昨日、ビザを貼られたパスポートが送られてきた。先週の金曜日に港区にある米国大使館までビザ発行申請に行ってきたのだ。

 ワタシは米国でH1B1の申請を行い、認可されてから米国外に出ることは無かった。それゆえ今回の日本への一時帰国がビザ認可以来、はじめての国外旅行となる。この場合、米国再入国のためにビザを発行してもらわなければならないため、その手続きとして大使館に出頭したのだ。

 出国する前にモンタナ州立大学にあるインターナショナルオフィスで必要書類の確認を行っていたのだが、大使館で書類の不備が発覚した。DSフォームの一つを用意していなかったのだ。ただこのフォームは大使館にも用意してあり、記入項目は履歴書と同様の内容。その場ですぐに準備ができた。

 そのあとは待合室でしばらく待つと名前を呼ばれて指紋の採取を受ける。(今はスキャナーみたいなやつに人差し指を乗っけて、電子化している。)そのあとまた再び待たされて、今度は領事との面接となる。

 カウンターみたいな場所で透明の仕切りがしてあり、その間で領事との会話が行われる。聞いていた話だと日本語で簡単なやりとりがあるだけだと聞かされていたのだが、ワタシの時は結構、いろいろと英語で聞かれた。まず専攻はもちろん、どういった研究をやっているのかなどのより具体的な説明、またビザが切れた後にどうするつもりかなど。聞いていたのとはずいぶん様子が異なっていたのだが、最後にはビザ発行の許可がされた。これは就労ビザ故なのだろうか?それと同僚のDalia(彼女は帰国の際にカナダの米領事館でビザの申請をしていた)から、予約の際に払った$100以外にさらに$100が必要だと聞かされていたので、その領事にそのことを尋ねたところ、いっさい必要ないとのことであった。

 しかしビザっていうのはいろいろ複雑だねぇ。