何気なく撮った写真。みなさんはどのように発音することだろう?私にはどーしても”オ○ラスカ”としか読めないのだが......なんだか撮影しながらおかしくて笑ってしまったのであった。でもこの名前の由来はなんだろう?
さてさてこれはMt. RainierからMt. St. Helensに行く途中に撮影したものだが、以下の文脈とはいっさい関係ない。そう我々はこの時点でワシントン州を南下しており、あの1980年の大噴火で有名なMt. St. Helensに向かっているのであった。
このブログのこれまでのエントリをごらんになればわかると思うのだが、私はかなりタイトなスケジュールで行動する。この日、Mt. RainierとMt. St. Helensに行った話を同僚のJohnにしたらあきれていた。まあそんなカンジの旅行なので、体力を激しく消耗するワケである。
Mt. St. Helens。何を連想されるであろうか?1980年といえばまだ私は小学生だった。(遅刻魔だったので)NHKの朝のニュースを終わりまでみていたものだ。おそらくそのときに噴火のニュースをみていたことであろう。それから26年である。山の周りには草木が再生をはじめているとか。ちょっとワクワクしながらのドライブであった。
午後遅くの到着ということをかんがみても、ちょっと山の周りは静かすぎるきらいがあった。草木は生えているのだが、なんだか生命の気配が弱々しい。そんな印象である。
Mt. St. Helensに続く道は川に沿って登っていくカンジである。結構な規模の渓谷の先に雪で覆われたMt. St. Helensは静かに鎮座しており、そのかつての暴力的な装いとは対照的な姿であった。
ビジターセンターには閉館直前にたどり着く | 意外と綺麗な面もち |
ビジターセンターに着いたのはすでに午後遅くであった。入館料を払おうとしたら、もうキャッシャーを閉めたかたタダでいいとのこと。ついでに路面状況やほかの展望台の様子を尋ねると、もっとも近づける(火口から2マイルまで)展望台は冬季閉鎖だとか。そんなわけでいけるところまで行くことにする。
最初のビジターセンターからの望遠撮影 | 2つ目のビジターセンターから、渓谷の様子がよくわかる | もっとも接近したところから、もちろん望遠 |
モノクロで撮るとちょっとゾクゾクする | 雪に覆われてわかりにくいが火山ドームの場所 | 帰りにちょっと離れた場所から撮影、山頂に少しモヤが |
山に近づくにつれて静けさが増してくる。そして大規模な渓谷と雪は冬のSt. Helensに訪れようとしている訪問者を拒絶するよう。なんだか不思議な空間がそこには在った。