米国けんきゅうにっき

はじめまして!2001年に日本を飛び出し米国へ。研究分野は化学でしたが、2005年のはじめに職場を東海岸から山の中へ移し、その際に研究分野も大きく変えました。そして2010年に結婚とグリーンカード取得。さらにさらに2011年夏に再び1800マイルを東に向かい、新天地、ミシガンに生活の場を移しました。せっかくの貴重(?)な人生なので、日々の出来事を残しておくことができれば幸いです。

2006年06月

フリーメイソンリー

 昨日は同じデパートメントの日本人とともにテイスティングルームに行って来た。これは今週はじめから約束していたのだが、おとといたまたま、ミクシィを介して同じ大学で働いている方からコンタクトがあり、彼女もその飲み会に同席することとなったのだ。でも明るいウチからのビールはいいね~(^^)

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 今日はちょっとフリーメイソンリーについてふれよう。というのは先週の日曜日に訪れたPonyというゴーストタウンにもメイソンのロッジがあったためだ。
 メイソンのロッジは、前回、Bannackに行ったときも存在していた。つまりフリーメイソンリーという団体は米国の開拓時代には普遍的に存在していたのだろう。
 さてフリーメイソンというと、あからさまに嫌悪感や胡散臭さを感じるヒトがいると思う。ワタシのなかでも言葉としての第一印象はそうであった。しかしこれだけ多くのロッジをモンタナだけでも見かけるとなると、その実体を知ることはちょっと重要な意味をもつように感じる。
 まず誰だかしらないが"フリーメイソン"という言葉にオカルティツクな印象を植え付けたモノがいたと思う。実際、秘密結社なので、そういう側面を感じさせる要素はあったと思う。しかし英語での"Secret Society"の意味は日本語の"秘密結社"という語ほどの強烈な意味合いはないらしい。秘密結社とは大別すると"入社的秘密結社”と“政治的秘密結社”という区分になるらしい。そしてフリーメイソンリー(団体としての呼称)は前者に属すとされ、どちらかといえば慈善団体の性格を強く表しているということだ。(後者は"KKK"のような悪名高い団体があげられる)

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 フリーメイソンリーの代表的な紋章はコンパスと直角定規の対で表現され、その中心に置かれた"G"の文字は幾何学(geometry)、栄光(glory)、あるいは神(God)の略号と説明されるそうだが決められた定義はないそうだ。実際に調べていけばわかると思うのだが、この"G"は元来、"Great Architect of the Universe"の頭文字から来ているとのことだ。そしてその略号、G.A.O.T.U.もまたかれらの象徴なのだそうである。
 もう一つ、オカルテックに騒がれる要素がある。米1ドル紙幣の裏側に描かれた頂点に目のあるピラミッドだ。俗にいう"ルシファーの目"なのだそうだが、正確には"万物を見通す目"である。このエントリを読んで読者がどう思うかは自由だと思うが、ここで大きく二つの意見がある。まずオカルティズムに彩られた意見、フリーメイソン(実際はイルミナティという組織)が世界の実効支配をするために暗躍しているというもの。そしてこの1ドル紙幣の裏のシンボルがそれの証左だということ。よく言われるのはフリーメイソンはユダヤ人の組織で、彼らは世界を掌握しようとしているとかであるが......
 もう一つは、フリーメイソンリーはただの入社的秘密結社であり互助団体としての性格が強く、(たとえば英国系と米国系などの)横のつながりはきわめて希薄であるというものだ。実際、金銭的な支援をするというのは中世のフリーメイソンリーでもしばしば行われていたそうだ。(音楽家として知らないものはいないと思われる、ヴォルフガンク・アマデウス・モーツァルトもフリーメイソンで、ほかの会員にお金の無心をしていたとか。)この互助制度、新世界(アメリカのことね)では大いに助けられた人々がいたらしい。まあだからこんな田舎にもロッジがあるのだろう。

 さてどちらの議論を信じるかは自由である。とりあえず正反対の意見が掲載されているリンクでも貼っておくので御覧あれ。

フリーメイソンのシンボリズム

魔笛~世界を操る影の存在~

面白おかしく報道する姿勢

 昨日から話題になっているらしいニュース。ワタシは修士時代の同期からスカイプを通じて知らされた。

論文データ捏造疑惑も 不正受給の松本早大教授

 研究費を不正受給していた松本和子早稲田大教授に論文データ捏造(ねつぞう)疑惑があるとして、早大が調査に乗り出したことが29日分かった。
 早大や関係者によると、疑惑が持たれているのは、中国人研究員との共同研究として、米国の化学誌に2001年に発表した論文。新しい「金属錯体」と呼ばれる化合物を合成し、生体分子などの試料を高感度に分析するという内容だった。
 論文の成果は「画期的」と評されたが、他の研究者から「分析結果が再現できない」との指摘が相次いだ。早大には4月、研究費不正受給とともに捏造疑惑の内部告発が寄せられたという。
 文部科学省によると、松本教授の錯体に関連した一連の研究には、科学技術振興調整費など約8億7000万円の研究費が配分された。



 松本先生は無機化学の分野ではかなり著名な研究者であり、ワタシの周りにも数人の松本研出身の研究者がいた。ワタシ自身も松本先生にはお会いしたことがある。

 まあ、そんなことよりも上記のリンクの記事だ。ねつ造について取りざたされているのだが。これはどの部分をおいて"ねつ造"としているのかわからないのだが、少なくとも合成の報告に関してはそれはないだろうと信じたい。言い換えればクレームを出した研究者のウデを疑うべきだろう(^^)とワタシは思うね。

 まあなんでもかんでも面白おかしく書くなっつーことだ。いい加減にしろよ、マスコミども。

ゴーストタウン、PONY

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 最近、米国のゴーストタウンをリストアップしたサイトを見つけた。サイトは州別に区分されており、さらに各カウンティ(郡)ごとにインタラクティヴマップが用意されている。モンタナに限らず、このブログで紹介してきたゴーストタウンも散見されるので、御覧あれ。
 そんなわけで先日の日曜日は部屋の掃除や洗濯を終えた後にどこに行こうかとこのサイトを物色していたのであった。そして目に留まったのが、隣のカウンティにあるPonyという町だ。サイトには写真も掲載されており、なかなかよさげな雰囲気の廃屋も建っている。そしてなによりも午後から出かけるにはちょうど良い距離でもあるわけだ。
 またクルマのエアコンを修理してから長距離のドライブにも出ていなかったので、乗り心地をチェックするためにもチョット遠出をしたいとゆーことも附記しておこう。

 
 Pony自体はゴールドラッシュの時代に金鉱から掘り出された岩石を処理するために設置された町だったらしい。多くの人たちが働いていたとか。

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丘から町を臨む銀行のあとたぶん倉庫


 以下はミルの廃墟の前にあった説明文だ。

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Two coarse rubble stone walls, wooden walls extending above and beyond the stone walls at the rear, and a wooden roof housed this twenty-stamp gold mill built in 1883. Henry Elling (1848-1900) and William W. Morris (1840-1904) were the mill’s original owners. Each of the mill’s twenty stamps probably weighed between 500 and 750 pounds. Lifted in sequence by a camshaft, the giant stamps crushed gold-bearing quartz into fine sand. The quartz came from Pony-area mines, including the Boss Tweed, the Keystone, and the Clipper. Once crushed, the ore was placed on one of the mill’s four Frue vanners. New technology in1884, Frue vanners combined a shaking rubber belt with water jets to wash away “gangue” (worthless rock) while leaving the heavier gold-containing particles. The gold-containing particles were then shipped approximately sixty miles north to a smelter at Wickes, where giant roasting furnaces finished the process of isolating the gold. Once the largest operating concentrator in Pony, the mill ran periodically from 1884 until approximately 1926. Today only the east and west walls remain.


 このミル小屋跡は銀行跡の先にある砂利道をすすむとある。

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 実際のところ、このPony、そんなにゴーストタウンっぽくない。ナゼかと言えば町のまんなかに未だに営業しているバーがあるのだ。またかずおおくの新しい家が周りに建てられており、どちらかといえば隠された高級リゾートといった感じだ。その中にちらほらと廃墟があるわけ。

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 しかしながらなぜココがリゾートとして好まれるのか?それはたぶん、ただでさえ時間がゆっくりと進むモンタナの雰囲気のなかでこのPONYはさらに緩やかな時間のながれの中を漂っているからなのかもしれない。

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ちょいと遅れて日本のワールドカップ

 間が空いたケド、ちょっとワールドカップのお話でも。とりあえず残念な結果だったね~。下手したら次回はかなり厳しいかもしれないな。

 今回のチーム、巷では勝つ覇気がたりないだのと酷評されていたみたいだけど、どーなんだろう?ワタシは今回の試合、ケーブルTVを契約していなかったので見ることができなかったワケなのだが。(前回はわざわざアップグレードまでしてESPANにかじりついていた)ただ同様のことを最近の冬季オリンピックでも言われていたね。なんだか4年の間に日本では大きな変化でもあったのかしら?

 あと偏ったソースだけど、2ちゃんねるでは中田がここぞとばかりに叩かれていたね~。最後のセンターサークルで力尽きて泣いているのが気に入らないヤツラが多いと言うことなのだろう。

 韓国も敗退してしまったし、やはり世界の壁は未だに厚いのだろうかね。

クルマの修理とデブ猫と......

 今日はグループミーティング。同僚のDaliaがプレゼンテーションした。彼女は主にRobertとともにコンピューテーション(計算化学)に従事しており、プレゼンの多くの部分が理論で占められる。ワタシも無機化学者の端くれだったので、また大学などで量子化学をとっていたので、まあ言っていることはわからないではない。ただほかのバイオ出身者にはきっついプレゼンだったことであろう。

 そんな午前中だったのだが、今日はその前にクルマをガレージに置いてきた。ブレーキパッドの交換のためだ。そしてまたそのガレージから大学まで歩いてきたのだが、その途中でデブ猫が道の真ん中に佇んでいるのを発見。まあ些細なできごとなのだが、歩いているから見えるわけで、クルマだとまず気がつくまい。しかしながらいつも思うのが、ナゼにこっちの飼い猫はものすごいデブなのだろう?食料が違うのかしら?それとも飼い主に似るの?(でもあまり論理的ではないなぁ)そんなわけでもないのだが、ラボテクのLexy(最近、仔猫を二匹飼い始めた)に見せてもらった猫の写真、まだホントーに仔猫だった。だからデブ猫に育てない様にお願いする。実はワタシの母はかつて猫(歴代で4匹、小学1年から大学院の卒業まで猫の居ない生活は無かった)を飼っていたことがあったので、ワタシ自身、猫どもにはそれなりの思い入れがある。

 今日の午後はクルマをとりに出て、そのまま帰宅。明日はタンパク質の精製(スケジュールの都合でのびのびになったのだ)をやるから早起きだね。
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