やはり二度寝しました。でもかなり快眠ができたので、アタマがスッキリしてます。先ほどSmith(グロッサリーストア)に行ってきて、今日の夕食の食材と飲料水、ビール、そして最近のお気に入りの毒々しい色の水、ゲータレードを購入。今夜はというか今、ビーフシチューを作ってます。でもこれは簡単でMcCormickのシリーズでビーフシチューの粉が売っているので、それを水と小麦粉を混ぜて、野菜・牛肉などとマゼマゼしてオーブンに放り込むだけ。1時間半ほどでできあがります。ところで我ながら未だに米国の単位に慣れていないのか、Deliでマカロニサラダを注文したとき、3ポンドと言ったのですが、想像以上にたくさん詰まってきたので少しビビりました。まーそんな日曜日の午後でした~。
さて前回はPalo Altoに無事にたどり着いたところまでお話いたしました。翌日は共同研究者のWeiが迎えに来てくれるということなので、とりあえず寝ることに。しかし朝起きてみると、その家、人っ子1人居ないのです。つまりカリフォルニアのそのホストファミリーの家にたどり着いてからだれ1人としてホストのヒトを見ていないわけです。それはそれで不安だったのですが、そのうちにWeiがやって来たので、彼女とともにまずはスタンフォード線形加速装置研究所(Stanford Linear Acceleration Laboratory, SLAC)に行き、そこでビジター登録の手続きをしました。ここは基本的にスタンフォード大学の施設なのですが、連邦政府エネルギー省の管轄でもあるらしく、全米の研究施設に対してその施設を開放・共有している場所でもあります。その当時、私の研究に必要であったのは、そこの施設内にあるシンクロトロン(Stanford Synchrotron Radiation Laboratory, SSRL)というモノで、簡単に言うと、電子を光の速度にすることにより発生する電磁波(放射光といいます)を利用する装置です。この放射光のウチのX線を利用した実験がそのときの目的でした。
この施設は基本的に大学の様にカフェテリアなどもあり、日本の分子研にあるレストランとは異なりなかなかおいしかったです。そのカフェテリアで食べ物を購入し、温暖なカリフォルニアの陽光の下でWeiと研究計画について打ち合わせました。そのあとStanford大学の化学科を訪れて、駐車許可証とラボのスペースなどを借りる手続きなどを行いその日はおしまい。その後にはまだ見ぬホストファミリーの方々とのご対面が待ち受けていました。
さて宿に戻るとファミリーの方たちはすでに家に居り、お互い自己紹介を。なかなか緊張しましたね。だってすでに部屋にいるにもかかわらず彼らとは初対面だったわけですし、日常会話もままならなかった私の英語でしたからね。その家族はどうやら中年の女性とその息子さんという構成で、まあその時はつつがなく終わりました。その後のことです。夜も更けてきたところ、階下(私の部屋は2階)で激しい怒声となにかモノを投げる音が聞こえてきたのです......どうやら親子ケンカの模様。それがなかなか収まらず、小一時間くらい続いておりました。"コワイよー(T.T)"と思いながらも、なんだか殺傷事件にならないことと自分に飛び火が来ないことを祈りつつ、ベッドで息を潜ませておりました。翌朝は戦々恐々としながら、階下に降りると何事も無かったように部屋は整然としており、またしても人っ子1人居ない家になっておりました。これがアメリカの家族の日常!?
さて前回はPalo Altoに無事にたどり着いたところまでお話いたしました。翌日は共同研究者のWeiが迎えに来てくれるということなので、とりあえず寝ることに。しかし朝起きてみると、その家、人っ子1人居ないのです。つまりカリフォルニアのそのホストファミリーの家にたどり着いてからだれ1人としてホストのヒトを見ていないわけです。それはそれで不安だったのですが、そのうちにWeiがやって来たので、彼女とともにまずはスタンフォード線形加速装置研究所(Stanford Linear Acceleration Laboratory, SLAC)に行き、そこでビジター登録の手続きをしました。ここは基本的にスタンフォード大学の施設なのですが、連邦政府エネルギー省の管轄でもあるらしく、全米の研究施設に対してその施設を開放・共有している場所でもあります。その当時、私の研究に必要であったのは、そこの施設内にあるシンクロトロン(Stanford Synchrotron Radiation Laboratory, SSRL)というモノで、簡単に言うと、電子を光の速度にすることにより発生する電磁波(放射光といいます)を利用する装置です。この放射光のウチのX線を利用した実験がそのときの目的でした。
SLACの敷地はとても綺麗 | ストレージリングのあるSSRL |
この施設は基本的に大学の様にカフェテリアなどもあり、日本の分子研にあるレストランとは異なりなかなかおいしかったです。そのカフェテリアで食べ物を購入し、温暖なカリフォルニアの陽光の下でWeiと研究計画について打ち合わせました。そのあとStanford大学の化学科を訪れて、駐車許可証とラボのスペースなどを借りる手続きなどを行いその日はおしまい。その後にはまだ見ぬホストファミリーの方々とのご対面が待ち受けていました。
さて宿に戻るとファミリーの方たちはすでに家に居り、お互い自己紹介を。なかなか緊張しましたね。だってすでに部屋にいるにもかかわらず彼らとは初対面だったわけですし、日常会話もままならなかった私の英語でしたからね。その家族はどうやら中年の女性とその息子さんという構成で、まあその時はつつがなく終わりました。その後のことです。夜も更けてきたところ、階下(私の部屋は2階)で激しい怒声となにかモノを投げる音が聞こえてきたのです......どうやら親子ケンカの模様。それがなかなか収まらず、小一時間くらい続いておりました。"コワイよー(T.T)"と思いながらも、なんだか殺傷事件にならないことと自分に飛び火が来ないことを祈りつつ、ベッドで息を潜ませておりました。翌朝は戦々恐々としながら、階下に降りると何事も無かったように部屋は整然としており、またしても人っ子1人居ない家になっておりました。これがアメリカの家族の日常!?