米国けんきゅうにっき

はじめまして!2001年に日本を飛び出し米国へ。研究分野は化学でしたが、2005年のはじめに職場を東海岸から山の中へ移し、その際に研究分野も大きく変えました。そして2010年に結婚とグリーンカード取得。さらにさらに2011年夏に再び1800マイルを東に向かい、新天地、ミシガンに生活の場を移しました。2016年夏に仕事の都合でテネシーに引っ越しました。クルマ関係の仕事ですが、未だに合間を見ては投稿論文の準備をしています。まあ、せっかくの貴重(?)な人生なので、日々の出来事を残しておくことができれば幸いです。

2005年12月

カレッジバスケ

 今日はなんだか大学の学生バスケトーナメントの試合を見に行った。Lexiのフィアンセ、Ericがラボにやってきて、チケットをくれたのだ。実験が立て込んでいたので、Montana State University vs. San Jose State Universityの試合はパス。その後のNorth Dakota State University vs. Northern Illinois Universityの試合を見た。個人的にNDSUは嫌いだったので(NDSUの所在地、Fargoでいやな思い出があるのだ)NIUを応援するも、僅差での戦いの末、最後のゼロ秒で逆転された。なんだかできすぎの試合だった。まあいいんだけど、なによりも観客席が閑散としていたな。さすがに年末だからか?

 タイトルとは全く関係ないのだが、ゲームのハナシを再び綴ろう。我が青春のゲーム機、PC Engineだが、家庭用ゲーム機はこれが初体験だった。そして当時、「ドラゴンクエスト」全盛の時代、ワタシはPC Engine唯一のロールプレイングゲーム、「邪聖剣ネクロマンサー」というマイナーなゲームをやっていた。当時、最新のグラフィック技術を用いてファミコンでは見られないよーな凝った演出(敵のモンスターを倒すと、ぷしゃ~♪っと血が噴き出すとか......)、妙に暗い世界設定(なによりもまず画面が暗い色合いなのだ)とかで、続けていると鬱病になりそーなゲームだった。しかも当時でもすでに珍しい「ふっかつのじゅもん」!よく間違えて、再開できないことがしばしばあったな~。
 そんなマイナーなゲームのうえ、DQIIIの全盛時代のため話題性に欠ける高校生活の始まりであったのだが、そこでゲームマスターに出会うわけである。彼はこの激しく鬱なゲームをなんなくクリアし、当時のワタシにとっては天上人のような存在であった。そんな彼の影響か高校生活はかなり偏った趣味で過ごしたよーだ。

 さてPC Engineの初期といえば、まず思い出されるのが妙にリアルな志村健や加藤茶のキャラクタ、これまた妙に精巧なグラフィックスの○ンチで一世を風靡した「ケンちゃん、カトちゃん」、ではなくて、ゲーセンで当時はやっていたアイレム社の「R-TYPE」であろう。この移植のすばらしさが後世まで語り継がれている。そう登場当時は業務用ゲーム(ゲーセンにあるやつ)の精巧な移植とかが沢山出ていたため、かなり硬派なイメージだったのだが、そこへある重罪人が出現する。NECアベニュー(現在はなにか別の名前だ)の多部田とゆーヤツだ。コイツの名前を知っているヒトがいたら、キミは間違いなくワタシと同様、青春時代をムダなコトに費やしてきているね。

 次回(続くのか?)はコイツの悪行について分析していこう。ところで、こちらは明日に大晦日だが、日本ではもうすぐ新年だね。このブログもなんだかんだいって半年続いたワケだ。それでは日本に居られるみなさま、良い年の瀬を迎えてくださいませ。そして新年あけましてお( ̄○ ̄)め( ̄◇ ̄)で( ̄△ ̄)と( ̄0 ̄)う( ̄ー ̄)。本年もよ(^o^)ろ(^o^)し(^ ^)くぅ(^-^)ノ゙

ありえな~い

 さっきラボから帰ってきた。なにやら催しものがあったらしく、ちょうど終わりの時間にかち合ってしまい、駐車場からなかなか出られない......おなかがすいたよ~ぅ(T_T)

 突然だがワタシはスピナッチ(ほうれん草)が好きだ。今日もそいつとツナ缶で夕飯をしのいでいる。明日はまたボスが昼ご飯を振る舞ってくれるとか。いいのか?

 ところで今日は朝からアタマに来ることがあった、ってゆーか目を疑った。クルマの前のナンバープレートがナイのだ。しかもプレートマウントの破片がその辺に散らばっていたので、これは歩道の雪かきのときに引っかけたな~と思い、早速、アパートのオフィスに文句を言いに行った。でもさ、プレートなくしたらどーすればいいんだ?(少なくとも周りには見あたらなかった。もしかしたら雪に埋もれているのかな?)

 ラボに着くとLexiにSから電話があったことを伝えられる。「そうか、だから今日は運が悪いんだな。」と独りで納得するも、とりあえず折り返しの電話をすることに。さてこのSだが、このブログのどこかに書いたが、デラウェアで知り合い、ワタシのインド人に対する印象を徹底的に破壊した人間の一人だ。今はジョージアに住んでいるのだが、この年末、ご丁寧にラボまで電話をくれたらしい。
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 ひときしり歓談した後に、耳よりの情報が。同様にワタシに壊滅的な印象を与えたインド人、Kがジョージアを去るそうだ。ここでちょっと解説せねばなるまい。このSKはインドの同郷(タミール)出身なのだが、あることが理由で大変仲が悪い。にもかかわらず、Sがデラウェアからジョージアにある理由で移った後に、Kもジョージアに移ったのだ。これはデラウェアでの研究室のファンドがおりなかった為で、ワタシ同様、Kも別の職を探していたのだった。結果、ワタシはモンタナへ、Kはジョージアへ行くことになったのだが、正直、Kのパーソナリティにはついていけなかった。(これもワタシのインド人に対するイメージを悪くした遠因である。)
 とにかく、このK、ものを散らかしっぱなしにするのだ。これが一番アタマに来ていた。自分の家が汚いのはいいのだが、研究室の公共物までそれだとホントーに困る。そんなこともあり、ワタシの予想ではKは1年でジョージアを追い出されるだろーな、と思っていたら、まさにその通りになったらしい。
 そんなことを話題にしたり、近況を話したりで30分ほど会話をして、電話を切った。Sは最近、デラウェアにいるBeavenにも電話をしたらしい。Beavenはジンバブエ出身のワタシのデラウェアでのビール仲間だった。よく浴びるようにビールを飲んでたっけ。どーも彼はついにグリーンカードがおりたとか。いや~なんだかうれし~ね。久しぶりに彼にも会いたいな、と思った一日だった。

我が青春のPCエンジン

今日はボスがおごってくれるとゆーことで、近くのバーで飲み会。ラボのメンバーだが、今日はJohnとEricがオフなのでボス以外は(ワタシをのぞいて)全部女性だ。改めて、女性の多いラボだと思う。2時間ほど歓談しながら飲んだかな?ワタシはラボに戻って、ちょっと実験。その際にBob(清掃のおじさん)がやってきて、ラボの鍵がおかしいとのことを報告されるが、最近、鍵屋が来たことを伝える。

 ところで、なんだかニンテンドーDSが売れまくっているみたいだね~。実は個人的にはNintendogに非常に興味があったのだが、未だに購入していない。さすがにゲームをやる時間はあまりないんだな~。

 そんなわけでちょっとワタシのゲーム歴について語ろう。

 ワタシがゲームに熱中していたのは高校時代。高校の最寄り駅、巣鴨の前の、ナムコ直営店、キャロットで仲間とよく放課後の時間を潰していた。その当時は任天堂のファミリーコンピュータが一世を風靡していた時代だ。そこでNECホームエレクトロニクスが任天堂の牙城を崩す為にPC Engineを世に送り出した時、すなわち第二次次世代ゲーム機戦争の火蓋が切って落とされたのである。

 ワタシはそれまでファミコンを持っていない稀少な人種であったのだが、このPC Engineは買ってしまった。(ハドソンのサイトでその歴史を垣間見ることができる。)当時はこのPC Engine、美しい画像に加えて、新しい構想を次々と打ち出してきていた。(これをNEC HEでは"コア構想"と呼んでいた)CD-ROMしかり、多人数プレイしかりである。たしか高校の修学旅行ではワタシが陰ながらゲームマスターとして尊敬していたOとともにこのPC Engineを持っていき、夜中、クラスの大半でワールドコートテニスのトーナメントなんかをやっていたものだ。それだけにこのゲーム機には思い入れがあった。その後、セガからMega Drive、任天堂からスーパーファミコンが出そろい、この戦いはスーファミの勝利に終わったと記憶している。

 大学に進学して一時、ゲームから離れていたのだが、修士の頃にソニーからプレイステーションが発売された。このファイナルファンタジー7ははじめての(ロールプレイングゲームでの)3D処理とゆーことで、巷を騒がせたモノである。ワタシはこの画像に魅せられ購入した。当時は(大学院生にもかかわらず)、「オレは星を救うんだ~」とか「今日は帰って星を救う日だ」とかほざいていた。それだけワタシには印象的なゲームだった。

 だがコレを境に一気にゲーム熱は冷めていったね。その次の次のファイナルファンタジーはイギリスの学会先(エジンバラ)で発売を思い出したが、帰ってから(大分で)購入するも、コンプリートせずに友人に譲ってしました。(PSごと)今思えば、これはナゼなんだろーか?その辺はたぶんソニーと任天堂の対照的なゲーム戦略に答えがあるのではないだろーかと思うのだが......この話はまたいつかしよう。

毎日記者の奇妙な社説

 今日は備忘録ぅぅぅぅ。消される前に残しておく。

社説:特急転覆 安全管理で浮ついてないか 4月の兵庫・尼崎の悪夢がよみがえった。山形県の羽越線で起きた特急「いなほ」の脱線転覆事故。先頭車両は今度も線路脇の建物に激突し、車体を「く」の字形に曲げていた。閉じ込められた乗客の救出に時間を要したのも、尼崎の事故と同様だ。死者4人、負傷者三十余人を数える痛ましい事故である。乗客が少なかったのがせめてもの救いで、込んでいれば、さらに大きな惨事となっただろう。尼崎の事故後、鉄道事業者は安全対策に万全を期していたはずだが、年も変わらぬうちに再発させるとは利用者への背信行為だ。取り組みの姿勢や関係者の意識を疑わずにはいられない。
 強い横風が原因、とみられている。運転士も「突風で車体がふわっと浮いた」と話しているという。雪国では冬の嵐に見舞われ、台風並みの強い風が吹き荒れることが珍しくない。その風にあおられたらしい。現場付近の風速は毎秒約20メートルで減速規制するほどでなかったというが、平時と同じ時速約100キロで最上川の橋梁(きょうりょう)を渡ったことに問題はなかったか。突風とは言いながら、風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。暴風雪警報下、日本海沿いに走るのだから、運行には慎重であってほしかった。
 風速25メートルで速度規制、30メートルで運転中止--というマニュアルに違反していない、との説明にも納得しがたいものがある。設置場所が限られた風速計に頼っているだけでは、危険を察知できはしない。五感を鋭敏にして安全を確認するのが、プロの鉄道マンらの仕事というものだ。しかも86年の山陰線余部鉄橋事故などを引き合いにするまでもなく、強風時の橋梁が危ないことは鉄道関係者の常識だ。ましてや「いなほ」は秋田県の雄物川では風速25メートル以上だからと徐行したという。現場では計測値が5メートル低いと安心していたのなら、しゃくし定規な話ではないか。
(以下、略)
毎日新聞 2005年12月27日 東京朝刊


 すげーな、この表現。すでに某掲示板では祭りの予感。
【運転士は】毎日新聞「風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはず」【ワムウか】★2
 ちなみに"ワムウ"とは昔、週刊少年ジャンプで連載されていた「ジョジョの奇妙な冒険」に出てきた究極生命の名前。たしか"ワムウ"は風を操るのだ。
 ハイ、あと一部抜粋です。

面接官「特技は風の息づかいを感じるとありますが?」
学生 「はい。風の息づかいを感じます。」
面接官「風の息づかいを感じるとは何のことですか?」
学生 「風の息づかいを感じるです。」
面接官「え、風の息づかいを感じる?」
学生 「はい。風の息づかいを感じます。具体的に言うと電車の運転です。事故を未然に防ぎます。」
面接官「・・・で、その風の息づかいは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
学生 「はい。乗客の命が守れます。」
面接官「いや、当社には乗客はいません。それに風の息づかいを感じるのは人間業じゃないですよね。」
学生 「でも、突風にも勝てますよ。」
面接官「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
学生 「25未満でも運休できるんですよ。」
面接官「ふざけないでください。それに25って何ですか。だいたい・・・」
学生 「風速です。風速が25メートル以上というのは・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
学生 「あれあれ?怒らせていいんですか?使いますよ。風の息づかい。」
面接官「いいですよ。使って下さい。風の息づかいとやらを。それで満足したら帰って下さい。」
学生 「運がよかったな。今日はMPが足りないみたいだ。」
面接官「帰れよ。」


 どーでもイイが、今の日本のマスコミ、こんな無責任なこと書いてもイイの?

グロウラーのおみやげなのだ~

 今日は同僚のDaliaに原子吸光度計のレクチャー、なんて聞こえは良いが、なんのことはない、装置の使い方の説明だ。ワタシもココに来るまで原子吸光(以下、AAと略す。ナゼ、AAなのかはAtomic Absorptionの略だから。)なんて大学1年くらいの分析化学の実験実習で使って以来だったので、かれこれ十ウン年ほどは経っているな。コイツの目的は試料内にある任意の微量金属含有量を測定するもので、たぶん環境化学とかではよくつかっているんじゃないかな?
 原理はあらゆる物質は任意の光を吸収し、その吸収の度合いは濃度に比例するという性質(これを理系の大学の講義ではLambert-Beerの法則として教わるのだが、理系でも特定分野に行かなければ無用の長物だな。)を利用している。この世界では目に見えるお日様の光(可視光)から電子レンジに利用されているもの(マイクロ波)、はたまたレントゲンにつかわれているもの(エックスレイ)まで様々なのだが、すべての光はこの法則に従うというワケだ。
 まあそんなことをするウチにナゼかボスが出現。(こう書くと、ナニかのゲームみたいだな......)明日は近くのバーでビールをおごってくれるそーだヽ(゚▽゚*)ノシ わぁい♪でもなにか研究のことをその前に話したいらしいΣ(゚Д゚)でもね~、ちょっと聞いてくださいよ~、なんだか今日の結果はいい具合みたいなのよ。確かに寝ぼけてカラムを涸らしたり低温室でバッファ(緩衝液、水になにかの塩を溶かしたモノ)をぶちまけたりしたけどね~。ついにココまで辿り着いたってカンジ~( ̄▽ ̄)。o0○

 Lambert-Beerでビールつながりじゃないケド、LexiがGreat Fallのおみやげでビールを買ってきてくれた。

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グロウラービクトリーのパイントグラスに注ぐ

 このビール、amber系。印象的なのが香りがいいんだ~。そんなわけで、このエントリを書きながら楽しんでます~。デワッ(⌒∇⌒)ノ""マタネー!!
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