現在、私は自宅に常時回線を引いていますが、速度は320kb/sと日本のインフラと比べるとかなり遅いです。ただこの回線、この地域の業者のサービスで彼らによればADSLに似た技術だが実効速度もほぼ上記の値だとのこと。米国ではcomcastなどのケーブルTV会社が運営している回線があり(私もデラウェアにいたころに利用していました)、1.5Mb/sを謳っていますが実際はその1/3程度しか出なかったと記憶してます。それでも今の回線より速いのでるけどね。VerizonのADSLは知りませんが、友人のひとりによればよく切断してしまうとのことでした。そんなわけで米国はどちらかといえばインターネットインフラの後進国ですね。実は昨夜も回線が切断されたままになっていました。こんな場合はサービスに連絡を入れるのですが、まあ復旧に2,3日かかりますね。今回の場合は、どうやらサーバー側の問題だったらしくて、今朝、復旧しましたけれど。

 しかしこちらの人たちはかなりネットに依存した生活を送っているような気がするのですが。たとえばあるものがほしい場合、まずちかくの店では目的のものが置いてあることはまれですから、通販を利用します。以前は電話で注文だったみたいですが、その場合商品を探すときにカタログを取り寄せる手間があったり、またそのカタログが最新の情報を含んでいなかったりと、まあいろいろな問題がありますね。そういった意味ではインターネットは彼らにとって天の恵みだったとも言えます。また最近のニュースかなにかで、「米国の人たちは電子メール依存が大きい」という話題を取り上げていました。電子メールもネット利用の基本の一つなので、上記の議論に真実味を加えていますよね。ただこちらの人たちは、ある程度で満足するみたいですから、今の状況なのかもしれませんね。このことは携帯電話の大きさや重さに反映されていますし。

 今日はこれから酵素反応をモニタする実験と遺伝子操作した大腸菌の育成条件の最適化を同時に行いますので、たぶん夕食はジャンクフードでしょう...