャンパスは大にぎわいで駐車場はいっぱいいっぱいである。先週の旅行から未だだるさの抜けきれない身体にむち打って、今日からタンパク質の精製。次の論文のネタ集め用だ。

 さて今日は先日訪れたワイオミング州(モンタナの南にある州。よく間違われるがイエローストーンはワイオミング州にある。)のJackson Holeという町に行って来たときのブルワリについて書こう。まずこの町はW. Yellowstoneと同様、イエローストーン国立公園を観光するためにもっとも便利な町のひとつであると言われている。こちらはグランドティトン国立公園の南に位置しているため、両方の公園を楽しめるということで、たぶん人気があるのだろうと思う。実際、町はW. Yellowstoneよりもにぎやかな気がした。(ちなみにW. Yellowstoneはモンタナ州である。そのため消費税がかからないのがポイント。)

 ちょっとハナシがそれるがグランドティトン国立公園、美しいティトン山脈を中心とするその光景は一見の価値があると思うので、是非、時間のある方でイエローストーンに行こうとしている方は計画に組み込まれることをオススメする。
 この公園の中心を縦に流れる川がSnake Riverだ。映画ファンの方はご存じかもしれないが、西部劇で名作といわれている「シェーン」はこのSnake River沿いで撮影されたそうだ。そう映画を見たことのないヒトでも「Shane, come back~」のセリフはドコかで耳にしたことと思う。そのSnake Riverの名を冠したブルワリが今回のお題である。

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入り口であるちょい離れ目からみたお店の全景

 名前はSnake River Brewing、西部一帯にもボトルビールを卸している、結構、規模の大きいブルワリだ。

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お店の中Zonker StoutとPale AleIPA

 店内は明るいカンジでたくさんのヒトでにぎわっていた。実際、ここなら家族できてもいい感じだと思う。ワタシは例によってZonker Stout(黒ビール)とNew Delhi Freight Train(IPA)をオーダーする。特筆すべきはIPAの方。オンタップ(まあ生ってこと)のためかもしれないけど、IPA特有の苦みがどちらかといえばマイルドでとっても飲み心地が良い。かなり気に入ってしまったのだが、今回はGrowlerの購入を断念したのであった......

湖面を彷徨う......

 ちょっとエントリが長くなったので2つに分けた。それではボートツアー後半どうぞっ!

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湖面から見る”幽霊船”島

 さてPhantomship Islandまでやってきた。ちょうどボート乗り場のあるCleetwoodの対岸だ。遠くから見ると湖面に影を落とす光景はちょっと神秘的だが、近くで見るとまた違う印象を与える。島にはたしか7種の植物が確認されているとか。ちなみにこのPhantomship Island、かつてのMt. Mazamaの山頂部が噴火の先に吹き飛ばされ、この場所に落下してできたのだという説明を受けたのだが、どーやってしらべたんだろうね?
 
 この島を離れる際に、船長がおもしろいモノを見つけたということで、その周囲を回ってくれるということになった。

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湖を100年近く彷徨う”老人”老人と幽霊船

 なんでも枯れ木が湖面に垂直に立って浮いているのだとか。これが発見されたのは今から約100年前のこと。ナゼ、垂直に立って浮いているのか?なぜ腐らないのか?といろいろ不思議なことは多いのだが、それ以上に湖面を浮いて自由に移動しているため、なかなか見つけるのは難しいとか。そのためCrater Lakeに訪れる観光客の0.01%しか見ることができないということで、見たヒトには幸福を呼ぶとか。摩周湖とは逆でアメリカ人らしいポジティブな発想だな~とちょっと思う。
 実際、この”老人”、かなり速いスピードで移動しているようで、船も補足するのにちょっと手間取っていた。

 この直後にやはり同様だが小型の枯れ木がやはり浮いていたので、あれはなんだとレンジャーに聞くと"It's the Youngman"と返ってきて、一同、爆笑。嗚呼、アメリカンだ......

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”軽石の城”

 さてボートツアーも終盤。岸壁にオレンジの物体が映える。"Pumice Castle"というそうだ。やはり火山活動で形成されたもので、その形成され方を説明された。まるで西洋の城を連想させる姿だ。

 そんなカンジで1時間半くらいのボートツアーは終了。なかなか価値のあるツアーだったと思う。特に間近で湖水の色を堪能できたのは大きな収穫だ。訪れる方はガンバッって早起きしてみてください。

 さて戻りのCleetwoodトレイルだが、やはりワタシにはかなりきつい上り坂であったことを附記しておこう。

湖面の光景

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 今回も前エントリに引き続きCrater Lake国立公園のお話だ。前回ではこのカルデラ湖の周回道路、Rim Driveおよびその周辺にある展望台からの眺めであったが、今回は公園内で唯一、一般観光客が湖面まで降りることのできるCleetwood、そしてそこから出ているボートツアーからの光景だ。ちなみにこのボートツアー、非常に人気が高く、午前中には売り切れてしまうということ。1日に5~6便しかなく、1回につき40人までだとか。先日、たまたま来ていた元ラボテクの女の子もこの公園に行ったことあったそうなのだが、このボートツアーのチケットを購入しようとした際に、前2人で売り切れになったとかで、とってもうらやましがっていた。そんなワケで(寝坊したにもかかわらず)キャンプ場から直行でチケット売り場まで行ったおかげで、無事、ツアーに参加できることとなった。(Wizard Island上陸のオプションはさすがにダメだったが......)

 まずCleetwoodの船着き場までけっこう急な斜面のトレイルを湖面にむかって下っていく。これ、下りはいいのだが、帰りの登りはなかなかきつかった。水の持参は必須である。

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トレイル途中よりボート乗り場にて

 さて湖面そばまで降りると、改めて湖水の青さが際だつ。なんでこんな色がでるのだろう?
 ボート乗り場の浅瀬では何人かが泳いでいた。水はちょっと冷たいとか。また周りにはたくさんのリスも。

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湖面の印象的な青Llao Rockという溶岩性の岩石

 ボートツアーはCleetwoodより出て、湖を反時計回りに湖岸沿いに周回した。まずレンジャーによって説明を受けたのがLlao BayにあるLlao Rockだ。名前の由来はハッキリ覚えていないのだが、20世紀初頭にこの湖が国立公園に指定された前後、この地の熱烈なファンがいた。(今ならちょっと偏執的なマニアかな?)その彼がこの公園のスポットの多くに名前を付けたそうで、これもそのひとつだったと思うのだが......(まちがってたらゴメンナサイ)

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”悪魔の背骨”という名前の岩

 Llao Rockを通り過ぎると壁の様な岩が斜面にそそり立っているのを目撃する。名前をDevils Backboneというそうで、Mt. Mazama(かつてCrater Lakeが形成する前に存在した山)が噴火する前にあった岩盤が噴火後にむき出しにさらされたものだそうだ。こういった火山性の活動で形成されたものの多くに”悪魔の”という枕詞が冠されるとレンジャーは説明してくれた。(Devil's TowerやYellowstoneのDevil'sThumbなんかもなるほどそうだね)

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”魔法使い”島の近景島の林

 Wizard Islandには前組のボートツアーで上陸した人たちをピックアップするために立ち寄る。あと同乗していた20人も降りていった。私たちは残念ながらそのチケットを購入できなかったので、ボートで待機だ。船着き場のそばの林に目を向けると幹に苔というか緑色の植物がびっしりと生えているのがわかる。まるでOlympicのHohのRain Forestを彷彿させるのだが、ちょっと気候が違うし、たぶん異なる理由なのだろう。

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Rimから見たChaski BayChaski Bayそばにて

 乗員の入れ替えが終わりWizard Islandを離れると、レンジャーは、「山頂のクレーターまで行って来たか?」とか「魚釣りでもしたのか?」と聞いていた。さてここで先ほどふれた20世紀初頭のCrater Lakeオタクに関係するお話をしよう。(といってのこのときにレンジャーから聞いたハナシなのだが......)

 なんでもこの湖にはニジマスとシャケが生息しているそうだ。しかし彼らはCrater Lakeにもともと居た存在ではない。このオタクがCrater Lakeの集客力向上のためにどこかからか、バケツいっぱいのニジマスとシャケを持って40マイル離れた場所から歩いてこの公園までやってきたのだそうだ。(この時点でかなりイっているカンジなのだが......)そして誰にも見つからない様に夜半に湖面まで降りて魚を放流したとか。それ以来、この魚が生息しているのである。公園局としては理念に反するため、この魚の捕獲を後押ししている。そのためこのCrater Lakeは唯一、事前許可なしに釣りを楽しめる唯一の公園なのだそうだ。まあすげーバイティリティだとは思うけどねぇ......

クレーターレイク国立公園にて

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 昨夜、シアトルから戻ってきた。今回はある事情のため、ほぼノンストップで帰ってきた。トイレ休憩と昼食をのぞけば3回しか停まっていない。それでもモンタナまでだいたい11時間かかったことになる。今回は表題にもあるようにオレゴン州、Crater Lake国立公園に行くことが目的であったため、実際のトータルの走行距離は2800マイルにも達した。したがって今週末はオイル交換に行かなければならないのであるε~( ̄、 ̄;)ゞ

 さてCrater Lakeだ。ワタシにとって憧れの国立公園。写真では何度も見て恋い焦がれていた場所。そして感想は期待に違わず「美しい......」の一言に尽きる。というかそんな言葉なんて褪せてしまうような世界。世界で7番目に深い湖であり、もっとも透き通った水をたたえる場所だ。その湖水の色はまさに青。青というしか表現できないのだ。

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静かな湖面と"幽霊船"島

 Crater Lakeの特徴としては上記の色以外にいくつかある。まず上の右写真の下の方に写る島は"Phantomship Island"と呼ばれており、ひじょうに印象的な自然のオブジェだ。その姿はまるで中世の帆船のマストのようであり、静かな湖面に映る姿と相まって不気味、いや神秘的ですらある。

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Kerr NotchよりSun Notchよりそして湖面より


 個人的には真ん中の写真のSun Notchからの眺めが美しいと思う。駐車場から緩やかなスロープを歩いて10分ほどで眺めのいい場所にたどり着く。(ちょっと高くて怖いけど......)

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不気味な尖塔群


 さて湖の南東部にある道を進んでいくと、行き止まりにPinnaclesという尖塔群がある。火山灰でできたというこの岩群は鬱蒼とした森の中にあり、一種独特の雰囲気を醸し出している。

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"魔法使い"島再び湖面より


 Crater Lakeのもう一つの特色が火山のミニチェアみたいなWizard Islandだ。左の写真はWatchmanからみたもので、ここからは湖の全景が楽しめる。右の写真はボートツアーに参加した際に撮影したモノ。レンジャーの説明だと魔法使いの羽織るローブみたいな形だからこの名前がついたとか。ところで”Crater Lake”の名前の由来もこのWizard Islandにある。このミニ火山の火口部分がまるでクレーターみたいだからだそうだ。湖全体がクレーターみたいだからというわけではないのだそうだ。

 さて次回のエントリでは湖面で起こった予期せぬ出来事を紹介しよう!

Cahsmere Brewing

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 今日は一人旅でモンタナからワシントン州Wenatcheeに来ている。今日だけで正味、9時間の運転だ。本来ならば適当なキャンプ場を見つけて、テントを設営するつもりだったのだが、あたりが薄暗くなってきたのと、まだ買ったテントを組み立てたことがなかったので、今日はパスした。(ちゃんとCrater Lakeではやります。) すなおにSeattleに向かわない理由は、まだ訪れたことのないNorth Cascade国立公園に行くためである。コロンビア河の上流に位置しているのだが、すでにこの河が創り出した景観にド肝を抜かれている。いや、美しいのだ。この宿泊している町のまわりですら言語に尽くしがたい光景で満たされているのだ。 そんなわけで、まだ(ワシントン州内で)見ていなかったNorth Cascade国立公園、明日は堪能させてもらおうかね。  ところでモーテルを決めてから、(時間的)余裕ができたので近くのマイクロブルワリを検索する。ハイ、ちゃんと見つけたんですよ......でもねココ、月曜日休みだったのでしたorz  そんなわけで今日はもう寝ます。1時間時差もあるしね。それでは~
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