今週はタンパク質の精製で忙殺された。ワタシは冬になると手の甲の肌がカサカサになる。今年もそうなのだが、さらにタンパク質精製の為に水をいじる機会がたくさんあるため、もぅあかぎれがヒドくてヒドくて......さすがに今週後半にもなると出血し始めた。もう身を削るような精製である。その甲斐あってか精製されたタンパク質はなかなかよい収量でよい質。コレは日本の共同研究者行きのサンプルは確定なのだが......

 今週、思い立って携帯電話の機種交換をした。今まで使っていた携帯はMotorolaのv265というヤツでモンタナにやってきた時に機種交換をしたのであった。もうアレから3年近く経っているわけだ......モンタナでの3年間を共にしたこのv265ともとうとうお別れとなったのである。

 さてナゼ機種変更をしたのか?今回のはMOTO z6cというもの。まあ名前の通り、Motorolaのケータイだ。(個人的にMotorolaという会社は結構お気に入りなので、アメリカでケータイを契約してからずっとMotorolaのケータイではある)音楽も聴けるし、ネットも見られるというふれこみだが、ワタシ的にはその辺は興味がない。この機種を選んだもっとも重要な要素は、この機体、海外(米国外)でも使えるのだ。

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 技術的にはGSMの900と1800に対応しているらしく、(SIMカードがあれば)間違いなくヨーロッパでは使える。疑問に思ったのは日本での利用。○んぴらにも聞いたが(カレはGSMケータイのスペシャリスト?)日本でGSMは使えない。それは或る程度予想していたので、機種変の前にVerizon Wirelessのカスタマーサービスに電話して問い合わせてみた。しかし電話に出てきたヤツはこの機種が日本で使えるかどーかわからないという上に、もっと高いBlackBerryを薦める始末。そもそもBlackBerryだって使えるかわからないじゃん!!まああいかわらずVerizon Wirelessはカスタマーサービスがショボいなと思ったのである。

 まあそんなワケでBozemanにあるVerizon Wirelessのリセラーショップで聞いてみることにした。(ちなみにワタシのケータイはいまだにデラウェアのエリアコードなのでココでは機種変ができない)で、担当のフトッちょいわく、「モチロン使えるよ!!」と自信満々に言うのだよ、キミ。チョー、うそくせ~と思ってGSMネットワークが日本ではないという旨を尋ねると、CDMAのローミングを利用するから大丈夫なんだとか。(ちなみにVerizon WirelessはCDMAネットワークを採用している)疑心暗鬼になりつつも、「まっ、いいかっ」と思って機種変をしたのであった。少なくとも米国では使えるしね。

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送られてきた状態はこんなカンジSIMのスロットが見える


 まあそんなこんなでオンラインオーダーしたのがコレ。付属品には海外で使えるソケットがいくつか。ちょいショックだったのがこれまでの充電器が使えなくなったこと。どうもRAZRシリーズからはUSBのソケットを利用しているらしい。そのくせ一般的なUSBソケットとは互換がないので、Motorola製のブツを購入しなければならないらしい。あといいところといえばBluetooth対応だね。これならクルマでのハンズフリーがずいぶん楽。それにクルマだけではなく研究室でもケミカルに汚染された手でケータイに触らずにすむのがイイね。

 逆にフリップ型じゃなくなったのでこれまで使っていたケータイカバーを流用できなくなった。あれは落としてもそれなりにショックを吸収するのでよかったのだが......今回のヤツは落としたら即効でぶっこわれそうだョ......

 機種変に伴い新しい期待のアクティベーションをした。これはオンラインでできるのだが前回はなぜかうまくいかなくて結局電話するはめになったのである。さて今回はどーかといえば、つつがなく終わってしまった。これが3年という月日なのだろーかね。まあ何のトラブルもないのは良いことだけどね。逆に前のケータイにダウンロードしていたゲームがまったく使えなくなった。この辺はちょっと寂しい限りだ......