トレイル途中で休憩を入れ、さらに圏谷(カール)の中に向かう。結構、近づいたカンジでも未だ湖は見えないのだ。(まあ滝が流れ落ちるのはみえるんだがね)

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接近はしてるんだよ望遠で撮影した滝カール内部の全容が見えるが、湖は未だ見えず


 登りは緩やかだが、やはりあんまり人はいないんだな~。しばらく歩くと小川に出る。そこでカップルのハイカーに遭遇。なんでもムースを見たとか。そのあとまたちょっと登ると、右側に小さな池が。そして登り切った先には!!

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小川は心地よい音を立てて流れる右手に小さな池スッゲー青いんだぜ!


 待ち焦がれてたIceberg湖がスロープの下に現れる。色が青いんだ、これが。そして改めて感動した。2回前のGlacier国立公園来訪以来から行きたいと思っていたこのIceberg湖にたどり着いたことに!

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湖畔から見たIceberg湖名前の由来である小さな”氷山”が浮いている山腹に3頭の山羊が見える


 Iceberg湖の名前の由来は写真にも写っている様に残雪が湖に落ちてきてそれが浮いていることからきている。この湖周辺には氷河はないのだが、冬の間に湖水が凍結し、春から初夏にかけて氷が溶け出すことで、結構、たくさんの”氷山”が浮いているんだとか。湖に向かってカールを構成する左側の山をWilbur山というそうだ。これは一応、ヒトが登れる山らしい(というのはジェネラルストアで売っていたガイドブックの表紙が、その山頂からIceberg湖を写したものだから)。しか~し、岩登りのテクニックが随所で必要なので経験者しか登ってはいけないとか書かれていた。そのWilbur山の中腹にいるのは3頭の山羊。人智を越える能力でそこを登る彼らにちょっと尊敬のまなざしである。

 なにはともあれ、私の主目的は達成されたのである。