歳をとるごとに自分の予定とかを忘れてしまうことがないだろうか?まあ歳をとらなくてもそんなことはあると思うのだが、そういった個人の予定を管理するツールとしては古くから"手帳"がある。これが最近の技術革新によって"電子手帳"となり、PocketPCなどのモバイルPCに含まれるPIM(Personal Information Manager)というアプリケーションとなっていった。
そんなPIMだがワタシのアメリカ生活の間にいくつか利用してきた。最初はHandspring社から出ていたPalm OS互換のVisorを、途中でWinodws CEベースのPocket PC、Compaqから出ていたiPAQを使っていた。これらPDA(Personal Digital Assistant)はそれなりに便利だったのだが、技術革新の変遷とともに機能の陳腐化により、個人的には使わなくなっていった。(まあこれはワタシの性格もあるんだろう)
そして一昨年から使っているiPod touch。去年の2.0へのアップデートから飛躍的に多目的化デバイスとして使えるようになっていった。この多機能化を助けるiPodアプリを紹介していこうというのが、前回のエントリから始めたシリーズの趣旨である。
さて今回は上でも触れているPIM。Windows CE時代から"さいすけ"というアプリが定番ソフトであった。これがiPhone/iPod touchアプリに移植されたものが"SaiSuke"である。このiPod版SaiSukeの優れている点はインターネット上のGoogle Calendarに入力された情報と同期できることだ。またGoogle CalendarはMozilla Thunderbirdのプラグイン、Lightningを介して同期もとれるため、PCの前に居ようが、iPod touchを携帯してようが、いつでも同一の情報を閲覧できる。
表示は画面下から二段目にあるメニューで切り替えることができるが、個人的には月表示(上の写真左)が一目みて見やすい。カレンダー上の日にち、或いは画面下のメニューの一番左のメニュー(○のなかにプラスマーク)をタップすると新規に予定を追加できる。その隣のメニューは機能の設定だ(下の写真、真ん中)。表示メニューは基本的に上述と同じ。その次の"今日"は今日の日付にカレンダーに移動するメニューだ。そしてその隣は予定の検索だ。
カレンダー上のすでに入力されている予定をタップすると、その予定の詳細が表示される。またその際の画面の右上にある"編集"ボタンをタップすることで、予定の変更などが可能になる。再び元の画面の下から二段目のメニュー、一番左にある"リスト"をタップすると近いウチに訪れる予定がリストアップされるわけだ。
無線LANのエリア内にいるときに画面一番下にあるメニュー群で一番右にある同期をタップすればGoogle Calendar上の情報のダウンロードや、SaiSuke上で編集した内容をアップロードしてくれる。
このようにPIMの機能を一通り網羅しているのだが、やはり特筆すべきはGoogle Calendarとの同期であろう。iPhone/iPod touchにプレインストールされている"連絡先"アプリはiTunesを介してGoogle Contactと同期をとれるため、この2つのアプリを使いこなせば、基本的にMobile MeやWindows Live!などのクラウドサービスを利用しなくてもデータを一元管理することができるわけだ。
個人的にはGoogleに依存しすぎるのもちょっと不安なのだが、便利であるのは確かである。
そんなPIMだがワタシのアメリカ生活の間にいくつか利用してきた。最初はHandspring社から出ていたPalm OS互換のVisorを、途中でWinodws CEベースのPocket PC、Compaqから出ていたiPAQを使っていた。これらPDA(Personal Digital Assistant)はそれなりに便利だったのだが、技術革新の変遷とともに機能の陳腐化により、個人的には使わなくなっていった。(まあこれはワタシの性格もあるんだろう)
そして一昨年から使っているiPod touch。去年の2.0へのアップデートから飛躍的に多目的化デバイスとして使えるようになっていった。この多機能化を助けるiPodアプリを紹介していこうというのが、前回のエントリから始めたシリーズの趣旨である。
さて今回は上でも触れているPIM。Windows CE時代から"さいすけ"というアプリが定番ソフトであった。これがiPhone/iPod touchアプリに移植されたものが"SaiSuke"である。このiPod版SaiSukeの優れている点はインターネット上のGoogle Calendarに入力された情報と同期できることだ。またGoogle CalendarはMozilla Thunderbirdのプラグイン、Lightningを介して同期もとれるため、PCの前に居ようが、iPod touchを携帯してようが、いつでも同一の情報を閲覧できる。
ワタシが設定している初期画面 | 週リスト表示 | 年間カレンダー表示 |
表示は画面下から二段目にあるメニューで切り替えることができるが、個人的には月表示(上の写真左)が一目みて見やすい。カレンダー上の日にち、或いは画面下のメニューの一番左のメニュー(○のなかにプラスマーク)をタップすると新規に予定を追加できる。その隣のメニューは機能の設定だ(下の写真、真ん中)。表示メニューは基本的に上述と同じ。その次の"今日"は今日の日付にカレンダーに移動するメニューだ。そしてその隣は予定の検索だ。
新規追加メニュー | 機能メニュー | 検索メニュー |
カレンダー上のすでに入力されている予定をタップすると、その予定の詳細が表示される。またその際の画面の右上にある"編集"ボタンをタップすることで、予定の変更などが可能になる。再び元の画面の下から二段目のメニュー、一番左にある"リスト"をタップすると近いウチに訪れる予定がリストアップされるわけだ。
予定の詳細 | 近い予定やTo Doなど |
無線LANのエリア内にいるときに画面一番下にあるメニュー群で一番右にある同期をタップすればGoogle Calendar上の情報のダウンロードや、SaiSuke上で編集した内容をアップロードしてくれる。
このようにPIMの機能を一通り網羅しているのだが、やはり特筆すべきはGoogle Calendarとの同期であろう。iPhone/iPod touchにプレインストールされている"連絡先"アプリはiTunesを介してGoogle Contactと同期をとれるため、この2つのアプリを使いこなせば、基本的にMobile MeやWindows Live!などのクラウドサービスを利用しなくてもデータを一元管理することができるわけだ。
個人的にはGoogleに依存しすぎるのもちょっと不安なのだが、便利であるのは確かである。