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 今週末でラボの引越、前半戦終了。全ての梱包を終わらせた。そんでEric、Johnと共に近くのバーで祝杯。ε=( ̄。 ̄;A フゥ......なんだかとってもツカレたよ。まあこの梱包期間の自分の生活を振り返ると、ハッキリいって何もしてないんだよねぇ......そんなワケで時間的ゆとりを理由に大分の食べ物、鳥天を作ってみた。(実は作り方を知らなかったので、試行錯誤の末、この三回目の合成にして食べられるレベルに到達したのである......)さてナゼ鳥天なのかというと.....Robの学生のTravis(日本オタク)がSeattleに行った時に、カボス汁を買ってきてもらったのだ。(トーゼン、彼はカボスの存在自体を知らなかったのだが、なかなかどうして見つけだしてきてくれたのだ。アル意味、目を見張るね。)ああ、ちなみに彼にこの鳥天をごちそうしてあげる約束をしてあるので、この合成は一連の実証試験である。(以下の記述でなにか間違っているとか意見があるとかゆー大分在住あるいは出身のヒト、どしどしご意見ください。ちなみにワタシは大分に1年しか住んでおりませんので悪しからず。)基本的にトリを揚げるので生になるのは避けたかった。だから下ごしらえとして酒蒸しにした。またワタシのキオクでは大分で食べた鳥天はちょっと味が薄かったので、たくさん食べると飽きてくる。そんなワケで下味を付けることにしたのである。下味は基本的にトリの唐揚げと同様。しょうゆ、酒、塩、砂糖に生姜を加えて15分ほど浸けておいた。その後、紹興料理酒で30分ほど蒸す。(これはワインでも良いかも。)汁気を切ったあとで、両面に小麦粉をまぶして黄水(卵の黄身と冷水を混ぜたモノ)と小麦粉を入れ、ダマになる程度でかき混ぜ、小麦粉をまぶしたトリを浸す。これを180℃まで熱したサラダ油(+ゴマ油少々)で揚げるのだ。揚げ時間はだいたい5分弱かな?揚げすぎて堅くなることは心配だったが、酒蒸しの処理が良かったのか、食感は心配と裏腹に柔らかくてよかった。天つゆの方は椎茸だしベースでしょうゆとみりん。コレにカボス汁をたらして食するのだ。味はなかなか。今回はタケノコ(ただし日本で売っている水煮の真空パックは手に入らなかったので、その辺のスーパーで売っているbamboo shootの缶で代用した。)の炊き込みご飯も併せて作った。まあデキは写真みたいなカンジだ。味は上にも書いてあるよーに悪くなかったヨ。

 閑話休題。

 もう一月ほど前になるが、BozemanのはずれにあるM Trailに登ってきた。M Trailとは町のどこからでも見える山肌に彫られており"M"の文字に通じるトレイルだ。

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町から見える"M"の文字"M"はココ(カーソルを画像の上に)モチロン、険しいほうをチョイス

 イヤ、見た目はそんな大したことなさそうだったのよ。でも"Most Rigourous"を選んだのがマチガイだった_| ̄|○ ガクッ 途中で5人ほど、アメリカ人に抜かれた......

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途中で駐車場を見下ろすこのあたりで帰りたくなってきた

 まあ(体力の)分際をわきまえるべきだったのだが、途中でなんども休みながらなんとか"M"まで到達した。

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"M"の文字はこうなってましたここからの駐車場の見た目Bozemanを展望する

 登ってみるとわかるんだが結構、高いんだよね。一応、水を持っていたのだが、カナリ途中で飲んだ。(普段はあまり水を飲まないヒト)でもこの"M"の文字、何を意図して作ったんだ?これだけの石を運ぶだけでもカナリのエネルギーを要すのに、さらにココに"M"の仕切りを作ってなんて、ものすごい情熱だね。まあともかく町の展望はなかなかよかったと個人的には思う。ただし無理して険しい道を選ばなくても、もっと緩やかなルートもあることを付け加えておこう。