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 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。そして今年の抱負は昨年のご挨拶でも書いたように転職することです。


 昨年はいろいろとチャンスはあったのですが、結果的にオファを得るということには至りませんでした。ただ好材料として、ある会社に最終面接に呼ばれ、1時間のプレゼンとその会社の各部門の人たちとの面接は良い経験になったと思います。また後厄も含めて厄年が終わったことは精神的にも区切りがついて良い方向に向かうのではと思っております。


(自主規制...追記参照)



 ...なんだか昨年のことを振り返ると愚痴になってしまいました。新年の挨拶にはあんまりふさわしくないですね。まあ追記の方に備忘録として残しておきます。


 さて転職以外の今年の抱負ですが、また美味しいアメリカのビールを探し続けていきたいです。それにキャンプやハイキングなどのアウトドアアクティビティを楽しんでいきたいですね。あとこれは自分の性格によるのですが、休暇と仕事の気持ちの切り替えをしっかりできるようになりたいです。妻曰く、休暇の時も研究のこととか気にしているらしく、十分に羽を伸ばしきっていないということなので。まあ精神改革が必要なのでしょう。


 いろいろあると思いますがあたらためて、今年もよろしくお願い申し上げます。
 研究はあまり芳しくありません。少なくとも昨年のこのご挨拶を書いたときとほとんど変化していないことがそれを物語っております。私個人の感触としては、別に壁に当たっているとかそういうことではないのです。発現系やタンパク質精製法の確立、酵素速度論などの測定ですでに十分にデータはあるのですが、まあ上の采配ですね。少なくとも2013年の我々の研究室単体での投稿回数は1回のみ。そのデータ自体は私がこの研究室に参加した年にでているのですが...しかもリジェクトされたので、パブリケーションはゼロです。ボス自体はほかと共同研究しているということで、6報ほどのパブリケーションがありますので、グラントのディフェンスには支障がないのかもしれませんが、ポスドクとしての我々の立場ではそうも言ってられません。

 同僚ともその話によくなるのですが、少なくともこの研究室の方針はポスドクのためのトレーニングというスタンスではないです。毎週月曜日のレポートは良い経験にはなるとは思うわりに、ポスドクが書いた論文草稿をたたき台にして投稿論文を作成せず、その草稿を読んだ後に一から書き直しポスドクは投稿のプロセスから蚊帳の外となるという状態は非常に疑問を感じます。投稿直前のチェックも(タイポミスですら)訂正案を聞かないというのは、そのチェックの存在自体にも疑問だし、なによりもポスドクのやる気を大いに削いでくれます。


 一番の問題点はボスが人の話をあまり聞かないという点に尽きます。そのへんは昨年の時点からわかっていたので職を探し続けていたのですが...なかなか難しい現状です。