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 前回に続きロデオのエントリだ。その前に、ウシたちを統率する年輩のカウボーイがいる。彼の出で立ちはまるでオーラのみでウシをコントロールしているような貫禄(?)がある。しかしちょっと不思議に思ったことが......よく見ると彼は投げ縄を持っていない。代わりにハリセンを持っているのだ!?
 そんなかれはハリセンマスター(?)なのかな?彼を眺めていて「のだめ」に出てくるスパルタピアノ教師を思いだしてしまったのであった......


 さて3つ目の競技はやはりウシを捕獲するのは同じなのだが、これはチーム全員(4人)で行う。そしてウシの動きを止めたところで......

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決まった番号のウシを誘導まずは縄で動きを止める降りてしっぽを引っ張る(^^)


 なんだか定石があるみたいで、まずは投げ縄を放ってウシのアタマあたりにひっかける。そして後ろ足をやはり縄で固定後、馬から下りてウシと格闘開始だ!(ところでシッポを引っ張るのはホントーに有効なのだろーか?)

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三人がかりで押さえ込みミルク絞りボトルのミルクを確認

 さてウシとの格闘を経て、なにをやるのかといえば乳搾りだ(;^_^A
 このウシを押さえ込んでミルクを絞ってから審判のところまで駆けていくタイムの競技対象みたい。実際、ミルクを絞ったカウボーイはかなり必死の形相で審判のいる場所まで走っている。そうなるとこの競技のポイントは3つだ。まずウシに対する鑑識眼と馬術はもちろん、ウシにおそれを抱かない勇敢なココロが必要だ。また戦略としてできるだけ審判に近い位置でウシを押さえ込むということも考慮しなければならない。見た目と競技名(Milking)とは裏腹にかなり高いレベルの思考と技術を要求する競技なのだ。

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ゲートが開く前からかなりの暴れ気味よく乗ってられるよねぇ


 実際、ロデオといえば上の写真のような暴れ馬とか牛に乗ってどれだけ長くいられるかを連想するのだが、こんなに多彩な競技なんだと改めて感心してしまった。みなさまもロデオを見に行く機会がありましたら是非どうぞ!一見の価値アリだね~。