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 ああ、クリスマスだね。もうすぐ正月だな。とりあえずメリークリスマス&ハッピーニューイヤーでお( ̄○ ̄;)め( ̄◇ ̄;)で( ̄△ ̄;)と( ̄0 ̄;)う( ̄ー ̄;) さて最近、このぶろぐをサボり気味であるのだが、読者のみなさん(そんなヒトたちが居るのかギモンだが......)、お元気でしょうか?風邪とか引いてないかな~?前回のエントリのように、今年は年甲斐もなく部屋にクリスマスツリーをたててみますた。さらにさらにサンタ帽も購入し、昨日のクリスマスイブにはラボに赤ずくめの服で参上。"オマエらホントーのサンタクロースの意味を知っているかぁぁぁぁ~”と包丁を持っては現れておりませんが(むかしそんなサスペンスドラマが24日にやっていた......今なら放送自粛だな......)、個人的にはチョイ浮かれ気味のX'masでゴザイマス。(イヤ、べつになにもしてないけどね。現に今日も部屋で無為に時間を過ごしている......)

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サンタがまちにやってくる~ぅぅぅぅ♪


 さてさてこのクリスマスが訪れる前によいことがありますた。まあ或意味ささやかではあるのだが......まずH1B1のビザ期間延長の申請がおりました。意外と早かったかな。だって前回の日本帰国直前に書類を出したという連絡を受けたから2ヶ月弱だろうか?とりあえずあと約2年半は合法的に米国に滞在できるワケだ。次にNSF(National Science Foundation)の申請が通ったこと。じつわこの1年はこのことがずっと気がかりであったのだ。ウチのラボではグラントの申請はPI(Principal Investigator)であるボスとともにポスドクが中心となってプロポーザルの骨子を考えるのである。だからココでのポスドクの責任は意外とおおきい。特に今期はブッシュ政権による戦費の肥大化で科学研究に関する予算がかなり縮小されており、ただでさえ基礎研究は通りにくい状況であった。実際、7月の時点でパネルコミッティ(まあ審査委員会だね)からは高い評価を受けていたものの、実際の予算はおりなかったワケだ。で、その時に申請書の内容を少し手を加えて再申請したものが、今回の結果につながる。これは向こう3年間、MSUで研究に従事できるということばかりではなく、個人的にも自分で発案し(拙いのだが)書き上げた申請書の草稿が予算通過に貢献したという意味で非常に意義のあることである。もちろんPIではないので自分のレコードにすることはできないのだが、将来の一歩につながるという自信がもてたと思う。そんなわけでボスからその予算の話を聞いてから、日本から持参してきた"銀盤"という富山の日本酒をみんなに振る舞ったのであった。なおなぜ"銀盤"なのかといえば、この日本酒はワタシの姓である家の本家が富山にあり、かつては古い作り酒屋であったことに由来する。いまでこそ本家は作り酒屋をやめてしまったのだが、戦時中の米不足の折りにほかの2つの酒屋と一緒にこの"銀盤"を作り上げたのだそーだ。母から聞いた話なのではっきりとした話しではないのだが、本家に行くと"米の芯"という銀盤ブランドの高級酒をもらったものだ。そういう理由で日本に帰国したときに"銀盤"を近くの店で見つけておいたのである。まあ願掛けみたいなものだが、NSFが通ったということは自他共に意義深いことであった。

 さてこのNSFの話に前後してPCを新造した。といってもあり合わせのパーツにCPU・マザーボードを購入して作ったのであるが。昨年、建造したPCは居間に置いてあり現在でもちゃんと機能するのだが、3階の寝室でも作業ができないかと模索していたのである。実は寝室にあるPCは米国にきて初めて購入したSONYのVAIOであったが、改造に改造を重ねてPentium IIIの1.4GHzにメモリが512MB、HDDが3台搭載されておりその合計は240GBであった。しかしながらすでに5年以上の歳月がたっており、さすがに常用するにはPentium IIIでは遅すぎると感じるようになったのである。今回は余っていた(正確には居間のPCに刺さっていたのだが、相性の問題で理論値通りの性能を出せなかった)メモリであるDDR400を流用、Socket939バージョンのAMD、Athlon64 2X 3600+を購入した。お値段は$49である。もうそんな値段で2コアのCPUが買えるんだよねぇ。HDDもその辺のお店で売っていたSATAの320GBのやつをつっこんで520GBとなる。なんだかキャンペーンをやっていたみたいでCPUを買ったらAMDロゴ入りのニット帽がついてきた。最近、ニット帽をなくしたのでサンタ帽を常用していたのだが、今日を過ぎればちょっと場違い。まさに天恵のタイミングである。その建造したPCで今、まさにこのエントリを書き込んでいるのである。同じデパートメントにいる日本人ポスドクの方からiBookが壊れたので救援を求められたのだが、彼はバックアップをちゃんととっておらずHDDからデータを吸い出すのにいろいろとすったもんだしていた。それを目の当たりにしたので、データの冗長化は重要だな~と思う。今回はそういったこともあって寝室にも常用に耐えうるPCを設置したのであった。つまり2つのPCはどちらかに最新データが書き込まれると、その情報を自分のHDDに書き込むようにしてあるのだ。

 なにはともあれ、今年の年末年始はちょっと落ち着いた年を過ごせそうである。