年末に天井の高い部屋に時計を取り付けたのだが、その際に夏時間に代わる際にはふたたび脚立を持ち込んで時刻合わせをしなければなならないなと思っていたのだ。そしていざ夏時間になってみて、この時計が正しい時刻を示していないのは軽くストレスフルなのである。また脚立をガレージから持ってきて登って時刻合わせすべきなんだが、電池交換以外で脚立を持ってきて時計にアクセスするのはなんだか対費用効果が悪い気がする。そーいうわけで、この時計を電波時計化することにした。
フツーの時計を電波時計化するというと敷居が高そうに聞こえるがやることは簡単。時計のクォーツ駆動部を電波時計対応のものに交換するだけだ。キット自体もAmazonで売っている。$20くらいなので電波時計そのものを買うよりも安いし、好きな文字盤と組み合わせられるのでデザインの自由度が高い。
取り付け自体も上述したように簡単である。表の秒針・長針・短針を外してから駆動ユニットを文字盤に固定するナット・スペーサーを外す。あとはその逆手順で電波時計対応の駆動ユニットを挿げ替えるだけ。
ここで注意なのが時計の針を12時に位置にしてからモーター固定ピンを外すように説明書に書かれていたのだが、ピンを外すときに不意に時計の針が動いてしまい、そのあとに電池を入れたのでモーターの基準位置がくるってしまった。そのあと電波を受信したのだが、明後日の時間を示す始末。諦めてAmazonに問い合わせたら交換のキットが送られてきた。どうやら商品がDOAという判断らしい。だから完成体は2つ目のユニットである。
2つ目のユニットは慎重に組み上げたところ、正しい時間を示してくれた。電波受信から正しい時刻を刻み始めるまで20分くらいか。ウチにあるSHARP製の電波時計よりも優秀である。再び脚立にのぼり壁に設置してスッキリ。今回のことで改めて室内用の脚立が欲しいなと思った。やはり天井からつり下がってる高い位置のシャンデリアのバルブ交換がいつか訪れるだろうから、その時までに調達したいネ。