ウシとはいっても”モ~ウ”と鳴くアレではない。
かつてGatewayというPCメーカーが存在してたのはご存じだろうか?Wikipediaを見ると、"アイオワ州、スーシティ近郊のウェイト家の農場の中に設立された"と書かれている。(余談だがSioux Cityはネイティヴアメリカン、スー族の街という意味だ。ワタシが東海岸からモンタナへの大移動をしたときにSioux Fallsというサウスダコタの街で一泊の宿をとったが、この街とSioux Cityはアイオワ州・ネブラスカ州・サウスダコタ州に跨ったスーシティ4郡から成るSioux City都市圏に属する)近年になってAcerという台湾系のPCメーカーに買収されてしまったが、Acerグループの一ブランドとして現在も残っている。
さてではなんでそんな話をするのかというと、まあ、まずちょっとガマンして聞いてくれ。このブログでもふれたが、昨年末、迫師走の上旬頃に日本に行く用事ができた。その際に、以前、購入したDellのMini9というネットブックを、持っていくつもりだったのだが、なぜか充電ができなくなる事態に......もう、アレだね。"必要なときにパソコンは壊れる"ってやつ。仕方がないので、ラボに常駐してあるHPのワークステーションを持っていくこととなる。それで、こいつがまた重いんだ、5キロだぜ!?もう日本への往復に漬け物石を抱えて移動するカンジ?とくに今回は、なんだか往路の乗り継ぎがタイトだったらしく、LAに着いたのが成田行き離陸の20分前。もうターミナルをこの漬け物石を抱えながら走りましたよ~。
今回のコトでわかった。5キロを超える荷物はカラダに毒だと。そこで、まずMini9を修復できるかを試みたのだが、どーもBIOSがオカシイらしい(奇しくもこの症状がでたのはBIOSをアップデートした直後だった)。ネットで転がっている情報を見るとDellのMini9はBIOSによるバッテリー充電不具合が多いらしい。ワタシの場合、さらにたちが悪いのはACアダプターをさしても通電されないらしく、起動すらしなくなったのである。仕方がないのでDellに連絡すると、すでに保証が切れているので有償修理だとか。まあ仕方がないんだけどさぁ、BIOSアップデートしただけで、こんな状態になっちゃうってゆーのはどーなのよ?と思ったり思わなかったり。
で、考えました。このMini9を修理にだして、200ドルちかくとられるとしよう。(前のエントリにも書いたけど、正直言って、このPC、まったく快適ではないのだよ。もしネットブックを買う予定のヒトがいたら注意してね。Atomプロセッサははっきりいって遅いです。)で、いろいろとネットを眺めたり、BozemanのStaplesとかに見に行ったりして、CULVというカテゴリのノートPCが台頭しつつあることがわかったのだ。ちなみにCULVとは"Consumer Ultra Low Voltage"の略だそうな。確かにこのクラスのノートPCはネットブックに課せられた解像度の制限(1024x600 or 576)がないため、まず画面が見やすい。さらにAtom搭載機なんかよりもはるかにキビキビ動くのだ。それでいて重さもDell Mini9と同じ様な重さとくれば、かなりココロが揺れ動きました。ああ、値段も$399から450くらいの範囲なので、Mini9を直してまたあの鈍重な操作を強いられるくらいならば、CULVノートに投資すべきでは?とゆーことで購入を決意した。
そんなこんなで目についたのがGatewayのEC1400/1800シリーズ。日本だとCeleron SU2300というデュアルコアのCPUが搭載されている機種が売っているのだが、ここ米国ではCeleron ULV 743というシングルコアのCPU搭載機が似たような値段で出回っていた。たしかにSU2300搭載機も売っているのだが、まだ値崩れがしていなかったので、ここは苦渋の決断。ちょっと前のモデルでEC1805uというCore2 Solo SU3500を搭載している機種が結構、安い値段で出ていたので購入することに。まあこちらもシングルコアだけど、Core2の名前が付いているのだからCeleronよりは高性能なハズということだ。それに持ち運びようだから、あんまり重いタスクはないと思うんだよね。実際、Celeron ULV 743搭載機も店頭でさわった限りだけど、Atom搭載機よりはるかにキビキビ動いていたから。
写真のように赤いのを選んだのはシャア専用だから。というのは冗談で自宅のWin7(64bit)機もシャア専用だから(くどい?)。USBは3つで、VGAとHDMIがそれぞれ一つずつ。あと、マイクとヘッドフォン端子にギガビットイーサーネットかな。メモリカードリーダーも搭載しているな。LCD上部にはカメラが搭載されていました。まあ、最近のフツーのネットブック構成だわな。あとBT(Bluetooth)搭載だと思ったのだけど、デバイスマネージャーでは認識されていなかったので、無いのか初期不良なのか......まあこのPCでBTを使うことはなさそうなのでよしとする。(もし初期不良ならば、元米国のメーカーらしいにゃ)
購入したPCはVistaがプレインストールされていたのだが、キャンペーン中ということでWindows7に無料でアップグレードできるとのこと。これは迷わずWindows7にアップグレードした。(Vistaでもそれなりに動いていたけれども、一度、Win7がイイとわかるとねぇ......)ちなみに年末にオーダーして届いたのが七草明けくらい。そのあとWin7のアップグレードディスクをオーダーして、届いたのが2週間以上経ってからかな?まあ環境を整えるのに1月近くかかった計算になるね。
さて恒例のベンチマークをとってみましたので、CULVノートの購入予定の方は参考にでもしてくだされ。
かつてGatewayというPCメーカーが存在してたのはご存じだろうか?Wikipediaを見ると、"アイオワ州、スーシティ近郊のウェイト家の農場の中に設立された"と書かれている。(余談だがSioux Cityはネイティヴアメリカン、スー族の街という意味だ。ワタシが東海岸からモンタナへの大移動をしたときにSioux Fallsというサウスダコタの街で一泊の宿をとったが、この街とSioux Cityはアイオワ州・ネブラスカ州・サウスダコタ州に跨ったスーシティ4郡から成るSioux City都市圏に属する)近年になってAcerという台湾系のPCメーカーに買収されてしまったが、Acerグループの一ブランドとして現在も残っている。
さてではなんでそんな話をするのかというと、まあ、まずちょっとガマンして聞いてくれ。このブログでもふれたが、昨年末、迫師走の上旬頃に日本に行く用事ができた。その際に、以前、購入したDellのMini9というネットブックを、持っていくつもりだったのだが、なぜか充電ができなくなる事態に......もう、アレだね。"必要なときにパソコンは壊れる"ってやつ。仕方がないので、ラボに常駐してあるHPのワークステーションを持っていくこととなる。それで、こいつがまた重いんだ、5キロだぜ!?もう日本への往復に漬け物石を抱えて移動するカンジ?とくに今回は、なんだか往路の乗り継ぎがタイトだったらしく、LAに着いたのが成田行き離陸の20分前。もうターミナルをこの漬け物石を抱えながら走りましたよ~。
今回のコトでわかった。5キロを超える荷物はカラダに毒だと。そこで、まずMini9を修復できるかを試みたのだが、どーもBIOSがオカシイらしい(奇しくもこの症状がでたのはBIOSをアップデートした直後だった)。ネットで転がっている情報を見るとDellのMini9はBIOSによるバッテリー充電不具合が多いらしい。ワタシの場合、さらにたちが悪いのはACアダプターをさしても通電されないらしく、起動すらしなくなったのである。仕方がないのでDellに連絡すると、すでに保証が切れているので有償修理だとか。まあ仕方がないんだけどさぁ、BIOSアップデートしただけで、こんな状態になっちゃうってゆーのはどーなのよ?と思ったり思わなかったり。
で、考えました。このMini9を修理にだして、200ドルちかくとられるとしよう。(前のエントリにも書いたけど、正直言って、このPC、まったく快適ではないのだよ。もしネットブックを買う予定のヒトがいたら注意してね。Atomプロセッサははっきりいって遅いです。)で、いろいろとネットを眺めたり、BozemanのStaplesとかに見に行ったりして、CULVというカテゴリのノートPCが台頭しつつあることがわかったのだ。ちなみにCULVとは"Consumer Ultra Low Voltage"の略だそうな。確かにこのクラスのノートPCはネットブックに課せられた解像度の制限(1024x600 or 576)がないため、まず画面が見やすい。さらにAtom搭載機なんかよりもはるかにキビキビ動くのだ。それでいて重さもDell Mini9と同じ様な重さとくれば、かなりココロが揺れ動きました。ああ、値段も$399から450くらいの範囲なので、Mini9を直してまたあの鈍重な操作を強いられるくらいならば、CULVノートに投資すべきでは?とゆーことで購入を決意した。
そんなこんなで目についたのがGatewayのEC1400/1800シリーズ。日本だとCeleron SU2300というデュアルコアのCPUが搭載されている機種が売っているのだが、ここ米国ではCeleron ULV 743というシングルコアのCPU搭載機が似たような値段で出回っていた。たしかにSU2300搭載機も売っているのだが、まだ値崩れがしていなかったので、ここは苦渋の決断。ちょっと前のモデルでEC1805uというCore2 Solo SU3500を搭載している機種が結構、安い値段で出ていたので購入することに。まあこちらもシングルコアだけど、Core2の名前が付いているのだからCeleronよりは高性能なハズということだ。それに持ち運びようだから、あんまり重いタスクはないと思うんだよね。実際、Celeron ULV 743搭載機も店頭でさわった限りだけど、Atom搭載機よりはるかにキビキビ動いていたから。
まずは見た目 | 話題の平たいKB | |
両サイドの端子類 | 現状のデスクトップ画面 |
写真のように赤いのを選んだのはシャア専用だから。というのは冗談で自宅のWin7(64bit)機もシャア専用だから(くどい?)。USBは3つで、VGAとHDMIがそれぞれ一つずつ。あと、マイクとヘッドフォン端子にギガビットイーサーネットかな。メモリカードリーダーも搭載しているな。LCD上部にはカメラが搭載されていました。まあ、最近のフツーのネットブック構成だわな。あとBT(Bluetooth)搭載だと思ったのだけど、デバイスマネージャーでは認識されていなかったので、無いのか初期不良なのか......まあこのPCでBTを使うことはなさそうなのでよしとする。(もし初期不良ならば、元米国のメーカーらしいにゃ)
購入したPCはVistaがプレインストールされていたのだが、キャンペーン中ということでWindows7に無料でアップグレードできるとのこと。これは迷わずWindows7にアップグレードした。(Vistaでもそれなりに動いていたけれども、一度、Win7がイイとわかるとねぇ......)ちなみに年末にオーダーして届いたのが七草明けくらい。そのあとWin7のアップグレードディスクをオーダーして、届いたのが2週間以上経ってからかな?まあ環境を整えるのに1月近くかかった計算になるね。
さて恒例のベンチマークをとってみましたので、CULVノートの購入予定の方は参考にでもしてくだされ。
PC name | Mobile-Alice | Alice7 | Alice6 | Lab-Alice2 |
Operating System | Windows7 Home (32bit) | Windows7 Home (64bit) | Windows XP Home (32bit) | Windows XP Pro (32bit) |
CPU | Intel Core2 Solo SU3500 | AMD Athlon64 2X 3800+ | AMD Athlon64 2X 4200+ | Intel Core2 Duo T7800 |
frequency (GHz) | 1.4 | 2.0 | 2.2 | 2.6 |
memory (GB) | 2.0 | 3.0 | 3.0 | 2.0 |
GPU | Intel GS45 | AMD Radeon HD3870OC | ATI Radeon X800Pro | NVIDIA Quadro FX1600M |
ゆめりあ(それなり) | 6628(51) | 25328(168) | 42619(130) | 69828(181) |
FF bench | 1453(3) | 3269(14) | 4414(43) | 7447(8) |
3DMark6 | 577 | 6492 | 1395 | 5321 |
CPU | 644 | 1299 | 1524 | 2230 |
SM2.0 | 181 | 2645 | 669 | 2205 |
SM3.0 | 233 | 3661 | N/A | 2018 |